認知症ケアと日常倫理 実践事例と当事者の声に学ぶ
発売日:2023年11月
- ページ数
- 228p
- ISBN
- 978-4-8180-2757-2
- 著者情報
- 鶴若 麻理(ツルワカ マリ)
2003年早稲田大学大学院人間科学研究科博士後期課程修了。現在、同大学大学院看護学研究科生命倫理学・看護倫理学分野教授/同大学公衆衛生大学院兼任教授。博士(人間科学)
那須 真弓(ナス マユミ)
2005年看護師免許取得。現在、亀田医療大学看護学部老年看護学領域講師。修士(看護学)。摂食嚥下障害看護認定看護師(2013年認定)。老人看護専門看護師(2019年認定)
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商品説明
看護実践において注目の概念「日常倫理」(everyday ethics)を、今や誰にとっても身近な疾患となった「認知症」を題材として学ぶ。
認知症当事者のさまざまな生活・療養の場で働く看護職らによるリアルな実践事例と、当事者・家族介護者らによる生の語りを通して、日々の生活の中にある倫理的課題を意識し、考え、自身のケアを改善するヒントとして活かすことができる。
目次
第1章 なぜ日常倫理(everyday ethics)に注目するのか
1-1 本書で使用する「日常倫理」(everyday ethics)という言葉について
1-2 「日常倫理」の定義からの考察
1-3 バイオエシックス(生命倫理)の議論から見た日常倫理
1-4 長期ケアの場と日常倫理
1-5 認知症ケアと日常倫理の関係性
1-6 プロフェッショナリズムと日常倫理
1-7 本書の構成と特徴、活用方法
第2章 認知症当事者の日常生活から倫理を考える
2-1 本人の持つ力が過小評価されていないか
事例1 家に帰って私が食べさせれば食べられるはず
事例2 職場に行こうとしたら、上司に「来なくていい」と言われた
事例3 今までどおり、なじみの居酒屋に行きたい
【Voice】
介護って、価値観の転換を強いられるんです
本人が困っていないのなら、最低限のサービスでいい
2-2 本人の意思決定能力が過小評価されていないか
事例4 夫もあの診療所には通いたくないと言っていました
事例5 ご飯が食べられなくなるなら、手術をしなきゃね
事例6 何でそんなこと言うねん。私は入院なんかしたくない、家がええ
【Voice】
自分1人では生活できないですよ。家内に頑張ってもらっているから、僕は助かっているようなもんで
結婚して50年以上経ちますけど、全然手のかからない主人だったんです
2-3 日常生活で自由が制限されたり、過度に観察されたりしていないか
事例7 携帯電話はどこかな……これは持っておかないと
事例8 こんな入浴介助を受けてみたい
事例9 恥ずかしいから嫌だ
事例10 嫌です、どうしたらいいの?
事例11 認知症があるから、説明してもわからないでしょう
事例12 リハビリにもなるし、歌が好きだからいいんじゃない?
【Voice】
頑張っていればなんとかなるだろうって、毎日一所懸命、頑張っている
もし私が入院でもしたら、どうするのだろう?
2-4 本人に ほか
商品詳細
- 出版社名
- 日本看護協会出版会
- サイズ
- 21cm
- フォーマット
- 単行本
注意事項
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