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クラシック聴くならコレ!! 今だから聞きたい!厳選!クラシックセレクション

『J-WAVE』MORNING CLASSICを深堀する!! EVERY MONDAY - THURSDAY 08:05 - 08:10

2月のコンサートで楽しめるクラシックの名曲

田中 泰 氏 コメント
昔はクラシック不毛の季節と言われていた2月と8月。夏休み中の8月はともかく、今や2月は素敵なコンサートの花盛りです。ぜひクラシックの名曲に親しむ素敵な時間をお楽しみください。まずは、プッチーニのオペラ「蝶々夫人」。日本の長崎を舞台にしたこのオペラは、映画館でオペラを楽しむ「METライブビューイング」で体験できます。続くモーツァルトの「レクイエム」は、映画「アマデウス」のラストシーンでも有名な超名曲。ヴェルディのオペラ「椿姫」はオペラ史上屈指のラブストーリとして有名です。最後はシューマンのピアノ曲「こどもの情景」。シンプルな音楽に込められたシューマンの深い愛情が感じられる作品です。コンサートで実際に楽しむ前の予習もかねて聞いておくのがクラシックを楽しむポイントです。

期待の若手特集

田中 泰 氏 コメント
成人式を迎えた今週は、今年活躍が期待される若手アーティストを特集します。彼らの活躍がクラシック界にとって大きな刺激となることを期待したいと思います。まずは映画『蜜蜂と遠雷』のモデルにもなった第10回「浜松国際ピアノ・コンクール」の優勝者ジャン・チャクムルをご紹介。1997年生まれのトルコの若手に期待したい。続いては、2017年のPNF(パシフィック・ミュージック・フェシティバル)に登場して圧倒的な印象を残した若手ヴァイオリニスト、ダニエル・ロザコヴィッチ。2001年ストックホルム生まれの新鋭だ。日本からは、1989年生まれのチェリスト伊藤悠貴をご紹介。彼がラフマニノフに寄せる想いを受け止めたい。そして最後は、前回の「ショパン国際ピアノ・コンクール」を制した1994年生まれのチョ・ソンジン。今年5月の日本ツアーが楽しみだ。

スタートダッシュ!

田中 泰 氏 コメント
2020年を気持ちよく駆け抜けるためにはスタートダッシュが重要!ということで、今週は、思わず走り出したくなるような軽快なクラシックの名曲をお届けします。まずは、「ウィーンフィルのニューイヤーコンサート」でもお馴染みの名曲ヨハン・シュトラウス2世のポルカ「電光と雷鳴」です。シンバルのシャープな響きで描く電光や大太鼓による雷鳴の轟を聞けば、走り出したくなること間違いなし。ベートーヴェンの知られざる名曲「失われた小銭への怒り」は、転がる小銭を追いかけるベートーヴェンの姿が想像できて楽しいことこの上なし。運動会の定番「天国と地獄」は、オッフェンバックのオペレッタ「地獄のオルフェ」の中のカンカン踊りが原曲です。最後はクラシック界きっての鉄道マニア、ドヴォルザークが、蒸気機関車の発車シーンを描いたと言われる「新世界より」の第4楽章。いざ新たな年に出発進行!!

ベートーヴェンお薦めの1枚!

vol.1

田中 泰 氏 コメント
2020年はベートーヴェン(1770-1827)の生誕250年。今年のクラシック界はベートーヴェンを中心に展開されることになるはずです。というわけで、2020年の幕開けとともに、これだけは聴いてほしいと思うベートーヴェンのアルバムをピックアップした「ベートーヴェンお薦めの1枚」の連載をスタートします。オペラ、交響曲、管弦楽曲、協奏曲、室内楽曲、器楽曲、声楽曲、宗教曲などなど、クラシックのすべてのジャンルに於いて最高の傑作を遺したベートーヴェンは、モーツァルトと並ぶクラシック界きってのオールラウンダー。それだけにアルバムの数も膨大です。「メモリアルイヤーの今年こそベートーヴェンに親しみたいけれど、何を聴いたら良いのかわからない」というあなたのために、最高の名盤をご紹介します。

記念すべき第1回は、カルロス・クライバー指揮ウィーンフィルハーモニ管弦楽団によるベートーヴェン:交響曲第5番「運命」&7番をセレクトします。ベートーヴェンの代名詞と言えそうな「運命」は古今東西の指揮者達による録音が目白押し。その中からこの1枚を選ぶ理由は、クライバーの指揮から放たれる音楽の圧倒的なスピード感です。いつ聴いても気分がスカッとするこのアルバムは、ベートーヴェンイヤーの幕開けにもピッタリ。是非ご堪能あれ。レッツ・エンジョイ・ベートーヴェン!

『JAL機内クラシックチャンネル』で聴けるおすすめクラシック音楽

1月のテーマは、「ドイツの都市と作曲家」

田中 泰 氏 コメント
音楽も文章と同じように、始まり方で印象は大きく変わります。素敵な始まり方はその後に展開される内容を想像させるとともに、それ自体にワクワクしてしまうもの。今回はそのような印象的で素敵な始まり方を持つ作品ばかりをピックアップしてみました。まずは映画「2001年宇宙の旅」に使われて有名になったR.シュトラウスの「ツァラトゥストラはかく語りき」。続くショパンの「スケルツォ第1番」の衝撃的な和音にもやられます。シューベルトは「死と処女」の冒頭にベートーヴェンの「運命」にも通じる三連符を導入して驚かせ、メンデルスゾーンは永遠不滅の美しいメロディをヴァイオリンのために遺しました。そして最後は、あまりの美しさにシューベルトも涙したというモーツァルトの「交響曲第40番」。どれを聴いてもワクワクドキドキすること間違いなし!


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