感情をめぐる法哲学と法思想

橋本祐子/編 菅原寧格/編

発売日:2025年7月

  • 感情をめぐる法哲学と法思想
  • 感情をめぐる法哲学と法思想
ページ数
318,2p
ISBN
978-4-7972-2878-6

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商品説明

◆「法と感情」研究の礎となる基本文献◆
果たして、法と感情の関係をめぐる新たな解釈を示すことは可能なのか――。法・法学にとって感情は望ましくないもの、有害でさえあるものとの理解が存在する中、わが国気鋭の法哲学者が、法理論、思想源流、思想展開の3つの視覚をとおして法と感情との関わり合い、あり方を問う。2021年日本法哲学会学術大会での議論をベースとしつつ、新たな論考も加える。「法と感情」研究の礎となる基本文献。

目次

『感情をめぐる法哲学と法思想』

  橋本祐子(龍谷大学教授)・菅原寧格(北海学園大学教授) 編

【目 次】

◆序 章 法と感情のあいだ──問題の所在〔菅原寧格〕

 一 問題の所在
 二 問題の枠組み
 三 本書における「法と感情」研究をめぐる展開
 四 再び問題の所在

◆第I部 「法と感情」をめぐる法理論◆

◆第一章 「法と感情」研究に関する覚え書き〔橋本祐子〕

 一 はじめに
 二 「法と感情」研究とは何か
  1 「感情」について/2 「法と感情」研究の特徴/3 「法と感情」研究の動向/4 「法と感情」研究の分類/5 日本における「法と感情」研究の受容
 三 「法と感情」研究の法哲学的意義
 四 むすびにかえて

◆第二章 裁判を支える感情〔椎名智彦〕

 一 法における感情──課題の整理
  1 追放言説の虚実/2 本稿の課題/3 立場と構成
 二 裁判における感情
  1 〈裁判官の冷厳性〉論の射程/2 〈法の支配〉の条件としての感情
 三 感情応答言説の問題
  1 序/2 谷口『裁判について考える』(一九八九)/3 検 討
 四 結びにかえて

◆第三章 “的はずれな妬み”による差別・憎悪──と、切り捨てて済まない問題として〔吉岡剛彦〕

 一 はじめに──本稿の問題意識
 二 拡がるマイノリティ攻撃──在日コリアン・女性運動・障害者
  1 在日コリアンに対するヘイトスピーチ/2 女性運動に対するバックラッシュ/3 障害者に対するバッシング
 三 マイノリティの“特権”に対する〈妬み〉
  1 「在日特権」という悪意のフィクション/2 ハンセン病「黒川温泉事件」と税金をからめた特権視/3 マイノリティの“特権”に対する〈妬み〉/4 正確な事実認識にもとづかない“的はずれな妬み”
ほか

商品詳細

出版社名
信山社出版
サイズ
22cm
フォーマット
単行本

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