よい教育研究とはなにか 流行と正統への批判的考察

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ページ数
228p
ISBN
978-4-7503-5782-9
著者情報
ガースタ,ガート(ガースタ,ガート)(Biesta,Gert)
必ずしもうまくいったとは言えない中高および大学時代を過ごしたのち、病院に勤務。そこでX線技師の教育に従事し、主に(応用)物理学を教えていた。社会人学生として大学に戻り、教育の理論と歴史の学位、および社会科学の哲学の学位を取得した。その後、博士課程ではジョン・デューイの研究に励み、1992年に修了。オランダで複数の大学に勤務したのち、1999年にイングランド、2007年にスコットランドに移った。当時スコットランド、ルクセンブルク、イングランドの三拠点で教育・研究に従事していた。現在はBritish Educational Research Journalの共同編集長、Educational Theoryの副編集長を務めている

亘理 陽一(ワタリ ヨウイチ)
北海道大学大学院教育学研究科博士課程修了、博士(教育学)。静岡理工科大学、静岡大学を経て、中京大学国際学部教授。専門は、英語教育学・教育方法学

神吉 宇一(カミヨシ ウイチ)
大阪大学大学院言語文化研究科博士後期課程単位取得満期退学。海外産業人材育成協会(AOTS)、長崎外国語大学を経て、武蔵野大学グローバル学部教授。専門は、日本語教育学、言語教育政策。2021年日本語教育学会学会賞

川村 拓也(カワムラ タクヤ)
バーミンガム大学大学院MA Applied Linguistics修了。静岡聖光学院中学校・高等学校等を経て、北陸大学国際コミュニケーション学部国際コミュニケーション学科助教。専門は、英語教育、教師教育

南浦 涼介(ミナミウラ リョウスケ)
広島大学大学院教育学研究科博士課程後期修了、博士(教育学)。山口大学、東京学芸大学を経て、広島大学大学院人間社会科学研究科准教授。専門は教育方法学、外国人児童生徒教育、日本語教育学、社会科教育学。2022年日本語教育学会奨励賞

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商品説明

エビデンスに基づく教育から価値に基づく教育へ。エビデンスの蓄積を通じて教育を改善し、説明責任を果たしていくこと。新自由主義体制下の教育界を覆うこの「正統的」研究観は本当に「知的な」姿勢と言えるのか。デューイの伝統に連なる教育哲学者ガート・ビースタが、教育研究指南書が語ることの少ない教育研究の前提じたいをラディカルに問い直す。

エビデンスの蓄積を通じて教育を改善し、説明責任を果たしていく。新自由主義体制下の教育界を覆うこの「正統的」研究観は本当に「知的な」姿勢といえるのか。デューイの伝統に連なる教育哲学者ガート・ビースタが、教育研究指南書が語ることの少ない教育研究の前提じたいをラディカルに問い直す。

目次

日本語版への序文
 謝辞
 著者について
 序文

プロローグ 教育研究の正統的教義

第1章 理論、流行、そしてプラグマティズムの必要性
 はじめに――他人の理論に迷い込む
 理論の流行、信条告白、流行理論の盲信
 ノンプラグマティックであることの問題点
 理論という考え方
 教育・社会調査の理論――パラダイムか目的か?
 3つの選択肢か、統合的な見方か?
 最も難しい問題――なぜ研究をするのか?
 結論――プラグマティストにならずにプラグマティックであること
  議論とさらなる考察のための5つの問い

第2章 教育をよりよいものにすること
 はじめに――研究を通じた教育の改善
 TLRPの効果的教授法の10原理
 教育の改善――有効性、それともよりよいものへの変化?
 教育がうまくいっている理由を説明する――因果関係か複雑性か
 研究の実践的役割
 結語
  議論とさらなる考察のための5つの問い

第3章 「何が役に立つか」では不十分だ
 はじめに――エビデンスに基づく営みに向かう?
 「何が役に立つか」についてのエビデンス
 認識論――表象かトランザクションか
 存在論――因果性か複雑性か
 実践――適用か統合か
 エビデンスに基づく教育から価値に基づく教育へ
  議論とさらなる考察のための5つの問い

第4章 教育の実践
 はじめに――実践的であること
 過去――教育における熟慮の伝統
 現在――何が違うのか?
 未来――これからの時代。どこへ行くのか、何をするのか?
 結論
  議論とさらなる考察のための5つの問い

第5章 教育研究の様々な伝統
 導入
 アングロ・アメリカ的伝統
 教育理論に対する立場
 大陸的伝統
 ‘P?dagogik’(教育学)という分野

商品詳細

出版社名
明石書店
サイズ
21cm
対象年齢
一般
フォーマット
単行本
原題
原タイトル:Educational Research

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