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バックナンバー

クラシック聴くならコレ!! 今だから聞きたい!厳選!クラシックセレクション

『J-WAVE』MORNING CLASSICを深堀する!! EVERY MONDAY - THURSDAY 08:05 - 08:10

音楽室のクラシック

田中 泰 氏 コメント
新学期がスタートする今週は、小・中学校時代に音楽室で体験した懐かしくも親しみやすいクラシックの名曲をピックアップしてみました。あの頃はもしかしたら右から左へと素通りしていた音楽が、今聴くと少し違った姿で目の前に現れるようにも思います。シューベルトのピアノ五重奏曲「ます」は、この季節にピッタリの清々しい音楽です。続くベートーヴェンの「ロマンス」は、名高いヴァイオリン・ソナタ「春」にも通じる美しいメロディがとても印象的な作品です。ドヴォルザークの「ユーモレスク」のどこかひょうきんな旋律は、誰が聴いても親しめる秘訣なのかもしれません。そしてヨハン・セバスチャン・バッハの「主よ、人の望みの喜びよ」の美しい旋律にはいつ聴いても心が癒やされます。家で過ごす時間が多い今だからこそぜひ聴いてもらいたい音楽がここにあります。

復活祭のクラシック

田中 泰 氏 コメント
復活祭シーズンの今週は「復活祭」にまつわるクラシックを特集します。イエス・キリストの復活を祝う「復活祭」は、キリスト教最大のお祭りです。ここで演奏されるために作られた名曲の数々は、宗教の有無を超えて愛され続けています。その代表作として知られるのが、ヨハン・セバスチャン・バッハの『マタイ受難曲』と『ヨハネ受難曲』、そしてバッハと同じ年に生まれたヘンデルのオラトリオ『メサイア』です。この3曲の素晴らしさはまさに破格。クラシック史上最高の傑作に数えられる名曲でしょう。そして、マスカーニのオペラ『カヴァレリア・ルスティカーナ』は、この復活祭の朝が舞台となる物語。イタリアのシチリア島で実際に起きた事件をもとに描かれたオペラの中で、復活祭の様子が美しく描かれています。こんな時代だからこそ聴いておきたい名曲です。

ヴィオラ特集

田中 泰 氏 コメント
今週は新緑の季節にピッタリの音色が楽しめる楽器ヴィオラを特集します。ヴァイオリンとチェロの中間に位置する弦楽器ヴィオラの深みのある柔らかな響きをご堪能ください。まずは、ヨハン・セバスチャン・バッハの「無伴奏チェロ組曲」。この名作をヴィオラで演奏したらどうなるのか乞うご期待。続くブラームスの「ヴィオラ・ソナタ」と、「ヴィオラ五重奏曲」は、共にクラリネット作品からの編曲です。そしてこの差曲品が生まれる背景にあったのが、当時を代表するクラリネットの名手ミュールフェルトの存在です。引退も考えていた老ブラームスの創作意欲に再び火を付けたのですから、それはすごい名手だったのでしょう。最後は、自らもヴィオラ奏者として活躍したヒンデミットの「ヴィオラ・ソナタ」。この作品の美しさは要チェック!

5月にまつわるクラシック特集

田中 泰 氏 コメント
“風薫る5月”は、冬の長いヨーロッパの人々にとって、春の到来のような喜びを感じる季節のようです。作曲家たちが遺した5月にまつわる素敵な作品の数々がその証拠。他の月に比べて喜びに満ちた美しい作品が楽しめます。シューマンの歌曲集「詩人の恋」の冒頭には「美しき5月に」があり、メンデルスゾーンの「無言歌集」の中には「5月のそよ風」があります。ベートーヴェンの歌曲集「遥かなる恋人に寄せ」の「5月は戻り、野に花咲き」や、ブラームスの歌曲「5月の夜」も忘れられません。どれも5月の美しさや素晴らしさを歌い上げた名曲ばかり。季節の移ろいは作曲家たちの創作意欲を刺激する大きな要素だったのでしょう。美しき5月の訪れに是非耳を傾けてみてください。

『J-WAVE』MORNING CLASSICを深堀する!! ベートーヴェンお薦めの1枚!

vol.3

田中 泰 氏 コメント
ピアニストとしても超一流の腕を持っていたベートーヴェンの代表作として知られるのが、32曲のピアノ・ソナタ。中でも「3大ソナタ」と言われる第8番「悲愴」、第14番「月光」&第23番「熱情」の人気がずば抜けているのは、“3大”好きの日本人ならではなのでしょうか。とはいえ、誰が聴いてもやはりこの3曲は素晴らしいと思える3大ソナタは、ベートーヴェンを親しむ上で絶対に欠かせない名曲セットです。それだけに名だたるピアニストたちの録音がある中から、20世紀ドイツを代表する巨匠バックハウスの演奏を選んでみました。美しい音色と完璧なテクニックに裏打ちされた骨太の演奏は、まさに理想的なベートーヴェンらしさが満載。初めて聞く人にも安心しておすすめできる名演です。ちなみにこのバックハウスは、ベートーヴェンのピアノソナタ18番を演奏中に具合が悪くなってコンサートを中断、1週間後にお亡くなりになったという逸話の持ち主。ある意味本望だったのかもしれませんね。

『JAL機内クラシックチャンネル』で聴けるおすすめクラシック音楽

4月のテーマは、「クラシックへの招待」

田中 泰 氏 コメント
クラシックに親しむ最初の1歩は、素敵な曲との出会いです。というわけで、今回はクラシック音楽の扉を開く鍵になりそうな名曲の数々をご用意しました。まずは「パッヘルベルのカノン」とバッ画の「G線上のアリア」の2曲は、ヴィヴァルディの「四季」と並ぶバロック音楽最大のヒット曲の1つ。決めては圧倒的に美しく穏やかなメロディでしょう。ピアノ曲からは、ショパンの「ノクターン第2番」とドビュッシーの「月の光」。こちらも様々な映画やCMに使われた名旋律。ここでもメロディの力が圧倒的な人気の秘訣になっているようです。小・中学校の音楽の授業で体験した作品の中からはシューベルトの歌曲「魔王」をピアックアップ。ゲーテの詩に付けられた劇的な音楽が耳に残ります。そして最後は、リズムそのものを作品にしてしまったラヴェルの「ボレロ」。次第に大きくなるリズムに載せた2つのメロディというシンプルな構造こそが成功の秘密!


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