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「同担拒否」の意味とは?何故起こる?

更新日:2025.02.06

同担拒否

自分が応援したいキャラクターや人物のイベントやグッズに囲まれ、日常を豊かにする「推し活」。推しが同じ人と交流したいと考える人がいる一方、中には「同担拒否」という人もいます。トラブルを避けるためにも、今回は同担拒否についてわかりやすく解説します。

同担拒否とは?

楽しく推し活をするために絶対に覚えておきたいのが、「同担」「同担拒否」という用語です。これらを知らないと、思わぬトラブルに巻き込まれる恐れもあります。
そんな絶対に覚えておきたい「同担」「同担拒否」について詳しく解説していきます。

同担とは

「同担」とは、自分と同じアイドルグループのメンバーなどを推している他のファンのことを指す用語で、「担当が同じメンバーである他のファン」の略称です。

同担拒否とは

「同担拒否」とは、アイドルグループのメンバーなどの同担との接触を嫌うファンを指す言葉です。

なぜ同担拒否になる?

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同担拒否の人はなぜ同担を避けるのでしょうか?
同担拒否の人の心理や考え方を解説します。

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「推し」が好きすぎるから

ファンの中には「推しと付き合いたい」など、推しに対して恋愛感情が生まれる人もいます。
恋愛感情を持って応援している人にとって同担は、自分の好きな人に群がるライバルともいえる存在。嫉妬心でイライラしたくない、ライバルとは仲良くできないという意識が同担拒否につながっているのです。

「推し」への独占欲から

推しは、ファンみんなで応援したい対象ですが、ファン一人ひとりにとっては唯一無二の存在です。そのたった一人の推しが他のファンに特別な対応をしているところを見てしまえば、嫉妬してしまうこともあるはず……。それが仲の良い同担だったとしたら、気持ちのやり場がなくなってしまうかもしれません。そういったことへの拒否感が、同担拒否の原因になることもあります。

「解釈違い」を起こしたくないから

推しが同じだとしても、推しのどこが好きかは人それぞれです。例えば、推しの歌唱力が好きな人もいれば、ダンスセンスが好き、ルックスが好きなど、推しポイントはさまざまです。そういった解釈が違うと、「歌唱力がある(ダンスセンスがある)って何?」「××君のいいところはそこじゃない」といった感想を抱いてしまいがちです。解釈違いからくるストレスも同担拒否になる理由として多いと言えるでしょう。

同担と揉めたくないから

推し方や価値観は一人ひとり違うもので、それは同担も同じです。それらが合わないファン同士で無理に交流すれば、トラブルになる恐れもあります。既に周囲や自身がSNSやリアルでのトラブルを経験している場合には、トラブルを防ぐためにやむを得ず同担拒否になる場合があります。

同担の自慢話を聞きたくないから

「コンサートに全参戦している」「個人的にファンサをしてもらった」「特別なグッズを持っている」など、自慢話を聞いたり、マウントを取られて不快になったりした経験がある方も少なくないでしょう。また、ファン歴が長いから偉いといったことはありませんが、「自分はデビュー前から応援しているから、他のファンとは違う」などと偉そうな振る舞いをされて不快に感じた経験がある人もいるかもしれません。

他の同担と同じに見られたくないから

ファンの中には残念ながらマナーの良くない人もいます。そういったファンが目立つと、「××君のファンはマナーが悪い」といった印象がついてしまうことも。
自分自身はしっかりとマナーを守っているのに、「××君の担当=マナーの悪い人間」という印象を抱かれたくないため、交流を嫌うことがあります。

応援の仕方を比較したくないから

推しが同じだとしても、その応援の方法は人それぞれです。
グッズやCDをたくさん購入し、イベントやライブにも全て参戦する人もいれば、テレビで活躍している姿を見られれば満足という人もいます。応援の仕方に正誤はありませんし、熱量が高ければ偉いということもないはずです。しかし、同じ推しを応援していても、使う労力や時間、お金の額が違うということで「お金をかけすぎて引いてしまう」「テレビで見るだけでファンと言えるのか」などとお互いを理解できないこともあります。

「推し」のグッズをたくさん集めたいから

推しのグッズを効率よく集めるために、同担拒否になる人もいます。痛バを作るためには大量の缶バッジが必要であるなど、推し活にグッズ収集はつきものです。同担よりも他担(自分の担当以外を推している人)と交流した方が、推しが被らない分グッズ交換がしやすくなります。同担と仲良くしてしまうとグッズ集めに支障が出る場合も。

同担拒否の人が取る行動

同担拒否の人はどのような心理で、どのような行動を取るのでしょうか?

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過激な発言

同担拒否をする人の中には、一部ではあるものの過激でマナーが悪い発言をする人もいます。ライバル心から敵意むき出しの発言をしたり、「お金をつぎ込んでいない人はファンとは言えない」と、煽るような発言をしたりする人も……。
こういった人と言い合いになったりすると炎上する恐れもあるため、なるべく距離を置いて関わらないようにするのが良いでしょう。

同担はフォローしない

同担拒否をする人はSNSで同担をフォローしない傾向にあります。また、同担拒否の人は、プロフィールに「同担拒否」と書いていることが多いので、同担の人はフォローしないようにするなどの対策で自衛できるでしょう。こだわりの強い人では、同担というだけで面識がない人もブロックする場合もあります。

一人で活動する

同担拒否をする人の中には、実は一人で推し活をする人も多くいます。同担同士で推しへの独占欲や解釈違いなどから揉めごとになるのを避けられますし、同担と交流しなければ「どちらが推しのことが好きか」などと比較されることもありません。一人で推し活をすればそのような煩わしさに悩まされないため、複数での行動を選ばない場合があります。

同担拒否はトラブルの回避にも

ここまで同担拒否について解説してきましたが、「同担拒否の人って怖い」と感じてしまった人もいるかもしません。しかし、同担拒否は必ずしも批判されるようなことではないのです。トラブル回避のための自衛であるともいえ、はじめから同担と交流をしなければ、解釈違いや推し活での自慢話にイライラしたり、他のマナーの悪いファンと同じ扱いをされて辟易したりすることもありません。同担拒否はストレスを避けながら推し活をするための工夫とも言えるでしょう。

もし自身が同担拒否をする予定・しているという場合には、少しの工夫で怖い人・冷たい人という印象を変えることができます。SNSなどのプロフィールには「同担拒否」とだけ書くのではなく、理由も添えてみましょう。例えば「グッズ収集をしているため同担はごめんなさい」「解釈違いがあるとつらいので同担NGです」などと書くだけで、グッと印象が柔らかくなります。

まとめ

「同担拒否」とは、自分と推し(担当)がかぶっている人との接触を嫌うファンのことです。同担拒否をする理由として、推しへの独占欲や解釈違いが耐えられない、応援の仕方が違うといったことが挙げられます。
また、同担拒否をする人の中には、過激な発言や、SNSで同担はフォローしないといった行動を取る人もいます。そういった人とは適切な距離を取って、お互い干渉せずに推し活をすると良いでしょう。
しかし、同担拒否にはトラブル回避といった側面もあり、自分の心を守る行動でもあるため、「推し方は人それぞれ」という気持ちでいることが大切です。
相手の推し方を尊重しつつ、自分も気持ちよく推し活ができるよう心配りをしながら推し活を楽しみましょう。

この記事の著者

推し活俱楽部 編集部
推し活俱楽部 編集部

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