正義・家族・法の構造変換 リベラル・フェミニズムの再定位「新版」

野崎綾子/著

発売日:2024年1月

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版数
新版
ページ数
282,16p
ISBN
978-4-326-45138-8
著者情報
野崎 綾子(ノザキ アヤコ)
1971年岡山県に生まれる、2003年没。2000年東京大学大学院法学政治学研究科助手就任

¥3,850 税込

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商品説明

正義論は家族やケアの問題にいかに応答しうるか。リベラル・フェミニズムの立場から法哲学の再構築に挑んだ先駆的著作。近年の展開を捉える2つの寄稿を新たに収録。

正義論は家族やケアの問題にいかに応答しうるか。リベラル・フェミニズムの立場から法哲学の再構築に挑んだ先駆的著作。待望の新版。

性別役割分業、ケア、婚姻制度など、「家族」の問題を直視するフェミニズムのリベラリズム批判を真摯に受けとめたうえで、リベラルな公私区分を再編し、家族関係への契約アプローチを試みる。リベラリズムとフェミニズム双方を刷新し、リベラル・フェミニズムの可能性を徹底して追求した挑戦の書。近年の展開を捉える寄稿論考2本を増補。

[解説]井上達夫 [寄稿]川崎修/齋藤純一/ダニエル・H・フット/松田和樹/池田弘乃

目次

編者序言[新版]

第1部

I リベラル・フェミニズムの再定位(抄)――家族論を中心に

序

第一章 リベラル・フェミニズムの再定位
 第1節 複数のフェミニズムスからのリベラル・フェミニズム批判
 第2節 フェミニズムのアポリア
 第3節 リベラル・フェミニズムの基本的理念

II 正義論における家族の位置――リベラル・フェミニズムの再定位に向けて

序

第一章 公私二元論再考――正義論の主題としての家族
 第1節 第二波フェミニズムによる近代的公私二元論批判
 第2節 公私区分の再定位

第二章 性別役割分業の解消と正義の諸領域
 第1節 正義と性別役割分業
 第2節 正義の諸領域

第三章 家族への契約アプローチ
 第1節 家族関係の法的な捉え方――ミノウとシャンリーの見解の検討
 第2節 契約アプローチ再考

おわりに――リベラル・フェミニズムの再定位に向けて

第2部

III 「親密圏」と正義感覚
 1 問題の所在
 2 正義の理念と家族
 3 対外的レレヴァンスと対内的レレヴァンス
 4 家族と正義感覚
 5 おわりに

IV 日本型「司法積極主義」と現状中立性――逸失利益の男女間格差の問題を素材として
 1 はじめに
 2 交通事故紛争の解決と裁判所
 3 未就労者の逸失利益の算定における男女間格差の問題
 4 現状中立性(status quo neutrality)
 5 あり得べき正当化
 6 結 論

第3部

V 応 答
 1 フェミニズムとリベラリズムの革新[川崎 修]
 2 〈「親密圏」と正義感覚〉について[齋藤純一]
 3 経験、多様性、そして法[ダニエル・H・フット]

VI 展 開―新版に寄せて
 4 婚姻の契約アプローチの展開と課題――クレア・チェンバーズの「婚姻なき国家」の再考から[松田和樹]
 5 国境を超えるケア労働と正義[池田弘乃]

解説 野崎綾子――人と作品[井上達夫] ほか

商品詳細

出版社名
勁草書房
サイズ
20cm
フォーマット
単行本

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