かかりつけ小児科医の使命
発売日:2026年3月
- ページ数
- 182p
- ISBN
- 978-4-344-69429-3
- 著者情報
- 長谷川 智巳(ハセガワ トモミ)
1996年、京都府立医科大学医学部卒業。神戸大学医学部附属病院第二外科に入局し、1998年に兵庫県立こども病院へ異動。外科専門医、医学博士を取得後、米国University of Michigan Cardiovascular Centerに勤務、Seattle Children’s Hospitalに派遣。帰国後は兵庫県立こども病院に在籍し、小児の多岐にわたる手術と集中治療の経験を積み、心臓血管外科専門医、集中治療専門医、循環器専門医を取得。その一方で、大規模病院と地域医療との格差、小児医療を取り巻く実態に課題意識を抱くようになり、専門医療と地域医療の融合を目指す新たな小児科医療モデルの実現に向けて開業を決意し、小児科専門医を取得。2022年5月、『はせがわファミリークリニック』を開院した
セブン-イレブン受取り(送料無料)
発送目安
発売日(発売日以降は当日)~2日で発送
宅配(送料¥550税込)
発送目安
発売日(発売日以降は当日)~2日で発送
交通状況・天候の影響や注文が集中した場合等、お届けにお時間をいただく場合がございます。
商品説明
高度医療の最前線から町のお医者さんへ。“小児科専門医”こそが子どもの健康と命を守る。心臓外科医・集中治療医、そして小児科医、異色の開業医が考える地域に必要な小児医療とは。
大人と同じ診察・治療では
子どもの命と健康は守れない
医療機関の標榜科の仕組みから
専門医の見分け方まで――
子どもに適切な治療を受けさせるための
知識と心得を徹底解説!
成長と発達の途中にある子どもは、同じ病気でも大人と同じ基準で診てはならない存在です。しかし実際の医療現場では、必ずしもその前提が徹底されているとはいえません。医師免許があれば診療科を自由に掲げられる制度のもと、「小児科」と標榜していても専門医でない医師が子どもを診ているケースもあります。さらに地方では小児科医不足が深刻化し、専門的な小児医療を受けにくい地域格差も広がっています。
著者は20年以上にわたり、大学病院や県立こども病院で小児医療に携わり、小児の手術や集中治療を数多く経験してきました。多くの子どもたちを治療し、退院していく姿を見届けるなかで、次第に「退院したあとも、この子たちが健やかに暮らせる地域医療をつくりたい」という思いが強くなっていきます。そうした背景から、2022年に兵庫県明石市で小児科クリニックを開業し、現在は退院後の子どもたちも含め、地域の子どもの成長を継続的に見守り続けています。
本書は、地域の小児専門医としての立場から、親が知っておくべき小児医療の本質を分かりやすく解説します。医療機関の標榜科の仕組みや専門医の見分け方をはじめ、子どもに適切な治療を受けさせるための知識と心得を、現場の具体例を交えながら伝えます。
子どもの健康を守る第一歩は、親が正しい知識を得ることです。本書は、不安に振り回されないための教養と、安心して子育てするための確かなよりどころを与えてくれる一冊です。
目次
はじめに
第1章 子どもは「大人を小さくしたもの」ではない
専門性のない小児科は「大切な一人」の健康と命を守れるのか
「小児科」を標榜していても、子どもが専門ではない……?
小児科を標榜するクリニックよりも圧倒的に少ない専門医の数
クリニックの看板と医師の専門性には隔たりがある
子どもは「小さな大人」ではない――治療の落とし穴とは?
専門知識の欠如が不幸なインシデントを招く
学校健診が担う命のスクリーニング
見逃される子どもの心疾患
「心の病気」と診断されたC君
忘れられない出来事
第2章小さな体に宿る大きな未来を担う
地域にこそ求められる「本物の」小児科医の職分
ありふれた症状の背後に隠れた可能性を見極める
ひどい咳が「喘息」ではない!
「単なる便秘」で片づけるのは危険!
適切な検査ができる体制を整える
触診や聴診だけではなく、エコーによる検査も重要に
腹痛のときに見落とされやすい「鼠径ヘルニア」
生殖能力を守れるゴールデンタイムはわずか6〜8時間
痛みの感じ方はあいまいで、必ずしも正確ではない
腹痛の裏に隠れていた深刻な病気
ありふれた症状でも油断せず、さまざまな可能性を考える
医師が持つ「知識の引き出し」の多さが子どもを救う
乳幼児健診のチェック項目として
早い段階の発見と対応で手術が不要になるケースも
紹介は「手放すこと」ではなく「つなげること」
子どもの陰部の診察をどのように考えるべきか
「ハラスメントへの配慮」と「健康を守ること」のバランスが重要に
経過を伝えれば、保護者は安心して自宅で看病できる
夜間休日診療所は普段と同じように治療してもらえる場所ではない
保護者が土日に不安を感じないよう説明することが重要
子どもが発するさまざまなサインを拾い上げる
子どもから情報を引き出すオープンクエスチョン
その子なりの表現に耳を傾ける
診察室で保護者はサポート役になってほしい
第3章より良い診察・治療を受けるために
親側にも「小児科」を見る目を備えてほしい
ほか
商品詳細
- 出版社名
- 幻冬舎メディアコンサルティング
- サイズ
- 18cm
- 対象年齢
- 一般
- フォーマット
- 単行本
注意事項
- 本の帯に関して
- 帯つきでの出荷はお約束しておりません。
商品ページに、帯のみに付与される特典物等の表記がある場合でも、確実に帯つきでの出荷はお約束しておりません。
また、帯は商品の一部ではなく「広告扱い」のため、帯の有無・破損による交換や返品は承っておりません。 - 版・表紙について
- 版・表紙(カバー)のご指定は承っておりません。ご注文いただくタイミングによっては、お届けする商品の版や表紙が商品ページ上のものとは異なる場合がございます。
また、初版にのみにお付けしている特典(初回特典、初回仕様特典)がある商品は、商品ページに特典の表記がされている場合でも、無くなり次第終了となります。