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バックナンバー

ラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポン2017

ラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポン2017「ラ・ダンス 舞曲の祭典」
お薦めアルバムをご紹介!


『J-WAVE』MORNING CLASSICを深堀する!!   EVERY MONDAY - THURSDAY 08:05 - 08:10

6月のコンサートの中からクラシックの名曲をチョイス!

田中 泰 氏 コメント
ゴールデンウィークの風物詩「ラ・フォル・ジュルネ」が終わってホット一息のクラシック界は初夏のコンサートシーズンに突入。
6月は素敵なコンサートが目白押しだ。コンサートを聞く前に予習するか、CDを聴いて行きたくなったコンサートをチェックするか。楽しみ方は人それぞれ。
まずは今年生誕450年のメモリアルイヤーを迎えたイタリアの作曲家モンテヴェルディの「聖母マリアの夕べの祈り」。この曲の始まり方のかっこよさは格別だ。
そして初夏の爽やかな風のような「天使の歌声」ウィーン少年合唱団が歌う「美しく青きドナウ」で心洗われるひとときを。
続いてはワイン片手にオペラを楽しむMETライブビューイングの「ばらの騎士」。これは村上春樹の新作長編小説「騎士団長殺し」でテーマのように使われていたR.シュトラウスの名曲だ。
最後はモーツァルトが遺した4つの「ホルン協奏曲」は、空を見上げたくなるような清々しさを体験できること請け合い!

ヴィオラ特集

田中 泰 氏 コメント
新緑の季節に聴きたい楽器ヴィオラ特集。
ヴァイオリンとチェロの間に位置するヴィオラは、ちょっと微妙な楽器。しかしその深みのある音色を聴いたらきっとヴィオラ好きになること間違い無し。
まずはブラームスのヴィオラ・ソナタ第2番をご紹介。名作クラリネット・ソナタを自らヴィオラ用に編曲したこの曲の美しさは心に沁みる。
シューマン唯一のヴィオラ作品「おとぎの絵本」の不思議なメロディは子供を愛したシューマンならではの面白さ。
最後はバッハの名作「ブランデンブルク協奏曲」から第6番をピックアップ。2本のヴィオラが活躍するこの曲の存在は、すべてのヴィオラ奏者に希望を与えているに違いない。

仕事や勉強がサクサク進むクラシック

田中 泰 氏 コメント
連休明けの今週は気分一新! ということで仕事や勉強がさくさく進むクラシックを特集。
まずはカステラのCMでお馴染みオッフェンバックの喜歌劇「天国と地獄」。かつては運動会の定番曲だったのが懐かしい。
続いてスッペの「軽騎兵」序曲の軽やかさにパソコンのキーボードを打つ手も弾みそう。
ビゼーの「アルルの女」の長閑なファランドールを聴けば、もやもやした気分も吹き飛ぶこと請け合い。
最後はアメリカの天才ガーシュウィンの「パリのアメリカ人」。オフィス街を颯爽と行く自分の姿をイメージしながら聴いてみれば素敵な1日の幕開けがそこに。

旅するクラシック特集

田中 泰 氏 コメント
国と地域にまつわるクラシック特集の筆頭は“フィンランド第2の国歌”として愛されるシベリウスの交響詩「フィンランディア」。
そしてクープランの組曲「諸国の人々」から「ピエモンテの人」は北イタリアの優雅な雰囲気が楽しめそう。
ロッシーニの「セビリアの理髪師」冒頭を飾る「序曲」の華やかな明るさはまさにスペインそのもの。
そして最後は中世のドイツ・ニュルンベルクを舞台に描かれたワーグナーの「ニュルンベルクのマイスタージンガー」から壮大な「第1幕の前奏曲」。
これが喜劇作品だとはとても思えない荘厳さがワーグナーならでは。気分が上がること間違い無し!

浅田真央 特集

田中 泰 氏 コメント
“フィギュアスケートはクラシックの宝庫”ということで、浅田真央さんが競技で使ったクラシック特集。
まずは2008-9シーズンのフリースタイル使用曲ハチャトゥリアンの「仮面舞踏会」から素晴らしいノリのワルツ。
続いて2013-14シーズンのショートプログラムで使用したショパンの「ノクターン第2番」はショパンの作品中最も有名な曲の1つ。
2013-14シーズンのフリースタイルではロシアの大地を思わせるラフマニノフの「ピアノ協奏曲第2番」。
そして2015-16シーズンのフリースタイルではプッチーニの「蝶々夫人」から「ある晴れた日に」。
どれを聴いても浅田真央さんの美しい氷上の姿が目に浮かぶ。

『JAL機内クラシックチャンネル』で聴けるおすすめクラシック音楽

JAL機内クラシックチャンネル 5月のテーマは「スペイン」

グラナドス生誕150年!
グラナドス:ゴイェスカス

田中 泰 氏 コメント
情熱の国スペインのクラシックは美しくも官能的なメロディの宝庫。
「アランフェス協奏曲」や「アルハンブラの思い出」など、一度聴いたら耳について離れない作品がたくさんある。 中でも注目したいのが、今年生誕150年を迎えた作曲家グラナドスの「ゴイエスカス」。 スペインの巨匠ゴヤの絵にインスピレーションを受けて作曲されたこの作品の妖艶さは素晴らしく、当初ピアノのために書いた作品をオペラ化し、ニューヨークのメトロポリタンオペラで初演。 帰りの船がドイツの潜水艦に沈められて命を失ったグラナドスの“白鳥の歌”だと言える。 名高い「嘆き、またはマハと夜鳴うぐいす」は、そのグラナダスの情熱が耳について離れない1曲だ。

グラナドス:ゴイェスカス 他

1,000 (税込1,080

セゴビアの芸術

2,857 (税込3,086

Viva! Rodrigo

3,143 (税込3,394

君はグレン・グールドを聴いたか(その2)

グレン・グールド・ストーリー ~ ベスト・オブ・グールド

田中 泰 氏 コメント
グールドを楽しむための2枚目は、モーツァルトのピアノ・ソナタ第11番「トルコ行進曲付き」。 音楽史上最高の天才の誉れ高いモーツァルトの作品の中でも最も有名な曲のひとつ「トルコ行進曲つき」一般的には「トルコ行進曲」と呼ばれるこの曲の美しさと軽やかさは抜群。 当時ヨーロッパでブームとなっていた“トルコ風”のテイストをいち早く取り入れたモーツァルトの傑作だ。 この誰でも知っている有名曲をグールドが弾いたらどうなるかを是非ご自分の耳で確かめて欲しい。 太鼓を打ち鳴らしながら進むトルコ軍の様子をこれ程雄弁に表現した演奏は他にない。しかもグールド特有の鼻歌付きというのも魅力的だ。

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