

推しに届け!ファンレターの書き方や書き出しを紹介
更新日:2025.02.12
日ごろ応援している気持ちや「推し」の作品への感想などを直接伝えたい方は多いでしょう。しかし、直接話せるイベントはなかなかないものです。そんな時は、ファンレターで気持ちを伝えてみるのはいかがでしょうか。
目次
ファンレターの基本
まずはファンレターの基本をおさえましょう。いきなり書き出す前に確認することをおすすめします。

ファンレターは「応援レター」
ファンレターとは、推しへの気持ちや日々の感謝などを伝える「応援レター」です。「推しに想いを伝えたい」「会えるイベントになかなか参加できない」という場合は、ファンレターを書いてみることをおすすめします。何を書こうか考えたり、一字一字丁寧に推しを想いながら書き綴ったりする時間は、とても胸が高鳴るでしょう。一定のマナーを守っていれば、ファンレターの書き方に正解はありません。ありったけの想いや感謝・応援する気持ちを詰め込めれば良いのです。
まずは下書きをしよう
「いきなり本番の便せんに書いて失敗してしまった」という経験がある方もいるでしょう。また、「思いのままに書いていたら内容がごちゃごちゃしてしまった」「予定より膨大な量になってしまった」ということもあり得ます。そのため、まずは下書きをして「どのくらいの大きさで字を書くか」「どのような内容を書くか」などを精査することがおすすめです。下書きは、箇条書きで書き出したりシャーペンで薄く書いたり、他の便せんに書いたりすると失敗が減ります。
ファンレターの書き方
基本をおさえたら、実際にファンレターを書いてみましょう。ここでは簡単にファンレターの書き方を解説します。
書き出し例
まずは「○○さん」「△△くん」「□□ちゃん」というように宛名を書きます。初めての場合は、「初めまして」と続けるのが無難でしょう。2回目以降は「こんにちは」や「いつも応援しています」など、堅苦しい印象を避けることがおすすめです。
<書き出し例>
・○○さん、初めまして。先日はCD発売おめでとうございます!
・△△くん、こんにちは。先日のライブに参加しました!
・□□ちゃん、初めまして。この前放送していたドラマがきっかけでファンになりました!
本文
本文では、伝えたい思いを余すことなく書きましょう。主な内容としては、推しへの感謝や応援メッセージが挙げられます。「ありがとう」や「大好きです」以外うまく言葉が見つからない場合は、「あのセリフに感動した」や「新曲を聞くと仕事が頑張れます」などを具体的に書いてみることがおすすめです。
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<本文例>
- 今放送しているドラマが大好きで、特に○○のシーンの演技に感動しました。
- 新曲の~~のフレーズに勇気をもらっています。
- 今回初めてライブに参加して、明日からも頑張ろうと思えました。
まとめ
ファンレターの締めくくりには、相手を気遣うメッセージや今後も応援している旨を書きましょう。自分の名前を書くことに抵抗があれば、ペンネームやSNSのアカウント名でも構いません。
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<まとめ例>
- 寒い時期が続きますが、体調には気を付けてお過ごしください。
- 次のライブも楽しみにしています!
- これからもずっと応援しています。
ファンレターの送り方
無事ファンレターを書き上げたら、実際に送ってみましょう。送り方は普通の郵便と変わりありません。

