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セブンネット読書女子

Interview05 女優 平祐奈さん

“まだ二十歳!たくさんの素敵な本に、これからもっと出会いたい”

今回、撮影の舞台となったのは、女優・平祐奈さんが主演を務めるAbemaTVオリジナルドラマ『御曹司ボーイズ』の現場。制服を纏い、華麗な高校生役を熱演する彼女だが、普段は学業と芸能活動を両立し、充実した時間を過ごしている。授業や撮影の合間をみつけては、日常的に読書を愉しんでいるというが、どんな書籍が手放せないのか。二十歳を迎え、“今は、なんでも吸収したい!”と気の向くままに、ジャンルに囚われず、さまざまな分野の書籍を読了している。

平祐奈さん

「実は、読書を好きになるきっかけが、6人いる兄弟で上から3番目の兄の影響でした。たしか、小学4年生頃。当時は、まだ本が苦手で、そんな私を見兼ねて、“本を読まないとダメな大人になるぞ!”といっきに3冊の本を、半ば無理矢理プレゼントされて……。続けて、“読み終わったら、お兄ちゃんに読書感想文を出しなさい!”って。その時は、ありがた迷惑と思いましたが、今となっては本当に感謝しています。本を読んで、それを自分の糧にするというのが、習慣になりました。一概に書籍といっても、さまざまなジャンルがあるけれど、どの本にも、そのときどきで実になる、私に必要な言葉に溢れています。ほかにも、母から“あなたに必要なことがたくさん書かれているよ”って手渡されたのが、『ザ・シークレット TO TEEN』(著・ロンダ・バーン)の自己啓発書。その中に、 ―自分の靴を履いていますか。人の靴が羨ましくて見えていませんか― という一文があるんですが、それを読んだ時に、人それぞれ性格や容姿も違って、まわりの人の人生をなぞらず、自分の道を、自分のペースで歩めばいいと諭された気がして、ずっと心に残っています。おそらく、本棚にある書籍の半数は、家族や仕事でお世話になっている方からのいただきもの。そこには、贈る人のメッセージが込められているので、すぐに読むヒマがなくても、いつかは必ず読もうと決めています」

平祐奈さん

“気になった言葉には、付箋を貼って読み返す!”

「いただいた本を寝かしてしまうこともあるけど、ふとした時に手に取って読み始めると、必ずと言っていい程、その時の自分の気持ちに響く言葉が綴られています。まさか、神のお告げ!?(笑)って思うくらい、本当に不思議。そんな時は、自分にとって必要だからこの本と巡り会えたと思って、より一層のめり込んでいきます。同じく、ハマってしまうのが、作者の言葉選びが自分好みな本。そこに作家のセンスが出ますよね。中でも、好きなのが住野よるさん。代表作の『君の膵臓をたべたい』(著・住野よる)は、恋愛小説なのにタイトルが衝撃的。はじめ、どういうこと(?)と思って読み進めると、まさかの展開の連続でページをめくるワクワク感がある。逆に、言葉が自分と合わないと途中で嫌になってしまうことも。ただ、読書経験とともに、あらすじ、あとがき、最初の2〜3行を読んで、好みの本かを判別できるようになりました」

“限りなく書籍がある中で、時間は限られる。一生で、あと何冊読めるのだろう…”

「本を読むペースはそれほど早くない方ですが、“今日は何ページまで”とその日の目標を決めて読み進めています。結局、先が気になって予定のページ数を越えてしまうことがほとんど。すでに読了した『ホーキング博士 人類と宇宙の未来図』(著・竹内薫)、『KEEP MOVING 限界を作らない生き方〜27歳で難病ALSになった僕が挑戦し続ける理由〜』(著・武藤将胤)のほかに、今読んでいる途中の『神様からのBright word』(著・日下由紀恵)もあるし、芥川賞にノミネートされた『平成くん、さようなら』(著・古市憲寿)も読んでみたい。まだまだ、気になる本は限りなくあって、ただ一生のうちに読める本は限られていて、その中で私は何冊の本に出会えるんだろう、とふと思うんです。だから、人から薦められるものは、“信頼できる本”として優先しています。心が震えるような本をあと何冊見つけられるか、毎日が楽しみ」

今月のセブンネット読書女子、平祐奈さんが選んだ今月の5冊今月のセブンネット読書女子、平祐奈さんが選んだ今月の5冊

おすすめの5冊はポイント10倍!

