縁起の基礎法学入門
発売日:2022年12月
- ページ数
- 278p
- ISBN
- 978-4-86065-159-6
- 著者情報
- 松岡 伸樹(マツオカ ノブキ)
現在、姫路獨協大学准教授。専攻は法哲学、法社会学
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商品説明
法的なコミュニケーションが行われる特殊な空間=法廷に着目し,コミュニケーションが成立するための条件(コミュニケーション的合理性)について検討し,その上でコミュニケーション的合理性が確保されない状態に着目し,そこで現われてくる原理や価値の対立を確認。加えて,様々な価値をもつ人間主体,場合によっては対立する価値をもつ人間主体の共生についても考察。
目次
第1講 基礎法学とは
材料の創出/二つの二分法的思考/ラグジュアリーの意味/ラグジュアリーとしての学問と習慣/無駄と自己の可能性/法哲学は可能か/法哲学が生み出すもの/二様に現われる法哲学/「普遍性」の概念とその意識/言語論的転回の影響
第2講 レトリックについて I
―レトリックとトポス―
他なる言明/レトリックとは何か/レトリックをめぐる評価/トピカとクリティカ/ヴィーコの時代/忘却の齎すもの/真らしいものと人間の知/共通感覚の生成/トピカ→クリティカ/ペレルマンとトポス/量のトポス/質のトポス/概念の分割/対概念における基準/二つのトポスと法哲学の基本的問題
第3講 レトリックについて II
―真実性とパラドクス―
レトリックにおけるトポス/ケルゼンの認識と科学/客観性と合意の形成/レトリックのパラドクス/レトリックの三要素/二つのレトリック擁護論/レトリックの術と学/三木清のレトリック論/弁証法的契機と真実性/自己否定と新しいレトリック論/社会的パラドクスと「空」の観点
第4講 法学の二つの思考方式
法のドグマと思考の方式/悪法とは何か/悪法をめぐる議論/ドグマの懐疑と法の改正/学と二つの機能/〈法廷〉というコミュニケーション空間/対話的合理性とその基準/共通感覚という論点/〈法廷〉が前提とする人間像/合意と手続
第5講 〈法廷〉におけるコミュニケーション的合理性
法の道徳/〈法廷〉の局面とその区別/参加テーゼ/二つの局面における話し手と聞き手/AEAP原則とその解釈/交替性の二段階/交替性のない裁判/法システムと不満の扱い/普遍的聴衆の説得と「空」の充填
第6講 憲法裁判
対話的合理性とコミュニケーション的合理性/確信犯におけるパラドクス/悪法の捉え方と法の妥当性/全体主義的な裁判制度/憲法裁判の位置/冤罪裁判におけるドグマ/弁論の区別と権力の分立/司法における消極と積極/法的ドグマへの包摂/入れ替わる法の内外/法学と哲学における手続の価値/ルーマンにおける会話の継続/コミュニケーション的合理性の条件
第7講 憲法裁判と〈法廷〉の選択
幻の〈法廷II〉/審理の打ち切りと法的推論/裁判の予測可能性/宮沢・有倉論争/憲法判 ほか
商品詳細
- 出版社名
- 萌書房
- サイズ
- 22cm
- 対象年齢
- 一般
- フォーマット
- 単行本
注意事項
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