「デザイン・型紙・裁断・縫製」までの全ての工程をオーナーである加藤憲司さんが手掛けてられています

■製品について
―製品の特徴を教えてください。
カスタムメイドとフルオーダーをメインに帽子や服を製作販売しております。
お客様に飽きられない範囲でのデザイン性の追求や、品質の良い素材を使用、丁寧な仕事を心掛けております。
―今注力されていることを教えてください。
元々は自身のブランドでのトータルコーディネイトを目指しておりましたので、帽子以外の衣服の製作にも力を入れております。
自社ブランドのみでの頭からつま先までのトータルコーディネイトの実現が作家としての当初から変わらない目標です。



■あじき路地について
―どのようなきっかけで入居を決めましたか。
30歳を迎える半年前にあじき路地の事を知り、すぐに現地に足を運びました。
大家さんご夫妻や住人の方々とお話を重ね、ここでお店がやりたいと強く感じ、応募しました。
―「あじき路地」での暮らしはいかがですか。
同じような志を持った住人達との近所付き合いが魅力のひとつです。
あと、大通りから少し離れた静かな環境ですので作業に集中することができます。
ご来店のお客様にもゆったりと過ごしていただけますね。
―入居者同士ではどのような交流がありますか。
わからない分野の相談や、世間話、気軽なご飯会など、すぐに頼れる仲間が傍に居てくれる環境はとても心強く有り難いです。
―大家の安食さんとはどのような交流がありますか。
「お母さん」と呼ばせていただいているくらい身近で頼れる存在です。
先達の住人達と二人三脚で路地を盛り上げてこられた事を尊敬しておりますし、逆に頼っていただけるように精進しております。
―お客様とのエピソードを教えてください。
製品のお引き渡しのタイミングでご来店されたお客様が、
完成した帽子を被られた際の少し照れくさそうな笑顔を拝見するのが僕のささやかな楽しみです。
―「あじき路地」をテーマにした楽曲を制作された南壽あさ子さんについて聞かせてください。
楽曲「あじき路地」の収録を路地でされていたのですが、路地を吹き抜ける柔らかい風に乗って、
南壽さんの唄声とメロディーがやさしく響いていたのがとても印象的でした。

あじき路地工房情報&マップ
2004年、長年空家だった町家を「京都で創作活動する若手作家を応援できれば」と大家が全国から入居者を募集。 約100件の応募の中から選ばれた第一期生をスタートに多くの作家がここで職住一体の暮らしを送り、訪れる人に作品に触れてもらう場となっています。
【住所】〒605-0831京都市東山区大黒町通松原下る2丁目山城町284
【営業時間】店舗により異なる
【定休日】店舗により異なる
工房情報 >>
【北1】 en(えん)
【北2】 切り絵工房望月
【北3】 入居者募集中(2022年6月更新)
【北4】 evo-see
【北5】 Maison de Yorimichi
【北6】 kokoiro
【北7】 GAJUMARU
【北8】 Ru-Pu
【北9】 ---
【北10】 越前良太デザイン研究所
【南1】 喫茶文六
【南2】 PICARO EIS(ピカロ アイス)
【南3,4】 三味線職人:野中智史
【南ハナレ】 kyo・miori 京都本店