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バックナンバー

クラシック聴くならコレ!! 今だから聞きたい!厳選!クラシックセレクション

『J-WAVE』MORNING CLASSICを深堀する!!   EVERY MONDAY - THURSDAY 08:05 - 08:10

食にまつわるクラシック

田中 泰 氏 コメント
秋は食欲の季節、ということで、今週は食にまつわるクラシックの名曲を特集。クラシックは本来食事のBGMとして発達してきたこともあり、美味しい料理とは切っても切れない関係がありそうです。
まずは「食卓の音楽」というそのものズバリのタイトルが付いたテレマン「ターフェル・ムジーク」。その昔料理番組のテーマ曲にも使われていたことが懐かしい。
続いてはモーツァルト「ディヴェルティメント第15番」。こちらも王侯貴族の食事のBGMのための音楽だとか。まさに贅沢の極み。
続いてプーランクのバレエ「典型的な動物」から第6曲「昼の食事」。こちらは映画の主人公になった気分で食事ができる音楽だ。
最後は清らかなフランク「天使の糧(パン)」をご紹介。どの作品を聴きながらの食事が楽しいか是非ご体験あれ。食べ過ぎにもご注意を!

クラシック・ミーツ・ビートルズ

田中 泰 氏 コメント
20世紀を代表するロックバンド「ビートルズ」は、今や音楽の教科書にも載るほど評価が高い。今週はジャンルの垣根を超えて、クラシックのアーティストが演奏するビートルズの音楽をご紹介。
「ア・ハード・デイズ・ナイト」「ミシェル」と続いて、“天使の歌声”「ウィーン少年合唱団」が歌う「オール・ユー・ニード・イズ・ラブ」。これはボーイ・ソプラノが心に沁みること請け合い。
そして最後は「ペニー・レイン」。これはトランペットソロがとても印象的な名曲だ。
どんな編成で演奏しても全く陳腐にならないところが「ビートルズ」の凄さに違いない。

ビートルズ・イン・クラシック

1,000 (税込 1,080

ゴーズ・ポップ

2,000 (税込 2,160

ハロウィン特集

田中 泰 氏 コメント
毎年恒例のハロウィン特集。今年もパーティのBGMにピッタリの音楽をご紹介しますよ。
まずは、グノー「マリオネットのための葬送行進曲」。この曲を一躍有名にしたのが「ヒッチコック劇場」。1955年にスタートしたこの番組のテーマ曲としてあまりにも有名。
続いてはサン=サーンス「死の舞踏」。午前0時の時計の音とともに骸骨がダンスを踊りだすというテーマの音楽はまさにハロウィン。
そして映画界の巨匠ジョン・ウィリアムズの「イーストウィックの魔女たち」から「悪魔の踊り」もハロウィン・チックなことこの上なし。映画のテーマは悪魔なのだから納得だ。
最後はプーランク「ピアノ協奏曲嬰ハ短調」。ハリー・ポッターのテーマにも通じるような音楽は、きっとハロウィンにもピッタリ。素敵なパーティになりますように。

グレン・グールド特集

グレン・グールド特集

『JAL機内クラシックチャンネル』で聴けるおすすめクラシック音楽

JAL機内クラシックチャンネル 10月のテーマは「憩いのメヌエット」

J.S.バッハ:「アンナ・マグダレーナ・バッハの音楽帖」より

田中 泰 氏 コメント
「ワルツ」や「アダージョ」とともに、心地よい音楽の源となる舞踏のリズム「メヌエット」には名曲がいっぱい。柔らかな世界をご堪能ください。その美しくも愛らしい「メヌエット」がたくさん収められているのがヨハン・セバスティアン・バッハの「アンア・マグダレーナ・バッハの音楽帳」。バッハが最愛の妻アンナ・マグダレーナのためにまとめた小品の数々にはバッハのエッセンスがぎっしり。これからバッハに親しみたいという方にもぴったりのアルバムだ。有名なメヌエットは子供の頃ピアノを習っていた方ならきっと弾いた記憶がよみがえる懐かしさだ。モーツァルトの「ディヴェルティメント」の中の「メヌエット」は食卓の音楽。王侯貴族が食事の際に聴いたとか。さらには「メヌエット」の起源であるフランスの作曲家ビゼートラヴェルのメヌエットは優雅の極み。心に沁みますよ。

君はグレン・グールドを聴いたか(その7)

田中 泰 氏 コメント
9月25日の誕生日と10月4日の命日が相次いでやって来るグレン・グールドを特集。没後35年の今も全く人気が衰えない伝説のピアニストの魅力に迫りたい。まずは伝説の始まりとなった1955年録音のバッハ「ゴールドベルク変奏曲」。全ての録音テイクが収められた「コンプリート・レコーディング・セッションズ」も発売されて大きな話題に。続いてはモーツァルトの「ピアノ・ソナタ第14番」。このヘンテコリンな演奏がなぜか癖になるところがグールドならでは。次はベートーヴェンのピアノ協奏曲第5番「皇帝」をお届け。第1楽章冒頭からグールド節が炸裂だ。そして最後はワーグナーの楽劇「ニュルンベルクのマイスタージンガー」前奏曲をグールド自身が編曲したゴージャスな1曲。何を弾いても面白いのはさすがの一言。

「ゴールドベルク変奏曲1955年盤」のすべてがここに

「グレン・グールド ゴールドベルク変奏曲1955 コンプリート・レコーディング・セッションズ」が発売された。録音時の全てのテイクがCD5枚(完成品の CDとLPも付属)に収められたこのアルバムはマニア垂涎。まさに伝説の名盤だからこそ成り立つ企画物だ。ディレクターとのやり取りを挟んで何度も繰り返される音楽を聴いていると、まさに目の前に存在するグールドを感じることができる。32歳の若さでコンサート活動を引退し、その後は死ぬまで録音することのみに音楽活動の道を見出したグールドは、すでに死すらも超越してしまったようだ。今改めてグールドの奏でる「ゴールドベルク変奏曲」に浸ってみたい。

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