地名の政治地理学 地名は誰のものか
発売日:2020年10月
- ページ数
- 138p
- ISBN
- 978-4-7722-5337-6
- 著者情報
- 田邉 裕(タナベ ヒロシ)
1936年生まれ。1959年東京大学教養学部卒。1963年同学大学院数物系研究科地理学専攻中退。1966年理学博士。1966‐68年レンヌ大学留学。1959年国際基督教大学助手、1963年東京大学教養学部助手・助教授・教授・名誉教授、1997年慶応義塾大学経済学部教授・特選塾員、2002年帝京大学経済学部教授・学部長、2013年広尾学園中学・高等学校校長、2014年環太平洋大学特任教授、2019年村田学園学園長。この間、パリ第七大学客員教授、パリ大学都市日本館館長、国際地理学連合副会長、国連地名標準化会議日本代表、国連地名専門家会議日本代表・東アジア部会会長などを歴任
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商品説明
地名は歴史的文化的存在であると同時に政治的問題にもなりうる。カタカナ地名の氾濫や市町村合併の際の奇妙な新地名など様々な事例を挙げて日本人の地名意識と地名行政の課題を明らかにするとともに,国連地名専門家会議の日本代表としてグローバルな視点で地名をとらえ,「日本海」呼称問題に対してはそもそも海洋の名前は誰がどうやって付けたのかから説き起こし政治的な主張の問題点を指摘する。
目次
第1章 地名の起源と機能
第1節 固有名詞:人名と地名
第2節 普通名詞としての地名の成立
第3節 固有名詞としての地名の成立
第4節 漢字表記とローマ字表記
第5節 地名の機能
第6節 地名論の諸問題
第7節 地名問題の展望
第2章 大海洋の地名
第1節 海洋地名の起源と定着
第2節 優先地名としての海洋名の翻訳
第3節 海洋と住民
第4節 日本海呼称問題、各国の地図表記
第3章 地名の翻訳と翻字
第1節 地名の翻訳
第2節 表音文字と表意文字
第3節 漢字文化圏における翻訳と翻字
第4節 かな文字地名と翻字・翻訳
第5節 地名の内生化
第4章 方角地名
第1節 局地的な方角地名
第2節 方位をもつ地名
第3節 沿海と公海、海洋名の利用者
第4節 優先地名
第5章 東アジアから見た内生地名と外来地名の二分法的地名論
第1節 表意文字
第2節 漢字音のみを借用した地名
第3節 訓読地名
第4節 音読地名
第5節 優先地名
第6節 外来地名の内生化
第6章 内生地名と外来地名
第1節 主格(人)と目的格(地理的実体と地名)
第2節 内生地名の世界
第3節 外来地名の発生
第4節 国連の定義
第7章 漢字文化圏における地名標準化
第1節 漢字表現の特性
第2節 漢字文化圏
第3節 地名表記における漢字の特性
第4節 漢字表記の問題点
第5節 漢字地名政策の国際協力
第8章 地名をめぐる国際関係
第1節 政治地理学からみた地名問題
第2節 現代世界における地名問題
第3節 日本における地名行政
第4節 国際社会における日本の地名行政
第9章 地名は誰が決めるのか
第1節 地名標準化
第2節 地名専門家会議
第3節 日本の地名委員会
第4節 地名標準化委員会と法制化
第10章 地名行政の確立に向けて
第1節 地名への関心-解釈・起源から呼称問題の政治地理へ-
第2節
商品詳細
- 出版社名
- 古今書院
- サイズ
- 21cm
- 対象年齢
- 一般
- フォーマット
- 単行本
注意事項
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