商品の説明
- 本書では、大学における学習・教育に関するマネジメントやIRの在り方を、国内外の特色ある事例を紹介することで追究する。個別大学のケース・スタディを紹介し、組織がデータに向き合う際の目的や問いにどのように取り組んでいくのか、その方法から今後のIRの姿を探る。第3部ではコロナ禍での国内外の大学の取り組みも紹介する。
- ※発売日が変更になりました
11月18日→11月22日
- 目次
-
まえがき
序 章 大学のIRと学習・教育改革の諸相への視点
1 大学のIRと学習・教育改革の背景
2 高等教育の環境状態の変容
3 環境適応を志向する組織のマネジメント
4 新たな環境変化と各章における検討の概要
第I部 諸外国の大学におけるIRと学習・教育改革
第1章 財政的な危機的状況における戦略的計画を通じた質保証
――米国・ペンシルベニア州立大学の根拠に基づくプログラム・レビュー
1 財政難に直面する米国州立大学の質保証への注目
2 機関の戦略的計画を通じた質保証
3 プログラム・レビューを通じた質向上の推進に関する課題
第2章 大学の教育改善に向けたプログラム・レビューとIR
――米国・マサチューセッツ州立大学アマースト校とカリフォルニア州立大学ロングビーチ校の経験から
1 プログラム・レビューを通じた教育改善
2 米国の大学におけるプログラム・レビュー
3 日本の大学におけるプログラム・レビューへの示唆
第3章 質保証に向けた教育・学習マネジメントにおける学生データの活用
――フィンランド・ヘルシンキ大学のLEARNフィードバック・システム
1 大学におけるデータ活用への注目
2 ヘルシンキ大学の戦略とLEARNフィードバック・システムの構築
3 フィードバック・データの収集と活用
4 LEARNを通じた学生データ活用の特質とその課題
第4章 ベンチマークを意識した教学マネジメント
――英国・キングストン大学における質向上の取り組み
1 英国の高等教育における質保証やマネジメントの特質
2 英国における高等教育質保証政策の動向
3 キングストン大学の取り組み
4 根拠に基づく大学のオートノミーとしての質保証への挑戦
第II部 日本の大学におけるIRと学習・教育改革
第5章 ほか
商品詳細情報
フォーマット | 単行本 |
---|---|
サイズ | 22cm |
本の帯に関して | 確実に帯が付いた状態での出荷はお約束しておりません。 また、帯は商品の一部ではなく「広告扱い」となりますので、帯自体の破損、帯の付いていないことを理由に交換や返品は承れません。 商品ページに、帯のみに付与される特典物等の表記がある場合がございますが、その場合も確実に帯が付いた状態での出荷はお約束しておりません。予めご了承ください。 |
初版の取り扱いについて | 初版・重版・刷りの出荷は指定ができません。 また、初版にのみにお付けしている特典(初回特典、初回仕様特典)がある商品は、 商品ページに特典の表記が掲載されている場合でも無くなり次第、終了となりますのでご了承ください。 |