大人気の推し活神社「福徳神社」とは?歴史やお守り、チケット運UPの方法まで解説!
更新日:2023.12.28
「推し」に会うことは「推し活」でも最大級のイベント。そんな「推し」と会える機会を増やすため、神社にお参りしてみるのはいかがでしょうか。今回は、推し活にゆかりのある福徳神社について紹介します♪その他、有名な神社や参拝マナーについても触れているので、推し活運を上げたい方は必見です!
目次
「推し活」で神社?
「推し活」といえば、ぬい撮りやライブ映像の鑑賞会などが有名ですが、最近は神社に参拝することも人気となっています。では、「推し活神社」について詳しくみていきましょう。
何をお祈りする?
まず気になるのが「何をお祈りするか」でしょう。お祈りの内容は人によってさまざまですが、多いのは「ライブやファンミーティングなどの当選祈願」です。他にも、「神席祈願」をする方も多く、イベント前の「推し活」として人気が高まっています。
また、「発売したCDのヒット祈願」や「ドラマのヒット祈願」など、推しの活躍を祈願するために訪れる方もいるようです。
有名な「推し活神社」とは?
今回は関東地方にある「推し活神社」を3選紹介します。ライブやファンミーティングの前に、訪れてみてはいかがでしょうか。
東京大神宮
神前結婚式創始の神社であり、縁結びのご利益で有名です。良席祈願の絵馬も多くみられることから、推し活スポットの一つといえます。
皆中稲荷神社
皆中稲荷神社の「皆中」には『みなあたる』という意味があります。そのため、当選祈願のためにお参りに訪れる方が多いようです。
住所:東京都新宿区百人町1-11-16
アクセス:JR「新大久保駅」より徒歩約1分、JR「大久保駅」より徒歩約3分
元町嚴島神社
祀られる神様はいずれも女神で、パワースポットとして穴場の神社です。航海安全にまつわるため、ワールドツアーの当選祈願におすすめといえます。
住所:神奈川県横浜市中区元町5-208
アクセス:JR「石川町駅」より徒歩約5分、みなとみらい線「元町・中華街駅」より徒歩約8分
東京の「推し活神社」といえば「福徳神社」!
先に紹介した神社の他、東京で「推し活神社」といえば、「福徳神社」が有名です。なぜ人気なのでしょうか。
福徳神社とは?
福徳神社は、東京の日本橋にある神社です。正確な記録は残っていませんが、859〜876年には創祀されていたといわれています。現在、福徳神社のある日本橋室町付近は、もともと「武蔵国豊島郡福徳村」という村でした。福徳神社は、その村名をとって名付けられたのです。徳川家康も何度か参詣したとされています。
住所:東京都中央区日本橋室町2-4-14
アクセス:JR総武快速線「新日本橋駅」、東京メトロ銀座線・半蔵門線「三越前駅」より徒歩1分
福徳神社がお祀りする神様とは?
福徳神社の主祭神は「倉稲魂命(うかのみたまのみこと)」です。ウカノミタマは食物神であり、「お稲荷さん」として親しまれています。五穀豊穣や商売繁昌・家内安全の他、諸願成就の神として信仰されていることから、「推し活神社」としても参拝されるようになりました。
また、相殿として以下の神様が挙げられます。
- 天穂日命(あめのほひのみこと):受験合格や縁結び、金運招福など
- 大己貴命(おおなむちのみこと):縁結びや金運、病気平癒など
- 少名彦名命(すくなひこなのみこと):国土安寧や病難排除、縁結びなど
- 事代主命(ことしろぬしのみこと):商売繁盛や福徳円満、開運など
- 三穂津媛命(みほつひめのみこと):農業や子孫繫栄など
- 弁財天(べんざいてん):財運向上や学問芸術、美人祈願など
- 太田道灌(おおたどうかん):室町時代の武将
- 徳川家康:徳川幕府初代将軍で、江戸を開いた
福徳神社の見どころ
福徳神社のおすすめポイントを3つ厳選して紹介します。
鳥居前の自撮りスタンド
鳥居の前に自撮り用のスマホスタンドが用意されています。「推し友」とともに、参拝記念の1枚を撮ってみるのもいいですね♪
車侵入防止用の鳥居型車止め
車止めが小さい鳥居の形になっており、「ぬい撮りスポット」として人気です。推しのぬいとともに参拝し、当選祈願する方もいます。
おみくじ撮影台
おみくじを引き、境内に結んで帰る方も多いでしょう。しかし、後から内容を見返したくなった場合、手元で確認ができません。そのため、おみくじ全体を撮影できる台が設置されています。
福徳神社のお守り
福徳神社では多種多様なお守りを求めることができます。中でも「富籤守」は「推し活」に最適のお守りです。ぜひゲットしてください。
富籤守(とみくじまもり)
初穂料:500円
ご利益:金運・宝くじ・チケット当選
福徳神社は、江戸時代に「富くじ(現在の宝くじ)」の興行を許された神社です。社名である「福徳」にちなみ、「幸福や利益が叶いますように」という願いが込められています。
また、旅の安全を祈願する「旅守り」も遠征時のお供としておすすめです。
旅守(たびまもり)
初穂料:500円
ご利益:旅行・渡航・遠征安全
他にも、チケットの抽選番号や申し込み控えなどをしまっておくと、「神席」に恵まれると人気の宝袋をおすすめします。
宝袋(たからぶくろ)
初穂料:1,500円
使用法:催事名や開催日時等を記入した祈願札や宝くじなどを中にしまっておきます。
チケット抽選の運気UP祈願!参拝マナーとは
福徳神社ではチケット抽選の運気がアップするといわれています。参拝マナーも併せてチェックしてみましょう。
福徳神社はチケット運UPのパワースポット!
福徳神社は、江戸時代に「富くじ」の販売を許可されていたことから、宝くじの当選にご利益があるとされています。また、「宝袋」にコンサートのチケットを入れておいたところ、「神席」に恵まれた方がいたことをきっかけに、チケット運アップのスポットとしても人気沸騰となりました。社名の「福徳」にあやかって、「福や徳を呼びそう」とも話題です。
参拝マナーをチェック
福徳神社を参拝する際は以下のように行いましょう。
- 一礼してから鳥居をくぐる
- 参道は中央を通らないように歩く
- 心身を入手水舎の水で清める※現在、ひしゃくはないため、はじめに左右の手を清める
- 両手に水をうけて口をすすぐ
- 両手をまた清める
- 二礼・二拍手・一礼で拝礼する
- 社殿前にある幸運鈴(神楽鈴)でお祓いをする
- 三宝の上へ抽選の申し込みに使用したスマートフォンを載せる
- 推しへの気持ちを込めながら鈴を振り鳴らし、当選を祈願する
まとめ
「推し」に会いたい気持ちは誰しも持っているものです。しかし、会場のキャパや人数の限られたイベントだと、当選するのは至難の業のため、「神頼み」をしてみるのも一つの手です。ライブやイベントの抽選前に、「福徳神社」で当選祈願をしてみましょう。また、帰りにお守りや宝袋を購入し、家でも祈願することが人気となっています。どうか多くの方が「推し」と会う機会に恵まれますように・・♪
この記事の著者
- 推し活俱楽部 編集部
住所:東京都千代田区富士見2-4-1
アクセス:各線「飯田橋駅」より徒歩約5分