バックナンバー
『J-WAVE』MORNING CLASSICを深堀する!! EVERY MONDAY - THURSDAY 08:05 - 08:10
フルート特集
田中 泰 氏 コメント
春をイメージする楽器といえばフルート。鳥のさえずりのような音色が春をイメージさせるのでしょう。
まさにフルートで鳥を描いた名曲がヴィヴァルディのフルート協奏曲「ごしきひわ」。春爛漫の今聴くのにぴったりだ。
そしてモーツァルトの最高傑作のひとつに数えられるのが「フルートとハープのための協奏曲」。優しいメロディに癒やされること間違い無し。
フランスの作曲家プーランクの「フルート・ソナタ」のメロディも負けていない。美しくも摩訶不思議な音の動きが耳につくこと請け合い。
最後はバッハの「ブランデンブルク協奏曲第5番」。時代を超越したバッハの凄さを感じさせる名曲だ。
ごしきひわ・海の嵐/ヴィヴァルディ:フルート協奏曲集
1,000円 (税込1,080円)
モーツァルト/ゴールウェイ(フルートとハープのための協奏曲)
2,400円 (税込2,592円)
エマニュエル・パユ/魔法の笛(フルート・ソナタ カンティレーナ)
2,381円 (税込2,571円)
J.S.バッハ:管弦楽組曲第2番&第3番、ブランデンブルク協奏曲第5番
1,200円 (税込1,296円)
旅するクラシック
田中 泰 氏 コメント
3月は卒業旅行や転勤の季節ということで、旅にまつわるクラシックを特集。世界の国や地域にまつわるクラシックの名曲をご紹介。まずはスペインの「グラナダ」へ。グラナダの街の美しさを女性に例えたこの歌はジャンルを超えたヒット曲。続いてはイギリスの西側に位置するウェールズの事実上の国家「我が祖先の地」。次はイタリアのナポリから世界に広がった「フニクリ・フニクラ」。登山鉄道の宣伝曲が日本ではなぜかトラのパンツに!?最後は、生粋のウィーン市民、ジーツィンスキー作曲のウィーンを賛美するノスタルジックな歌曲「ウィーン、わが夢の街」。旅の空で聞いてみたい曲ばかりです。
ドミンゴ ザ・グレイテスト・ヒッツ50
3,600円 (税込3,888円)
セレブレーション
2,800円 (税込3,024円)
パヴァロッティ~ザ・グレイテスト・ヒッツ50
3,600円 (税込3,888円)
ドミンゴ・ザ・ベスト~愛を歌う
2,667円 (税込2,880円)
春にまつわるクラシック
田中 泰 氏 コメント
春爛漫の今にピッタリのクラシックということで選んだのがシューマンの交響曲第1番「春」。愛妻クララとの結婚の喜びが炸裂するような勢いが印象的。続いてはシューマンの親友メンデルスゾーンの「無言歌集」の中で最も名高い「春の歌」。そして最も刺激的な春といえばストラヴィンスキーの「春の祭典」。その初演はクラシック史上に残るスキャンダルとなったことを思いながら聴いてみたい。最後はアルゼンチンのバンドネオン奏者で作曲家ピアソラの「ブエノスアイレスの春」。日本から見て地球の裏側にある「春」の風景はこんなに格好いい。
シューマン:交響曲第1番「春」&第3番「ライン」(ハイブリッドCD)
2,800円 (税込3,024円)
無言歌集
3,048円 (税込3,292円)
ストラヴィンスキー:バレエ《春の祭典》他
1,700円 (税込1,836円)
ヴィヴァルディ&ピアソラ:エイト・シーズンズ 他
1,429円 (税込1,543円)
3月のコンサートで聴けるクラシック特集
田中 泰 氏 コメント
3月のコンサートの中から選んだ素敵な曲は、“音楽史上最高の神童”メンデルスゾーンが遺した「ピアノ三重奏曲第1番」。そして珍しい楽器“グラスハーモニカ”を駆使したドニゼッティの「ランメルモールのルチア」から、ソプラノ歌手最高の見せ場「狂乱の場」。さらには3月16日から1ヶ月間、上野を舞台に開催される「東京・春・音楽祭」の目玉公演シューベルトの「ミサ曲第6番」と、同じくシューベルトが死の直前に遺した「ピアノ・ソナタ第20番」。どれも春にふさわしい美しさだ。
