そのふるえ・イップス心因性ではありません 本態性振戦・局所性ジストニアのしくみと治療

平孝臣/著 堀澤士朗/著

発売日:2021年8月

  • そのふるえ・イップス心因性ではありません 本態性振戦・局所性ジストニアのしくみと治療
  • そのふるえ・イップス心因性ではありません 本態性振戦・局所性ジストニアのしくみと治療
ページ数
175p
ISBN
978-4-86513-826-9
著者情報
平 孝臣(タイラ タカオミ)
医師、医学博士、東京女子医科大学脳神経外科臨床教授・機能性脳外科部門・部門長。1982年神戸大学医学部卒。同年東京女子医科大学脳神経外科、1988年よりイギリスバーミンガム大学留学、1991年よりオランダアムステルダム大学研究員を経て2012年より現職。鹿児島大学医学部非常勤講師(兼任)。日本脳神経外科学会評議員、日本定位・機能神経外科学会理事長、日本疼痛学会評議員、日本脊髄障害医学会評議員、日本医学教育学会評議員、国際定位機能神経外科学会会長、英国医師免許、厚生省外国医師臨床修練指導医

堀澤 士朗(ホリサワ シロウ)
医師、東京女子医科大学脳神経外科助教。2008年東海大学医学部卒。2010年より東京女子医科大学脳神経外科後期臨床研修医、2015年より現職。日本定位・機能神経外科学会評議員、国際定位・機能神経外科学会理事。2012年Young traveler award(日独脳神経外科学会)、2013年Best clinical poster award(国際定位機能神経外科学会)、2019年The Bakay award(国際定位機能神経外科学会)、2019年脳神経外科学会奨励賞(日本脳神経外科学会)受賞

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商品説明

原因不明、精神的なものといわれたふるえ、イップス、不随意運動を内科的、外科的なアプローチで治療する。

ピッチャーがボールをうまく投げられない、ゴルフで打とうとするときに思わぬ動きをしてしまう、長年演奏してきた楽器を弾けなくなる、こうした症状は以前から知られ、イップスなどと呼ばれてきました。
動作がうまくコントロールできないのを練習が足りないからだと練習を増やしたりすると悪化してしまうことがあります。また、対人恐怖症だ心因性だと精神科で治療を受けても改善せず、人前に出るのが怖くなってしまうケースもあります。
慣れているはずの動作がうまくできない、手先がふるえて日常生活に不便が生じる、病院に行っても原因がわからず、心因性といわれてしまう…。
スポーツや楽器の専門家ではなくても、俗にイップスと呼ばれるような不随意運動や、運動能力や機能には問題がないのに歩いたり、ものを投げたり、字を書いたり、食事をしたりといったささいな動作がうまくできない、手指や目元のふるえに困っている人は少なくありません。
確かに人前で緊張すればふるえたり、動きがぎこちなくなってしまうことはありますが、そうしたふるえ(振戦)に困っている人は、そうでない場合でもふるえがあらわれています。そこに緊張が加わることでより増幅されて見えるため、緊張しているからだ、ストレスがあるからだと思われ、本当の原因は見過ごされがちです。
そうしたイップスやふるえ、不随意運動で悩んでいる患者さんのなかには、脳神経と特定の動きが結びつき、その動作をしようとしたときにだけ不具合が起きてしまう人がいます。
局所性ジストニアなど、病気の本質が見極められ、正しく診断されれば有効な治療法がある病気もあります。
本書は局所性ジストニアを中心に、原因不明、心因性といわれていた病気のしくみや基礎知識、治療法をわかりやすく紹介します。

目次

第1章「イップス」とはなにか?
 「イップス」といわれる症状のいろいろ
 イップス=メンタルの問題なのか?
 イップスの正体は「ジストニア」
 イップス以外にもある「ジストニア」いろいろ
第2章「ふるえ」が止まらない!
 「書痙=ふるえ」ではない
 病的なふるえの原因はいろいろ
 パーキンソン病と本態性振戦
 その他のふるえ
第3章なぜ体の動きが制御できないのか
 運動をもたらす脳と体のしくみ
 体の動きを制御できなくなる原因はいろいろ
 イップスやふるえは、脳の調整不良がまねく
第4章イップス・ふるえの治し方、つきあい方
 正しい診断を受ける
 治療方針の定め方
 イップス=ジストニアの治し方
 「ふるえ」の治し方
 毎日の生活で心がけたいこと
第5章もっと知りたい! 脳の手術のこと「脳の手術」の始まりと変遷
 脳の手術の原理・原則
 機械を植え込む「脳深部刺激療法」
 熱で固める「高周波凝固術」
 新しい治療法、「集束超音波治療」
 放射線による「ガンマナイフ治療」
 どの方法を選ぶべきか?

商品詳細

出版社名
法研
サイズ
21cm
対象年齢
一般
フォーマット
単行本

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