シリーズ福田徳三の世界 6「福田徳三の貨幣論と左右田喜一郎の価値論 「国家ありき」・「国家ぬき」の相克」
発売日:2025年11月
- 巻の著者
- 齊藤誠/著
- 巻の書名
- 福田徳三の貨幣論と左右田喜一郎の価値論 「国家ありき」・「国家ぬき」の相克
- ページ数
- 222,3p
- ISBN
- 978-4-7972-0036-2
- 著者情報
- 齊藤 誠(サイトウ マコト)
國學院大學経済学部教授・一橋大学名誉教授。1960年生まれ。1983年京都大学経済学部卒業。1992年マサチューセッツ工科大学経済学博士(Ph.D.)。住友信託銀行、ブリティッシュ・コロンビア大学、京都大学、大阪大学、一橋大学、名古屋大学を経て2025年より現職。専門分野はマクロ経済学。2001年日経経済図書文化賞(『金融技術の考え方・使い方』)、2007年日本経済学会石川賞、2008年エコノミスト賞(『資産価格とマクロ経済』)、2011年全国銀行学術研究振興財団賞、2012年石橋湛山賞(『原発危機の経済学』)。2014年春に紫綬褒章
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商品説明
福田と左右田の貨幣論の対立:「国境あり」×「国境なし」。貨幣という触媒がもたらした経済学の起点。商品貨幣説と信用貨幣説の相克をこえて。【支払手段】と【交換手段】としての貨幣。
◆福田徳三の広大な知的営為の全容を解明-待望のシリーズ、第6巻◆
わが国の社会科学の基礎を築いた福田徳三、その再生・復興をめざして第一線の執筆陣が、多方面にわたる福田の事績を明らかにし、その慧眼を蘇らせる。第6巻は福田と左右田喜一郎の貨幣論の対立(国境あり×国境なし)を通して、貨幣という触媒がもたらした「経済学の起点・原点」を探る。商品貨幣説と信用貨幣説の相克をこえて、【支払手段】と【交換手案】としての貨幣を論究。
目次
『福田徳三の貨幣論と左右田喜一郎の価値論 ―「国家ありき」・「国家ぬき」の相克』(福田徳三の世界6)
齊藤 誠(國學院大學経済学部教授) 著
【目 次】
・はしがき
第一章 旅のはじめに長く―なぜ福田の貨幣論と左右田の価値論なのか
一 商品貨幣説のスケッチ
(1) 交換手段としての貨幣
(2) 商品貨幣説に隠された前提や解釈
二 信用貨幣説のスケッチ
(1) 支払手段としての貨幣
(2) 信用貨幣の流通と貸借証書の流通(債権の譲渡)の異同
(3) 通貨単位における信用貨幣と商品貨幣の違い
(4) 貸借証書としての国家鋳造の貨幣
三 デヴィッド・グレーバー著『負債論』の衝撃
(1) 議論の触媒としての『負債論』
(2) 『負債論』における貨幣の分類法
(3) 物々交換経済は貨幣経済に先行していたのか
(4) 「交換手段としての貨幣」は「支払手段としての貨幣」に先行していたのか
(5) 貨幣は自然の産物か、国家の造作か
(6) 貨幣の流通を支えている社会的な合意―グレーバーやスミスに見えていなかったこと
(7) どのようにして貨幣はもろもろのモノの価値尺度となるのか
第二章 福田の貨幣論―支払手段としての貨幣
一 福田貨幣論との幸福な出会い
(1) 祓いと払い
(2) 新たな「神話」としての原初的負債論
(3) 「国家ぬき」の貨幣論と「国家ありき」の貨幣論のはざまで
(4) 福田の原始貨幣と原初的負債論の貨幣の微妙な違い
二 金貨(商品貨幣)と国家鋳貨(信用貨幣)をあわせもったハイブリッドな仕組みとしての金本位制度
(1) 福田とクナップ
(2) 金地金と徴税権に支えられた金本位制度という理解―クナップとの格闘の末に
ほか
商品詳細
- 出版社名
- 信山社
- サイズ
- 19cm
- フォーマット
- 単行本
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