

沼落ちって何?沼落ちあるあるもご紹介!
更新日:2025.06.13
「新しい沼にハマってしまった」「沼が深い」など、推し活で「沼」という言葉を耳にしたことがある方もいるでしょう。今回は、「沼落ち」という言葉について解説します。
沼落ちとは?
では、沼落ちという言葉がどういう意味を持つのか見てみましょう。二次元のキャラクターやアイドルなど、推しがいる方は沼落ちの経験があるかもしれません。
沼とは
推し活でいう「沼」は、もちろん実際の沼のことを言っているわけではありません。推しにどっぷりと浸かってしまう、という意味から沼という言葉が使われているのです。
沼は、「沼にハマる」や「沼にひきずりこまれる」という感じで使われます。元々はオタク的な趣味を持つ界隈の人々が、好きなものに没頭する様子を表すために使っていた言葉です。近年では、さまざまなジャンルでも使われるようになりました。「〇〇沼」と言われることも多く、推しよりは多少広めのジャンルを指すときに使われるケースもあります。気付かぬうちに、もう何かの沼に浸かってしまっているかもしれませんよ。
沼落ちとは
好きなものにどっぷりと浸かっている状態が「沼」であるということは、その沼にドボンすることを「沼落ち」と言います。気が付いたら沼に落ちている、抜け出そうにも沈んでいくだけ、それが沼落ちです。前触れなく急に沼落ちすることも珍しくないため、「恋をしている」とも例えることができます。
沼落ちすると、その対象しか考えられなくなってしまう人がほとんどです。一度沼に落ちてしまったら、グッズやイベントなどにどんどんお金を使ってしまうことも少なくありません。仕事や家事、勉強の疲れを癒してくれますが、抜け出せない沼に落ちて深みにハマってしまっているのです。同じ沼にいる友人に沼落ちを報告すれば、おめでとう! と祝ってもらえるのも沼落ちの素晴らしいところです。
沼落ちのきっかけあるある
「友人から勧められた」「広告をよく見かける」「SNSで話題になっていた」など、沼落ちのきっかけは人それぞれです。その中でも、どういったきっかけが多いのか見ていきましょう。
気が付いたら
知らず知らずのうちに気が付いたらドボン、と沼に浸かっているケースも少なくありません。名前だけは聞いたことがあったなという場合でも、ふと気になって調べていくうちにハマっていたということもあるようです。最初は興味なくても、後からじんわりと沼落ちするケースも見られます。
コンテンツを知ってから数年後唐突に…
漫画やアニメ、ゲーム、ドラマなどコンテンツとしては知っていたものの、数年経ってから唐突に沼落ちすることも珍しくありません。数年ぶりに漫画を読み返したら沼に落ちてしまっていた、クリアして放置していたゲームの2周目を始めたらハマってしまった、という経験がある方もいるのではないでしょうか。
ちょっと興味を持ったら他のオタクに引きずり込まれ…
SNSで推し活や情報収集をするオタクの方は数多くいます。同じ沼同士で交流する機会もあるでしょう。そうすると、少し興味が沸いたコンテンツについて話したとき、他のオタクから強く勧められることがあります。知人に勧められて沼落ちするパターンですね。
好みのタイプを語っていたら…
友人に好みのタイプを力説していたら、とあるコンテンツを勧められたという経験はないでしょうか。好きなタイプや好きな推しを語ることで、別ジャンルの似たキャラクターや人物を勧められるケースがあります。こうなると、どんどん沼落ちして推しが増えていってしまう状態に陥りがちです。
X(旧Twitter)のおすすめタブや関連動画を見ていたら…
Xにはおすすめタブがあり、これはフォローしていないユーザーの投稿も見ることができます。関連動画も同様で、意識していないところから急に沼が現れて落ちてしまっていたというケースがSNSではみられます。
過去にはまった「推し」と似たような人を見つけて…
好みのタイプが変わる人もいれば、昔から変わらない人もいます。何かのきっかけで昔ハマっていた推しに似た人を見つけてしまい、沼落ちする方も多いようです。「毎回こういう感じの人好きになるよね」などと言われることもあります。
バックボーンや苦労話を聞いて…
人は他人の苦労話や辛い過去に同情してしまうものです。バックボーンや苦労話を聞くと応援したくなってしまい、そのまま沼に落ちていくケースも多くあります。二次元のコンテンツでもそれは変わりません。推しの過去話にはグッときてしまい、さらに深みにハマることでしょう。
沼落ちした後あるある
沼落ちのきっかけもあるあるでしたが、沼落ちした後にもよくあることがいくつかあります。ここでは、沼落ち後によくあることをまとめました。
気になるキャラクターが既に死亡していた
アニメや漫画、ゲームといった二次元コンテンツに沼落ちした後、実は気になっているキャラクターが死んでしまっていた、という展開はよくあります。推しには元気に生きていてほしいと思うのはオタク共通なので、すでに死亡していたというのはショックではありますが、沼落ちの一助となったのは間違いないでしょう。
供給で頭がパンクする
沼落ち後は、新しい情報がないか常にアンテナを張った状態になります。そういうときに公式からいきなり供給があり、頭がパンクして悶えてしまう、といった経験をしたことはないでしょうか。イベントや新しいグッズの情報、ライブ、ソーシャルゲームであれば新規のイラストや立ち絵などさまざまです。また、二次創作などで描かれているイラストや漫画を目にすることもあるでしょう。供給があることは幸せと同義なので、幸せをたくさん感じられます。
財布のひもが緩んでしまう
ライブやグッズ、課金などにお金を使ってしまうことは沼落ち後によくあることです。グッズの無限回収に勤しんだり、購入したグッズで痛バッグを作ったりする人もいますが、関連グッズだけでなくそれっぽい概念グッズを集めている人もいます。沼に浸り、推し活を満喫するためには、財布のひもがゆるんでしまうのは仕方ないことなのかもしれません。
布教してきた人より沼にはまってしまう
友人などから沼に引きずり込まれてしまったというケースも多いことは先ほどご紹介しましたが、布教してきた人よりも深みにハマってしまうことも多くあります。始めは勧められたように推し活をしていても、どんどん沼に沈むことで自分の方が詳しくなったりするのはよくあることです。二次創作を始めるなど、自分なりの楽しみ方ができるようになることでさらにどっぷりと沼に浸かれます。
「沼・沼落ち」を使った例文
沼落ちのきっかけもあるあるでしたが、沼落ちした後にもよくあることがいくつかあります。ここでは、沼落ち後によくあることをまとめました。
- 興味がなかったジャンルの沼に落ちてしまった。
- 以前好きだったアニメの沼にハマった。
- 沼落ちしたきっかけはSNSだ。
- 友人に沼落ちを報告したら喜ばれた。
沼落ちチェックリスト

自分が沼落ちしているのか分からないという方もいるかもしれません。沼落ちは自分が落ちたと思ったらそうなんだ! と思っても問題ありませんが、具体的な指標が欲しい方もいるでしょう。以下のチェックに多く当てはまる場合は、沼落ち状態と見てもいいかもしれません。
まとめ
沼や沼落ちについて理解を深められたでしょうか。昨今はさまざまなコンテンツ・ジャンルがあり、それぞれに沼が存在します。推し活中に聞き馴染んだ言葉かもしれませんが、好きなものを追っかけているうちに、もう沼落ちしているのかもしれませんよ。積極的に「〇〇沼」というふうに使って推し活を楽しみましょう。
この記事の著者

- 推し活俱楽部 編集部