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バックナンバー

クラシック聴くならコレ!! 今だから聞きたい!厳選!クラシックセレクション

『J-WAVE』MORNING CLASSICを深堀する!! EVERY MONDAY - THURSDAY 08:05 - 08:10

NEW! 子供と一緒に聴きたいクラシック

田中 泰 氏 コメント
夏休みに突入した今週は、こどもと一緒に聴きたいクラシックを特集します。 幼い日に聴いて感動したあの曲やこの曲は、まさに一生の宝ものになりそうです。というわけでまずは“ミスター・クラシック”ベートーヴェンの交響曲第5番「運命」をご紹介。「じゃじゃじゃじゃーん」の響きはまさに万国共通。クラシックの扉を叩くためにも混ぜはこの曲を聞いて欲しい。そして音楽史上最高の天才の誉れ高いモーツァルトの「きらきら星変奏曲」は誰もが知っている名旋律。子供心に戻って聴いてみたい1曲です。そしてチャイコフスキーの「白鳥の湖」は、いつ聴いてもドキドキするほどの美しさ。最後は夕方の校庭に流れていた「家路」ことドヴォルザークの交響曲第9番「新世界より」。懐かしい旋律はまさに思い出と共にありそうですね。

海にまつわるクラシック特集

田中 泰 氏 コメント
海の日を迎える今週は、海にまつわるクラシックを特集します。海は広いな大きいな〜と歌っていた子供の頃が懐かしい。まずは、レイフ・ヴォーン・ウイリアムズの行進曲「海の歌」をお届けします。 日本と同じように周囲を海に囲まれた国イギリスの作曲家ヴォーン・ウイリアムズは、海にまつわる作品を数多く遺しています。次に、アルベニスの「イベリア」から「港」。第1集に収められた「港」には「カディス」の文字が書き込まれていることからスペイン・カディス地方の、サンタ・マリア港を描いていると言われています。続いて、モンテヴェルディの「聖母マリアの夕べの祈り」から賛歌「めでたし海の星」。カトリックでは聖母マリアを海の守護神と考える説があるようですね。最後はドビュッシーの交響詩「海」。ドビュッシー代表作として知られる交響詩「海」の初版の表紙には葛飾北斎の「富獄三十六景」〜「神奈川沖浪裏」が描かれていることからも、当時のヨーロッパにおける東洋趣味が伺えそうです。

7にまつわるクラシック特集

田中 泰 氏 コメント
7月にちなんで、7にまつわるクラシックを特集します。まずはハイドンの「十字架上のキリストの最後の7つの言葉」。この曲は、スペインの港町カディスのホセ・サルーズ司祭からの依頼によって作曲された作品でした。続いて1967年から68年にかけて放送された人気ヒーロー番組のウルトラセブンの最終回で使われたシューマンの「ピアノ協奏曲」。続いて、優れたピアニストでもあったプロコフィエフの「ピアノ・ソナタ第7番」。第二次大戦中に作曲されたことから「戦争ソナタ」の名で呼ばれ20世紀を代表する名曲として愛されています。最後はショスタコーヴィチの交響曲第7番「レニングラード」。15曲の交響曲の中でも最も長く、レニングラードでの攻防を描いたこの曲が日本で一躍有名になったのは「ちちんぷいぷい」の歌詞が付けられたドリンク剤のCM、アーノルド・シュワルツネッガー扮する大魔神の姿もとても印象的でした。

ストラディヴァリウス特集

田中 泰 氏 コメント
高級楽器の代名詞として知られるストラディヴァリウスの価格がこの10年で倍以上に高騰しているといいます。その価値は一体どこにあるのかといえば、楽器というよりもレオナルド・ダ・ヴィンチやゴッホの絵と同様、美術工芸品としての価値。しかも美しい音色を奏でるのですから素晴らしい。という訳で、今週は名手たちが使用するストラディヴァリウスの響きをご堪能いただきます。パールマンの「ソイル」、諏訪内晶子の「ドルフィン」、ヨーヨー・マの「ダヴィドフ」に東京カルテットの「パガニーニ・カルテット」。1艇12億以上とも言われる豪華絢爛な響きを是非ご堪能あれ。

7月のコンサートで楽しめる名曲

田中 泰 氏 コメント
7月になってもクラシック界は大盛況。夏フェスもスタートしてコンサートはよりみどり、という中からセレクトしたのは、ブラームスの「二重協奏曲」。名手ヨアヒムとの関係修復のためにヴァイオリンソロを加えることをヨアヒムに打診したのがきっかけだという気配りの人ブラームスの名作です。モーツァルトの「劇場支配人」は、アマデウスにも登場する皇帝ヨーゼフが妹夫婦歓迎のために依頼した作品で、同時にサリエリの「初めに音楽、それから言葉」も披露されたというのですからまさに映画のようなストーリー。「マニフィカート」はキリスト教聖歌の中でも最も重要な儀式で演奏される重要なテーマ。それをバッハが手がけたらこんな素敵な作品に。最後にご紹介する「ラプソディ・イン・ブルー」はクラシックとジャズを融合したガーシュウィンの出世作。美しいメロディは天才ガーシュウィンならではの素晴らしさです。

カラヤンVSバーンスタイン2018年7月

カラヤン・ラスト・コンサート1988 悲愴&モーツァルト

ヘルベルト・フォン・カラヤン

2,667 (税込 2,880

チャイコフスキー:交響曲第6番《悲愴》

バーンスタイン

1,800 (税込 1,944


田中 泰 氏 コメント
4回目となる今回のお題はチャイコフスキーの交響曲第6番「悲愴」。日本人のチャイコフスキー好きは有名で、コンサートやCD市場でも他の作曲家を圧倒するほどの人気ぶりです。それを知ってか知らずか、カラヤンはその生涯に「悲愴」をなんと7回も録音しているのです。その理由の1つは録音技術の進歩に伴う最良の物を遺したいと願う彼の執念でしょう。そしてもちろんそのすべてが名盤です。一方バーンスタインの方はといえば、ニューヨーク・フィルを指揮した3回の録音があり、こちらもかなりの執着振り。2人合わせて10種類の「悲愴」の中から個人的な理由で1枚選ぶとすれば、カラヤン最後の来日公演のライブ録音。ここには僕の拍手も含まれているはずです。

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JAL2018年7月「古楽」

田中 泰 氏 コメント
最近注目のジャンルといえば「古楽」。バッハ以前の作曲家たちの作品を総称するこの言葉には、当時の作曲家たちが使用していたオリジナル楽器での演奏も含まれているのがとても興味深い。という訳で今月は「古楽」の新鮮な響きをご堪能いただきます。イタリアからはモンテヴェルディとヴィヴァルディ、フランスからはラモー、イギリスからはダウランド、そしてドイツからはJ.S.バッハの作品をピックアップ。300年以上にも及ぶ時代の荒波を超えて残ってきた音楽の素晴らしさはまさに別格。特にロック歌手スティングが歌うダウランドの名曲はぜひ聴いて欲しい。


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