法とリヴァイアサン 行政国家を救い出す
キャス・サンスティーン/著 エイドリアン・ヴァーミュール/著 吉良貴之/訳
発売日:2024年2月
- ページ数
- 160,35p
- ISBN
- 978-4-326-45137-1
- 著者情報
- サンスティーン,キャス(サンスティーン,キャス)(Sunstein,Cass R.)
1954年、アメリカ生まれ。ハーバード大学ロースクールを修了した後、アメリカ最高裁判所やアメリカ司法省に勤務。1981年よりシカゴ大学ロースクール教授を務め、2008年よりハーバード大学ロースクール教授(公法担当)。オバマ政権では行政管理予算局・情報政策及び規制政策担当官を務めた。公法基礎理論、熟議民主主義理論、行動科学と法、動物の権利論など、多くの分野にわたって膨大な著書・論文がある
ヴァーミュール,エイドリアン(ヴァーミュール,エイドリアン)(Vermeule,Adrian)
1968年、アメリカ生まれ。アントニン・スカリア連邦最高裁判事のクラークなどを務めた後、2006年よりハーバード大学ロースクール教授(公法担当)。アメリカ憲法学における「制度論的展回」の主導者。特に不確実性下の判断に関する司法の能力に懐疑的であり、司法審査に消極的な姿勢をとる論客として知られている。近年はカトリック統合主義の立場からの保守的主張も目立っている
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商品説明
行政国家という怪物=リヴァイアサン。行政活動は生活のあらゆる面におよぶ。同時に、政治的分断によって議会の機能不全も進む。ならば行政は独自ルールで動くしかないのか。それは民主主義に反する事態なのか。手がかりは「法の内在道徳」。
非民主的官僚機構が力をもつ現代国家に法の支配の終焉をみる? 法に内在する道徳性を明らかにすることにより、行政国家を救い出せ!
選挙で選ばれていない官僚機構が力をもつ行政国家。これは法の支配の観点からいって、避けるべき事態ではないのか。それとも、複雑な現代民主主義においては必要不可欠のものであるのか。行政国家を規律する法に道徳性をみいだすことで、官僚的なリヴァイアサンの必要性を認める者、その没落を切望する者、この両者の和解を試みる。
【原著】Cass R . Sunstein & Adrian Vermeule,Law & Leviathan:Redeeming the Administrative State(The Belknap Press of Harvard University Press,2020)
目次
はじめに――「長く続く、困難な論争」
代替保護策とセカンドベスト
合法性と権威
本書の内容
第一章 新しいコーク
加速する動き
連邦最高裁の内部
行政の権限濫用のリスク
第二章 法の道徳性(一)――ルールと裁量
法と道徳
ルールと法の支配
遡 及
第三章 法の道徳性(二)――一貫性と信頼性
「行政機関は自分自身のルールに従わなければならない」
アウアー敬譲
シェブロン敬譲
二つのパズル
第四章 法の道徳性(三)――限界、トレードオフ、司法の役割
限 界
批 判
進むべき道
新古典派行政法?
第五章 作動中の代替保護策
非委任法理
行政機関のルール解釈への敬譲
アウアー法理と代替保護策
法的枠組みとしてのシェブロン
恣意性審査、口実、整合性
むすび
謝 辞
訳者解説
原 注
裁判例索引
人名索引
事項索引
商品詳細
- シリーズ名
- 基礎法学翻訳叢書 第3巻
- 出版社名
- 勁草書房
- サイズ
- 20cm
- 対象年齢
- 一般
- フォーマット
- 単行本
- 原題
- 原タイトル:LAW AND LEVIATHAN
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