実効的救済の現状と課題

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  • 実効的救済の現状と課題
ページ数
216p
ISBN
978-4-588-63054-5
著者情報
金子 匡良(カネコ マサヨシ)
法政大学教授

西田 幸介(ニシダ コウスケ)
法政大学教授

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商品説明

いま、救済のあり方が問われている。実効的救済が何を意味し、どのような課題を抱えているのか。個人を救済することがいかにあるべきか。現代社会の病理に触れながら、この問題に、法哲学・憲法学・行政法学・民法学・民事手続法学の研究者が取り組む。実効的救済の観点から、伝統的な救済概念を洗い直して、救済のいまを描きつつ、法律学の新たな地平を開く。

目次

はしがき

第1章 実効的救済の意義と観点 【西田幸介】
はじめに
1 「司法的救済の道」の確保と実効的救済
2 救済と紛争解決
(1) 救済の意義
(2) 紛争解決による救済
(3) 救済の個別性と柔軟性
(4) 非司法的救済の必要性
3 実効的救済の観点
(1) 権利利益そのものの回復への近接
(2) 被害者の満足
(3) 救済の適時化
(4) 機会保障
おわりに

第2章 実効的救済か、適応的利益か──進化心理学から見る「よいこと」 【内藤 淳】
はじめに
1 なぜ人は「人を助ける」のか──進化心理学による説明
(1) 血縁者支援
(2) (直接)互恵
(3) 間接互恵における「評判の利益」
(4) 利他行動を生み出す内面的メカニズム
2 理性に基づく実効的「人助け」──効果的利他主義
(1) 感情作用の遠近
(2) 「遠い人」への感情の作動
(3) 効果的利他主義における理性的利他行動
(4) その実効性
3 効果的利他主義は自己利益につながるか
(1) 効果的利他主義と適応的利益
(2) 効果的利他主義と血縁者支援・互恵
(3) 効果的利他主義と「評判の利益」
(4) 不適応な効果的利他主義
4 実効的救済か、適応的利益か
5 「人を助ける」ことと「道徳的に生きる」こと
6 「道徳的に生きる」根拠
(1) 「Why be moral?問題」
(2) 道徳と自己利益の調和──ヘアの主張
(3) 「道徳的に生きる」ことと自己利益と効果的利他主義
7 「道徳的に生きる」か、自己利益か
(1) 進化心理学によるヘアの主張の裏づけ
(2) 利益的な利他行動のやり方
(3) 「人を助ける」根拠と「とるべき」利他行動
おわりに

ほか

商品詳細

シリーズ名
法政大学現代法研究所叢書 54
出版社名
法政大学出版局 〔東京〕 法政大学ボアソナード記念現代法研究所
サイズ
22cm
フォーマット
単行本

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