〈新しい能力〉は教育に何をもたらしたのか 資質・能力ベースの改革を飼いならす
発売日:2026年3月
- ページ数
- 301p
- ISBN
- 978-4-623-10015-6
- 著者情報
- 松下 佳代(マツシタ カヨ)
京都大学大学院教育学研究科教授。専門は教育方法学、大学教育学
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商品説明
いま、日本で「資質・能力」の概念は、幼児教育から高等教育、生涯学習までを貫く目標として位置付けられ、広く深く浸透している。PISAリテラシーやコンピテンシーの概念は、世界においてますます影響力を増している。従来の「学力」の範疇に収まりきらない〈新しい能力〉概念は教育をどう変えたのか。そして、私たちはいかに光と影を把握し、飼いならすことができるのか。本書はその現状と課題を明らかにする。
いま、日本で「資質・能力」の概念は、幼児教育から高等教育、生涯学習までを貫く目標として位置付けられ、広く深く浸透している。PISAリテラシーやコンピテンシーの概念は、世界においてますます影響力を増している。従来の「学力」の範疇に収まりきらない〈新しい能力〉概念は教育をどう変えたのか。そして、私たちはいかに光と影を把握し、飼いならすことができるのか。本書はその現状と課題を明らかにする。
目次
まえがき
第I部 原理と概念
第1章 コンピテンシー論の現在地――その混乱を解きほぐす(松下佳代)
はじめに
1 「コンピテンシー」という用語
2 コンピテンシー概念の展開
3 コンピテンシーの本質的特徴
4 コンピテンシーを文化的にとらえ直す
おわりに
ブックガイド
第2章 なぜ能力を飼いならすべきか――労働力商品論から市民社会論へ(樋口太郎)
はじめに
1 「能力はいかに語られているのか」の現在
2 「能力をいかに飼いならすのか」から「なぜ能力を飼いならすべきか」へ
3 労働力商品論から「なぜ能力を飼いならすべきか」を問う
4 「権利としての能力」から「財産としての能力」へ
5 市民社会論から「なぜ能力を飼いならすべきか」を問う
おわりに
ブックガイド
第3章 PISAのリテラシーは変わったか――デジタル世界を展望した「読解力」のゆくえ(樋口とみ子)
はじめに
1 PISAにおけるリテラシー概念の変遷
2 エージェンシーへの着目――批判的リテラシー論との関係
3 リテラシーの非認知面――デジタル世界への展望
おわりに
ブックガイド
第II部 政策と実践
第4章 コンピテンシー・ベースのカリキュラム改革とはどういうことか――初等・中等教育でのコンテンツフリー化に抗して(石井英真)
はじめに
1 国際的なコンピテンシー・ベースの教育改革の展開と論争点
2 コンピテンシー・ベースのカリキュラム改革の日本的展開
3 改革を社会的自立と人間教育へとつなぐために
おわりに
ブックガイド
ほか
商品詳細
- 出版社名
- ミネルヴァ書房
- サイズ
- 22cm
- 対象年齢
- 一般
- フォーマット
- 単行本
注意事項
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