ザ・シークレット TO TEEN

ロンダ・バーン

「全世界で2000万部以上売り上げたロングベストセラーであることは読んだ後に知りました。一見、タイトルからは10代向きの本と思われがちですが、それを過ぎた方でも学べることが多い一冊だと思います。挿絵が入っていたり、行間にゆとりがあるので、読者入門向き」

作品の詳細はこちら

君の膵臓をたべたい

住野よる

「自信を持って人に薦められる“心が震えた本”のうちの一冊です。衝撃的なタイトルが目に留まって、公開されていた映画よりも先に、この原作と出会いました。まさかの展開に、次のページをめくりたくなる読書の楽しさを、より一層味わえた一冊です」

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ホーキング博士 人類と宇宙の未来図

竹内薫

「今年公開を控える映画『10万分の1』の撮影期間中に、マネージャーにプレゼントしてもらった一冊です。私が演じた莉乃と同じ難病・ALS(筋萎縮性側索硬化症)を患うホーキング博士の人間味や人生観が伝わってくる作品です。限られた時間のなかで、今の自分に何ができるか、深く考えるきっかけになりました」

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KEEP MOVING 限界を作らない生き方〜27歳で難病ALSになった僕が挑戦し続ける理由〜

武藤将胤

「『ホーキング博士 人類と宇宙の未来図』と同時期に読んだのが、武藤将胤さんの自伝記。同じく、ALSの当事者で、私よりも強く生きる姿を知り、自分はなんてちっぽけなんだと痛感しました。神様は出来ない試練を与えないんだなという教訓とともに、映画撮影中に勇気づけられました」

作品の詳細はこちら

神様からのBright word

日下由紀恵

「自分は焦ることない!二十歳という年齢は、まだ未完成な時期なのに、自分のものさしで物事を捉えて、何を立ち止まっているんだって背中を押されたのが、この本。自信を無くしかけていた時に読んだからか、綴られていた内容が自分にも当てはまることばかりで、心を鷲掴みにされました」

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セブンネット読書女子プロフィールセブンネット読書女子プロフィール

平祐奈さん

平祐奈・女優

たいら・ゆうな/1998年、兵庫県生まれ。映画『奇跡』をきっかけに女優デビュー。4月28日(日)22時スタートのAbemaTVオリジナルドラマ『御曹司ボーイズ』で主演を務めるほか、今年公開される宮坂香穂原作の映画『10万分の1』にも出演。発売中の写真集『Comme le Soleli』や、週間ザテレビジョンのWEB連載など、多岐に渡り活躍。

セブンネット読書女子とは?

なんだか知的でスマートな印象がある『読書』。本を一冊読むと、それ以前より、ちょっと世界が広く見える『読書』。移動中のバスや電車、ひとりカフェ、旅の途中…、取り入れ方は人それぞれ。本を通して、自分と向き合う“読書女子”を応援するのが、「セブンネット読書女子」。本がさらに好きになる情報や、お得なキャンペーンをお届けします。

今月のピックアップ情報今月のピックアップ情報

今月のセブンネット読書女子、平祐奈さんが主演のAbemaTV3周年オリジナルドラマ「御曹司ボーイズ」が4/28(日)に開始!

嗚呼、タマノコシ!!!! 人生一発逆転:ハート:御曹司の花嫁になれるのは誰だ!?

人気モデルの大雅(飯島寛騎)率いる"日本が誇るハイスペック御曹司軍団""全員イケメン&お金持ち"の『御曹司ボーイズ』が、結婚相手を探すリアリティーショー番組を開催! ダンス部所属のごく普通の女子高生・相原麦(平祐奈)が軽い気持ちで応募したところ、70万人超の書類審査を見事通過、夢の玉の輿のチャンスをつかむ。

大雅のほか頭脳明晰のテル(稲葉友)、スポーツ万能のタッセイ(山本涼介)、由緒正しき財閥の跡取りの陸(磯村勇斗)の4人の御曹司を前にした2次選考会では、成金コンプレックスで埼玉のプチお嬢様・ふみの(武田玲奈)、母子家庭の母の幸せを願うギャル読モの優(岡本夏美)など、一癖も二癖もある玉の輿ライバルが多数登場。そんな中、運よく選考を通過した麦だったが、そこで彼女を待ち受けていたのは思いもよらぬ災難だった。

天国から一転、麦の運命は……!?

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