宛先の書き方
ファンレターの場合でも、宛名の書き方は通常の郵便と同様です。住所と宛先・敬称を間違いのないよう記載しましょう。その際、イベントや事務所によっては送り先の異なる場合があります。送る場所に誤りがないかも、あらかじめ確認しておきましょう。また、イベントやライブなどでは「ファンレター・プレゼントBOX」が設置されていることもあります。そのように直接渡せる場合は、宛先は不要です。
住所と名前は必ず書く
送付元の住所と名前は必ず書きましょう。宛先が間違っていたり、料金が不足していたりと不備のあった場合、送付元に返送されます。しかし、送付元の住所や名前がないと、返送ができなくなってしまうのです。また、差出人が不明の場合、怪しい手紙だと判断され、推しの事務所によっては推しの手元に届く前に破棄されてしまうかもしれません。確実に推しへ届けるためにも、必ず送付元の住所と名前を書きましょう。
適した切手を貼る
ファンレターを送る際は、その手紙に合った切手を貼ることも重要です。切手は、封筒の大きさや重さなどによって金額が異なります。また、郵便料金が値上がりすることもあるため、注意が必要です。料金不足にならないようにするには、郵便局の窓口から発送するのが良いでしょう。
ファンレターを送る際の注意点
ファンレターを送る際は、いくつか内容の注意点があります。せっかく推しへの気持ちを届ける手紙で、自分の「推し愛」が伝わらなくなってしまうことのないよう、注意しましょう
連絡先やSNSのIDは書かない
手紙の送り方として封筒に送付元の記載はしますが、「推しとつながる目的」でLINEやSNSのID・電話番号などを記載することはやめましょう。
顔写真やプリクラを同封しない
「推しに認知されたい」と思う方は少なくありません。また、実際にファンレターがきっかけで結婚した芸能人の話を聞いて、「顔写真やプリクラを同封したい」と思う方もいるでしょう。しかし、事務所のチェックによっては連絡先やSNSのIDと同様に、「つながり目的」として破棄される恐れがあります。確実に推しの手元へ届けることを優先したい場合は、個人の特定につながるものは同封しないことがおすすめです。
ダメ出しをしない
ファンレターは「応援レター」です。いくら伝えたいからといって、「あそこの演技がよくなかった」「新曲が好きじゃない」「SNSの更新頻度をあげてほしい」などのダメ出しはやめましょう。「推しを応援しているからこそ、もっと魅力的になってほしい」という気持ちからだとしても、推しにとっては嬉しいものではありません。自分が言われたら嬉しいと思える内容だけ書くようにしましょう。
たくさん書きすぎない
推しへの気持ちが強いほど、書きたいことがたくさん出てきてしまうものです。しかし、そのすべてを書いてしまい、便せんが大量になってしまったというのは避けましょう。きっと推しもその気持ちを受け取ろうとはしてくれるでしょうが、忙しい中でそのすべてを読むのは時間がかかってしまいます。応援するつもりが推しの負担となってしまわないよう、書きたい内容は厳選して、2〜3枚程度に収めることがおすすめです。
推し増し報告や他人への質問を書かない
あくまで「特定の推し」へのファンレターです。その中で、「○○くんも推しになりました!」といった推し増し報告や、「△△くんの最近好きな食べ物は何ですか?」といった他人への質問を書くのはやめましょう。推し増し報告は「もしかしてこの人は自分のことがあまり好きではなくなったのかな」と誤解やショックを与えかねません。また、他人への質問が多いのも「自分には興味がないのかな」と思われてしまうでしょう。推し以外のことが書きたいのであれば、推し増しした推しやその質問をしたい本人へファンレターを書くべきです。
返信を求めない
ファンレターは、あくまで推しへの気持ちを伝える手段に過ぎません。推しに直接「応援している気持ち」が届くことが重要であるため、返信は求めないようにしましょう。推し達は忙しい中ファンレターを読む時間を作ってくれています。また、ファンレターを書くのは決して自分だけではないのです。返信を求めてしまうと、せっかくの「応援レター」も負担となってしまいます。「気持ちが届いたらいいな」くらいの気持ちで書くようにしましょう。
まとめ
「推し活」の中でも、直接推しに想いを届けられる特別なものがファンレターです。ファンレターの書き方に「正解」はありません。ただし、大好きな推しへ気持ちをまっすぐ届けるためにも、一定のマナーは守って書くようにしましょう。
この記事の著者

- 推し活俱楽部 編集部