みわたす・つなげる地誌学

上杉和央/編 小野映介/編

発売日:2023年1月

  • みわたす・つなげる地誌学
  • みわたす・つなげる地誌学
ページ数
121p
ISBN
978-4-7722-8122-5
著者情報
上杉 和央(ウエスギ カズヒロ)
京都府立大学文学部准教授。1975年香川県生まれ。京都大学大学院文学研究科修了。博士(文学)。専門は、景観史および地図史。自然と人間の関係のなかで形成された景観の保存活用を支援している

小野 映介(オノ エイスケ)
駒澤大学文学部教授。1976年静岡県生まれ。名古屋大学大学院文学研究科修了。博士(地理学)。専門は、沖積平野の地形発達史。日本各地の考古遺跡を対象として、人と自然の関係について調査・研究を行っている

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商品説明

幅広い視野で世界を「みわたし」、そうした視点を「つなげて」世界を考える地理学の新シリーズ、全3巻完結。なぜ地域によって暮らしがちがうのか?そもそも「地域」って何だろう? 地域についての膨大なデータから、何を選び、どのような切り口で地域を描けばよいのか、地誌学の見方・考え方を提案する。

*「みわたす・つなげる」シリーズ(全3巻)
『みわたす・つなげる自然地理学』
『みわたす・つなげる人文地理学』

目次

1.地誌学とは何か
最初に学ぶ「地域」/みわたす力とつなげる力の駆使/地誌学の系譜/地域のデータベース/地誌学の現在地/野に出よ,されば与えられん/本書が目指すもの

2.京都を歩く-地誌学事始め
地誌学に触れる/歴史的背景から京都をみる/人と自然のかかわりから京都をみる/「みわたす」「つなげる」を通じた地域理解の面白さ/地誌学での見方・考え方

3.調査の方法-準備から道具,心構えまで
地誌の調査とは/調査の準備/調査の道具/調査のデータ/データの収集と分析/現地調査への心構え/さあ現地調査へ出発しよう!

4.地図の見方・使い方
地図と地理学/地図の種類/地図を読む/GISに触れる/地図を作る

5.地域の描き方-地誌へのアプローチ
地域を総合的に描く/社会を地理から描く/ある視点から地域を描く/面白い地誌とは何か

6.都市の個性-京都府宇治市
都市の個性をとらえる想像力/人々のイメージとまち/積み重なる都市の個性/個性を知る意味

7.鉱工業都市-茨城県日立市
日立市の概要/日立の歴史と産業の黎明期/鉱山町としての発展/電機産業の集積地としての発展/企業城下町の黄昏

8.沿岸域をめぐる環境史-神奈川県川崎市川崎区旧大師河原村
環境史という視点/東京湾沿岸の多摩川河口部/農業と漁業そして都市民俗誌/沿岸域の埋め立てと工業地帯の開発/環境汚染と地域住民/環境再生と主体形成

9.雪と砂泥と共に生きる-青森県津軽平野
太宰治にとっての故郷/雪国での暮らし/津軽平野の地形環境/東日本に華開いた亀ヶ岡文化/弥生水田の発見/泥炭地に生きる/なぜ,りんご栽培が盛んなのか/「裏日本」以前

10.石に刻まれた地域らしさ-愛媛県西予市明浜町狩浜地区
景観要素への着目/段畑の石積みからみる狩浜の地質/持ち込まれた石材/活躍する狩浜商人/なぜ外に出たのか/みかんの里へ

11.世界遺産を地誌する-石見銀山(島根県大田市)
世界文化遺産のいま/岩見銀山の自然と歴史/山と海を結ぶ道/地域づくり

12.火山と共に生きる人びと-有珠山周辺,北海道
湿潤変動帯に暮らすということ/ ほか

商品詳細

出版社名
古今書院
サイズ
26cm
フォーマット
単行本

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