メンデルスゾーン:ピアノ三重奏曲第1番、ドヴォルザーク:ピアノ三重奏曲第4番「ドゥムキー」
2,000円 (税込2,160円)
ドニゼッティ:歌劇「ランメルムーアのルチア」(全曲)(1959年)(ハイブリッドCD)
4,500円 (税込4,860円)
シューベルト:ミサ曲第6番変ホ長調 D.950
1,190円 (税込1,285円)
シューベルト:ピアノ・ソナタ第19番・20番
1,600円 (税込1,728円)
村上春樹特集
田中 泰 氏 コメント
村上春樹さんの新作小説発表のたびに話題になるのが、作品の中に登場するクラシック。「風の歌を聴け」ではグールドが演奏するベートーヴェン:ピアノ協奏曲第3番。「海辺のカフカ」では“百万ドルトリオ”によるベートーヴェン:ピアノ三重奏曲「大公」。「1Q84」ではヤナーチェクの「シンフォニエッタ」。そして「色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年」ではベルマンが弾くリスト:「巡礼の年第1年スイス」から「ル・デュ・デュ・ペイ」。今回の新作「騎士団長殺し」には何が出るのか出ないのか、興味津々。
ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第3番/シベリウス:交響曲第5番
1,600円 (税込1,728円)
ベートーヴェン:大公トリオ ほか
1,600円 (税込1,728円)
ヤナーチェク:シンフォニエッタ/ルトスワフスキ:管弦楽のための協奏曲
1,400円 (税込1,512円)
巡礼の年~小説に出てくるクラシック
1,905円 (税込2,057円)
『JAL機内クラシックチャンネル』で聴けるおすすめクラシック音楽
JAL機内クラシックチャンネル 3月のテーマは「ダンス」
ラヴェル:バレエ《ダフニスとクロエ》、ボレロ
田中 泰 氏 コメント
ゴールデンウィークの風物詩となった日本最大級の音楽祭「ラ・フォル・ジュルネ」の今年のテーマは「ラ・ダンス」ということで、
今回は予習を兼ねてダンスにまつわる名曲をピックアップ。“太古の昔から人が踊るところには必ず音楽があった”という言葉通り、クラシックの世界にはダンスにまつわる名曲がいっぱいだ。中でもラヴェルの「ボレロ」は、映画やCMにも使われる大人気曲。スネアドラムによって刻まれるボレロのリズムと、徐々に楽器の数を増やしながら巨大化してゆく2つのメロディは一度聴いたら病み付きになること間違い無し。
クラシック初体験の方にもお薦め!
コープランド&ガーシュウィン~アメリカン・アルバム!
2,857円 (税込3,086円)
ファンタスティック・フィラデルフィア・サウンド~史上最大の名曲集
1,800円 (税込1,944円)
ストラヴィンスキー:春の祭典&ペトルーシュカ
2,600円 (税込2,808円)
<3月の厳選楽曲> バッハに目覚めるきっかけがここに!?
バッハ・リサイタル
田中 泰 氏 厳選のポイント
「まだバッハの魅力に気付いていない貴方が羨ましい。この先の人生に“バッハを好きになる”という素晴らしい瞬間が待っているのだから」という言葉がある程バッハの音楽は魅力的だ。
今月はそんなバッハに触れる入り口として最適な1枚をご紹介。2005年の第15回ショパン国際ピアノコンクールの覇者ラファウ・ブレハッチの最新アルバム「バッハ・リサイタル」は、まず美しいピアノの響きとセンスの良いタッチに魅了される。そしてどんな気分の時でも聴いていられるし、ずっと聴き続けていたいと思えるような音楽がここにある。これをきっかけにしてバッハの世界にのめり込んでみてはいかが?