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バックナンバー

クラシック聴くならコレ!! 今だから聞きたい!厳選!クラシックセレクション

『J-WAVE』MORNING CLASSICを深堀する!!   EVERY MONDAY - THURSDAY 08:05 - 08:10

新東京人のためのコンサートホールガイド

田中 泰 氏 コメント
新生活の第一歩を踏み出す新東京人にぜひクラシックを楽しんでいただきたい!との思いを込めた今週は、東京の名ホールで楽しむクラシックの名曲をご紹介。
まずは4月1日に開催される「オープンハウス・サントリーホールで遊ぼう」での無料公演プログラムから、モーツァルトの交響曲第41番「ジュピター」をご紹介。
続いてはオペラの殿堂「新国立劇場」で楽しむ豪華絢爛なオペラ「アイーダ」。さらには2台のオルガンが背中合わせに収められた「東京芸術劇場」で楽しむバッハの「小フーガト短調」
最後は上野のシンボル「東京文化会館」でのロッシーニ「スターバト・マーテル」
第2の楽器とも称されるホール選びもクラシック入門の素敵な手順。
ぜひ東京のクラシックシーンをご満喫あれ。

春眠暁を覚えず~気持ち良い目覚めのクラシック

田中 泰 氏 コメント
ついつい朝寝や2度寝をしたくなる季節には、気持ちよく目覚められるクラシックがピッタリ。
ということで選曲したのは、マスネのオペラ「ウェルテル」から「春風よ、なぜ私を目覚めさせるのか」。これは恋心の目覚めを描いた極めつけに美しいオペラアリア。こんな曲を聴きながら目覚める朝は何かが起こりそうな予感。
続いてはマーラーの「大地の歌」から第3楽章「青春について」。これはかつて一世を風靡したウイスキーのCMに使われた名旋律。最後を飾るのはワーグナーの楽劇「ニュルンベルクのマイスタージンガー」から「朝はばら色に輝きて」。これはもう問答無用の美しさですね。お試しあれ!!

映画音楽の巨匠エンニオ・モリコーネ特集

田中 泰 氏 コメント
アメリカを代表する映画音楽の巨匠ジョン・ウィリアムズと並び称されるヨーロッパの作曲家と言えばイタリアのエンニオ・モリコーネ
古くはイタリア製西部劇マカロニ・ウエスタンが大人気だった頃から彼の音楽に聞き惚れていたことを思い出します。
モーツァルトいぇベートーヴェンの時代に映画があったなら、彼らもきっと銀幕の音楽を手がける大スターになっていたことでしょう。
というわけで、モリコーネ初期の代表作「荒野の用心棒」を手始めに、映画「ミッション」から「ガブリエルのオーボエ」、映画「ニュー・シネマ・パラダイス」「メインテーマ」「愛のテーマ」、そして最後は、映画「海の上のピアニスト」から「愛を奏でて」をご紹介。
どれを聞いても耳についてはなれない美しいメロディはモリコーネならでは。映画のシーンが目に浮かぶようです。

3月のコンサートで楽しめる名曲特集

田中 泰 氏 コメント
まずは今年生誕100年を迎えるメモリアル作曲家レナード・バーンスタインの「ウエスト・サイド・ストーリー」。20世紀に生まれた名曲をぜひご堪能あれ。今年はバーンスタインの作品に数多く出会う年になりそうです。
続いては今年333回目の誕生日を迎えるJ.S.バッハの「ゴルトベルク変奏曲」を本来のチェンバロで楽しむ素敵な時間をお薦め。ピアノとは一味違う奥深さが新鮮です。
そして「美しい歌」を意味するベルカント・オペラの代表的作曲家ドニゼッティのオペラ「愛の妙薬」はまさに美しいアリアの宝庫。「人知れぬ涙」は特にお薦め。
最後は今年の「東京・春・音楽祭」の目玉公演バッハの「ピアノ協奏曲全曲演奏会」。お堅いイメージのバッハが身近に感じる事請け合いです。

映画音楽の巨匠ジョン・ウィリアムズ特集

田中 泰 氏 コメント
アカデミー賞授賞式が目前に迫った今週は映画音楽の巨匠ジョン・ウィリアムズの魅力をご紹介しましょう。1932年ニューヨーク生まれのジョン・ウィリアムズはアカデミー賞を5回受賞、ノミネート数はなんと47回というまさに映画界のスーパースター。
その彼の代表作と言えば1977年の映画「スターウォーズ」。最初のメロディを聴いた瞬間に目の前に宇宙空間が広がるようです。
そして哀愁に満ちたヴァイオリンのメロディが印象的な作品「シンドラーのリスト」は1993年のアカデミー作曲賞受賞作。
さらには1978年に公開された映画「スーパーマン」のテーマも忘れられません。
最後は1997年の映画「セブン・イヤーズ・イン・チベット」。こちらはチェロが奏でる雄大な音楽に引き込まれそう。
モーツァルトやベートーヴェンの時代に映画があれば、彼らもきっと名作を遺したことでしょう。

『JAL機内クラシックチャンネル』で聴けるおすすめクラシック音楽

JAL機内クラシックチャンネル 3月のテーマは「印象主義の夜明け」

ドビュッシー:前奏曲集第1巻、子供の領分

田中 泰 氏 コメント
19世紀末のパリを席巻していた印象主義は、美術や音楽の世界に大きな影響を与え、優れた作品を数多く生み出したことでも知られています。ルノワールやセザンヌ、ドガなど絵画界の巨匠が集う当時のパリの華やかさは、映画「ミッドナイト・イン・パリ」に描かれているのをご覧になった方も多いでしょう。タイムマシンがあったら行ってみたい時代の筆頭です。
そして音楽の世界においてその中心に存在していたのがドビュッシーラヴェルでした。2人が切り開いた新しい音楽のスタイルは後に続く作曲家たちに大きな影響を与えていますが、なによりその印象的な音楽にぜひ耳を傾けてみてください。さらには、同時代に活躍したサティの個性も忘れられません。

君はグレン・グールドを聴いたか(最終回)

グレン・グールド:バッハ「ゴールドベルク変奏曲」1981年録音

1年間続けてきた「君はグレン・グールドを聴いたか」は、今回でひとまず終了。
グールドの魅力の一端を感じて頂けたとしたらこれ以上の喜びはありません。個人的な話で恐縮ですが、クルマの中で音楽を聴く機会がとても多い僕のクルマのオーディオに収録された音楽の中身を改めて見てみるとバッハの多さが際立ちます。そしてそのバッハの半分程を占めているのがグールドの演奏なのだから、自分のグールド愛に驚きます。心の平穏を望む時に聴き続けられる音楽の筆頭にバッハがあり、グールドの演奏があるということなのでしょう。

というわけで、このコーナーの最後にお薦めするのはグールドが死の前年に再び録音を行ったバッハの「ゴールドベルク変奏曲」。1955年の最初の録音から四半世紀以上の時を隔てて誕生した新録音にはグールドのすべてが込められているようにも思えます。一生聴き続けるに値する音楽。その一枚がここにあります。

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