グローバル・ヘルス法 理念と歴史
発売日:2022年2月
- ページ数
- 343p
- ISBN
- 978-4-8158-1056-6
- 著者情報
- 西 平等(ニシ タイラ)
1972年兵庫県に生まれる。1995年東京大学法学部卒業。2000年東京大学大学院法学政治学研究科博士後期課程単位取得退学。東京大学社会科学研究所助手などを経て、関西大学法学部教授、博士(法学)(東京大学)
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商品説明
国際的な保健協力が目指す「健康」とは何か。その実現のために、どのような法や制度が創出されてきたのか。「社会医学」と「生物医学」の対抗関係を軸に、現在の世界保健機関にいたるグローバルな「健康」体制のあり方を問い直す。パンデミックの時代に必読の書。WHOの前史から現代の感染症まで。
国際的な保健協力が目指す「健康」とは何か。その実現のために、どのような法や制度が創出されてきたのか。従来の国際法学を超えて、「社会医学」と「生物医学」の対抗関係を軸に、現在の世界保健機関(WHO)にいたるグローバルな「健康」体制のあり方を問い直す。パンデミックの時代に必読の書。
目次
序 章
1 グローバル・ヘルス法という概念
2 従来の研究
3 本書の構成
第1章 国際防疫協調体制
──19世紀後半から第一次世界大戦まで
はじめに
1 国際衛生会議
2 検疫隔離措置をめぐる論争
3 国際組織の設立
1)コンスタンティノープル・アレクサンドリア衛生委員会
2)国際公衆衛生事務所(OIHP)
3)汎米衛生局(PASB)
おわりに
第2章 国際保健協力の登場
──戦間期
はじめに
1 国際連盟体制下の国際的な保健組織
1)連盟保健機関
2)ロックフェラー財団・国際保健部門
2 技術的手段による感染症の克服(生物医学的保健理念)
1)ゴーガスによる黄熱病の根絶
2)ロックフェラー財団・国際保健部門による感染症根絶事業
3 社会的要因への着目(社会医学的保健理念)
1)農村衛生
2)大恐慌の下での栄養研究
3)中国における保健協力
おわりに
第3章 世界保健機関の理念と構造
はじめに
1 世界保健機関(WHO)の創設
1)第二次世界大戦後に向けた国際保健協力の始動
2)世界保健機関の設立準備
2 世界保健機関憲章
1)前文──健康(health)の理念
2)構成国・領域
3)組織
4)地域機関
5)他の国際組織との関係
おわりに
第4章 世界保健機関の下での国際保健協力
はじめに
1 国際防疫協調
1)国際衛生(保健)規則の採択
2)国際衛生(保健)規則の特徴
3)(旧)国際保健規則の概要
4)実効性の欠如とその対策
2 国際標準の設定
1)拘束的な規則採択による国際標準設定
2)勧告的な総会決議による国際標準設定
3)その他の国際標準設定
3 感染症の ほか
商品詳細
- 出版社名
- 名古屋大学出版会
- サイズ
- 22cm
- フォーマット
- 単行本
注意事項
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