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バックナンバー

『J-WAVE』MORNING CLASSICで紹介された楽曲   EVERY MONDAY - THURSDAY 08:05 - 08:10

2月のお薦めクラシック公演

田中 泰 氏 コメント
まずは「第九」と並ぶベートーヴェン晩年の大作「ミサ・ソレムニス」。合唱に興味がある方には特にお薦め。続いてサン=サーンスのオペラ「サムソンとデリラ」から名高いバッカナールは吹奏楽でもお馴染みの人気曲。3日目の「カルメン」の「闘牛士の歌」を聴けば気分が上がること間違い無し。最終日はシューベルトの最高傑作のひとつ歌曲集「冬の旅」。これは詩を読みながら美しいメロディをじっくり楽しむのがポイントだ。

鳥にまつわるクラシック

田中 泰 氏 コメント
2017年の干支「鳥」にまつわる作品は実にたくさんあります。作曲家たちは鳥好きだったのでしょうね。ロッシーニの「どろぼうかささぎ」序曲は、村上春樹さんの小説「ねじまき鳥クロニクル」に登場して話題となった作品。続いてヴァイオリンの美しい音色が印象的なヴォーン・ウイリアムズの「揚げひばり」。ビゼーの「恋は野の鳥」は「カルメン」のハバネラとして知られる名曲です。カザルスの「鳥の歌」はうめき声入りの録音が最高です。

20歳の頃

田中 泰 氏 コメント
大作曲家たちは20歳頃一体何をしていたのだろう。モーツァルトはザルツブルク宮廷音楽家として活躍し、名高い「ハフナー・セレナード」を作曲。シューベルトは教師を辞めて作曲に専念するもフリーター状態で歌曲「魔王」の出版も失敗。シューマンはパガニーニの演奏に刺激を受けて音楽の道へ進むことを決心し「アベッグ変奏曲」を作曲。ラフマニノフは敬愛するチャイコフスキーの死を悼んで「悲しみの三重奏曲」を作曲。それぞれ頑張っていたのですね。

2017年のクラシック展望

田中 泰 氏 コメント
2017年のメモリアル作曲家の中から代表的な人とその作品をあげてみたい。まずは、没後250年のテレマン『ターフェルムジーク』。これは食事の時のBGMにぴったり。続いて生誕450年のモンテヴェルディ『ポッペアの戴冠』。そして生誕150年のスペインの作曲家グラナドス「スペイン舞曲集」。さらにはGWの風物詩「ラ・フォル・ジュルネ」音楽祭の今年のテーマは「ラ・ダンス 舞曲の祭典」。クラシックの世界にもダンスミュージックが満載です。

1月のおすすめクラシック公演特集

田中 泰 氏 コメント
新しい年のスタートを飾るのはやはり華やかな音楽、ということで選んだのがフォーレの「レクイエム」から「ピエ・イエス」とモーツァルトのモテット「踊れ、喜べ、幸いなる魂よ」から「アレルヤ」。どちらも美しいソプラノが印象的。新鋭ピアニスト、キット・アームストロングが弾くバッハの「パルティータ第1番」と日本の若手、牛田智大が弾くムソルグスキー「展覧会の絵」は、2人の今年の活躍を予言するかのような素晴らしさだ。

幸田浩子
ピエ・イエス

2,857 (税込3,086

森麻季
アレルヤ

2,857 (税込3,086

牛田智大
展覧会の絵

3,000 (税込3,240

『JAL機内クラシックチャンネル』で聴けるおすすめクラシック音楽

JAL機内クラシックチャンネル 1月のテーマは「鳥」

サン=サーンス
組曲《動物の謝肉祭》、他

田中 泰 氏 コメント
あけましておめでとうございます。2017年の干支「鳥」にまつわる作品の中でも最も有名な作品のひとつがサン=サーンスの「白鳥」です。組曲「動物の謝肉祭」の中でも特に親しみやすいこの曲は、本来のチェロ以外にもさまざまな楽器によって演奏されている名旋律。優雅に泳ぐ白鳥の姿が目に浮かぶようです。

<1月の厳選楽曲> 今年こそ、クラシック史上最大のヒット曲「第九」を体験!

アンドレア・バッティストーニ指揮、
東京フィルハーモニー交響楽団 他

田中 泰 氏 厳選のポイント
1987年生まれの イタリアの新鋭バッティストーニによる最新のライヴ録音。爆発的な推進力に浸りたい。


<アンドレア・バッティストーニ>

1987年ヴェローナ生まれ。アンドレア・バッティストーニは、国際的に頭角を表している若き才能であり、同世代の最も重要な指揮者の一人と評されている。2013年1月よりジェノヴァ・カルロ・フェリーチェ歌劇場の首席客演指揮者に、年間にオペラ2作品、交響曲公演2プログラムを指揮する3年契約で就任。2016年10月、東京フィルハーモニー交響楽団首席指揮者に指名された。