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バックナンバー

クラシック聴くならコレ!! 今だから聞きたい!厳選!クラシックセレクション

『J-WAVE』MORNING CLASSICを深堀する!! EVERY MONDAY - THURSDAY 08:05 - 08:10

映画の中で光り輝くクラシック特集

田中 泰 氏 コメント
古今東西、映画の中にはクラシックの名曲が溢れています。というわけで、今週は映画のシーンをより効果的に印象づけてきた名曲をピックアップしてご紹介いたします。まずは、2018年のアメリカ映画「グリーンブック」でとても印象的に登場するショパンの練習曲25-11「木枯らし」。このシーンだけ何度も見たくなるほど素敵です。現在上映中の日本映画「マチネの終わりに」のメインタイトル「幸福の硬貨」は、今後ギタリストのレパートリーに入りそう。マーラーの知られざる名曲「ピアノ四重奏」が使われたのが2010年のアメリカ映画「シャッターアイランド」。この曲を選ぶセンスが凄い!そして最後は、「くるみ割り人形と秘密の王国」。チャイコフスキーの名作「くるみ割り人形が」素敵な冒険映画に様変わり。ぜひご堪能あれ。

コントラバス特集

田中 泰 氏 コメント
11月11日は「ベースの日」ということで、今週はベース(コントラバス)に注目してみたいと思います。オーケストラの最低音を担うコントラバスはまさに縁の下の力持ち。普段は表舞台に立つことも少ないこの楽器の魅力とはいかに。まずはコントラバスが活躍する室内楽の代表曲シューベルトのピアノ五重奏曲「鱒」。続いては、バッハの「リュート組曲」をコントラバスで奏でた驚きの録音。こちらはジャズ・ベーシストのロン・カーターが挑んだ異種格闘技戦の趣です。そしてコントラバスのソロが際立つマーラーの交響曲第1番「巨人」をご紹介。最後は、ラフマニノフのチェロ・ソナタをコントラバスで演奏した驚異の低音をご堪能あれ。低音の魅力は奥が深い!

ホロヴィッツ特集

田中 泰 氏 コメント
2019年11月5日は、20世紀を代表するピアニスト、ウラディミール・ホロヴィッツ(1903-1989)の没後30年にあたります。若き日の衝撃のデビューから最晩年に至るまで、目もくらむような超絶技巧とオーケストラにも匹敵するような大音量のピアノの音色、そして19世紀の香りを残すロマンティシズムによって20世紀のピアノ界を席巻したホロヴィッツ。今回はその膨大な録音の中から特に印象的な演奏を選んでお届けします。個人的にあまりにも思い入れ強いこともあり、迷いに迷った挙げ句の選曲です。今回ご紹介する4曲だけではなく、もっと多くの演奏を是非聴いてほしい。そんな思いを込めての4曲(スーザ「星条旗よ永遠なれ」、シューベルト/リスト「セレナード」、リスト「ピアノ・ソナタ ロ短調」、チャイコフスキー「偉大な芸術家の思い出」)をお楽しみください。

11月のコンサートで楽しめる名曲特集

田中 泰 氏 コメント
秋本番のクラシックシーズン真っ只中の今週は、11月のコンサートで楽しめる名曲をピックアップします。まずは、一世を風靡した「3大テノール」の1人ホセ・カレーラスの来日公演から「カタリ、カタリ」。この切ない旋律は誰が聴いてもぐっと来ます。続いては来年生誕250年を迎える“Mr.クラシック“ベートーヴェンの「ピアノ協奏曲第3番」。この機会に全5曲通して聴いてほしい素晴らしさ。ワイン片手にオペラ三昧が楽しめる「METライブビューイング」の開幕公演はプッチーニの「トゥーランドット」。オペラにハマるにはこのあたりが最適です。そして最後は、ハイドンの「ピアノ・ソナタ44番」。あとに続くモーツァルトやベートーヴェンにも影響を与えた作品の美しさに触れてほしい。

ウラディーミル・ホロヴィッツ没後30年に寄せて 2019年11月

ホロヴィッツとピアノ協奏曲

田中 泰 氏 コメント
目もくらむような超絶技巧とオーケストラにも匹敵するような大音量を武器に20世紀のピアノ界を席巻したウラディーミル・ホロヴィッツは、自分に合うレパートリーにしか興味を示さなかったことがよく知られている。それはソロ曲だけでなくピアノ協奏曲に於いても同様だ。遺された貴重な録音はわずか数曲のみであり、一部は録音も古いけれど、それらは不滅の価値を放っている。遺された録音とは「チャイコフスキー:ピアノ協奏曲第1番」「ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第5番(皇帝)」「ブラームス:ピアノ協奏曲第1番&第2番」「ラフマニノフ:ピアノ協奏曲第3番」「モーツァルト:ピアノ協奏曲第23番」の6曲のみ。チャイコフスキー、ベートーヴェン&ブラームスに関しては古いモノラル録音だが、ラフマニノフとモーツァルトはステレオ録音で遺されているのでぜひ聴いてみてほしい。旋律をいかに美しく聴かせるかというホロヴィッツの本質がきっと理解できるに違いない。

『JAL機内クラシックチャンネル』で聴けるおすすめクラシック音楽

11月のテーマは、「眠りにまつわるクラシック」

田中 泰 氏 コメント
人は一般的に生涯の30%を寝て過ごすといいます。古来作曲家たちにとっても「眠り」は創作活動における大きな興味の対象だったようです。というわけで、今回は「眠り」にまつわるクラシックの名曲を集めてみました。まずは、バッハが不眠症に悩む伯爵のために作曲した「ゴールドベルク変奏曲」です。こんな素敵な曲を聴かされたらかえって目が冴えてしまうような気もします。続いては、ベルリオーズが夢うつつの中で作曲されたとされる「幻想交響曲」。そして、チャイコフスキーの「眠りの森の美女」は100年の眠りがテーマです。不眠症や夢うつつ、そして100年もの深い眠りを経験したあとには、爽やかな目覚めをご用意しましょう。バッハのカンタータ「目覚めよ、と私達に呼びかける」の素敵なメロディーが、心地よい目覚めを演出します。


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