国家と自由の法理論 熟議の民主政の見地から

毛利透/著

発売日:2020年11月

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ページ数
389,5p
ISBN
978-4-00-022974-6

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商品説明

著者の「国家と自由」をめぐる基礎理論的研究を集成。ハーバーマス、ケルゼン、シミュット、アレクシーといったドイツの思想家、国法学者たちの国家観を検討。熟議の民主政の視座に立って、国家と憲法の関係、表現の自由をめぐる諸問題を探究する。

「国家と自由」についての基礎理論的研究を中心に編まれた、『表現の自由』(人権論)、『統治機構の憲法論』(統治機構論)に続く論文集。ハーバーマス、ケルゼン、シュミット、アレクシーといったドイツの思想家、国法学者たちの国家観を検討し、国家と憲法の関係、個人の自由と民主政との連関等を探究する。

目次





I ハーバーマスをめぐって

第一章 ハーバーマスの法理論と憲法論
一 『事実性と妥当』の構造と本章の課題設定
二 システム分化した社会における法の役割
三 『事実性と妥当』における法の位置づけ
四 ハーバーマスにおける手続主義的、プロジェクト的憲法
五 国際法理論の困難

第二章 主権と平和??インゲボルク・マウス、そしてハーバーマス
はじめに
一 対共同体主義??法は異常事態を規律する
二 対ハーバーマス??国民主権論は国民を信じない
三 対人道的介入??未来への信念
四 抵抗の論理としての主権?
五 ハーバーマスの人道的介入正当化論への対応

第三章 国家の時代の終わり?
一 「知識人の悲劇」と「悪の陳腐さ」
二 シュミットにとっての「国家の終わり」
三 シュミットの罠
四 世界史は動かない??国家と公法学の責任について

第四章 ロールズとハーバーマスにおける宗教と政治
はじめに
一 ロールズの「政治的リベラリズム」
二 「公共的理由」と政治的言説からの宗教の排除
三 論文「公共的理由の理念再訪」での修正
四 ロールズの自説修正の評価
五 ハーバーマスの「2トラック(two-track)民主政」論
六 ハーバーマスの「制度的な翻訳の但し書」論
七 ハーバーマスの「但し書」の評価
おわりに

第五章 アレント理論における法
はじめに
一 アレント理論における法の意義
二 全体主義の経験と実定法の価値
三 評議会制と自由の空間



II ケルゼンをめぐって

第六章 「旧ヨーロッパ的」あるいは「実存主義的」ケルゼン??ホルスト・ドライアーのケルゼン研究に依りつつ
一 ケルゼンと「旧ヨーロッパ的問題設定」
二 根本規範論の謎
三 ドライアーによる「実存主義的」ケルゼン理解
ほか

商品詳細

出版社名
岩波書店
サイズ
22cm
フォーマット
単行本

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