日本の道路政策 経済学と政治学からの分析
発売日:2020年6月
- ページ数
- 415p
- ISBN
- 978-4-13-040288-0
- 著者情報
- 太田 和博(オオタ カズヒロ)
1960年三重県四日市市生まれ。1983年慶應義塾大学商学部卒業。1988年慶應義塾大学大学院商学研究科博士課程単位取得満期退学(1991年商学博士)。慶應義塾大学(助手)、東京電機大学(専任講師、助教授)、専修大学(助教授)を経て2002年専修大学商学部教授。2010年社会資本整備審議会委員(〜2020年)。(担務:計画部会、環境部会、都市計画・歴史的風土分科会、道路分科会)。2010年同審議会道路分科会分科会会長代理(〜2020年)。2020年同審議会道路分科会臨時委員(担務:基本政策部会、国土幹線道路部会、事業評価部会)。物価安定政策会議専門委員、交通政策審議会臨時委員、関東地方交通審議会専門委員、相模原市都市計画審議会委員等を歴任。著書に『総合研究 日本のタクシー産業:現状と変革に向けての分析』(共編著、慶應義塾大学出版会、2017年、日本交通学会賞受賞)など
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商品説明
道路政策の本質を問う。国民の生活と経済活動に不可欠ゆえ、激論が交わされ続けた重要課題の核心に迫り、制度の詳細と今後の展望を提示する。道路政策の全体像とメカニズムを究明。
目次
序 章 道路政策を鳥瞰する視座――問題の所在と限定
1.本書の目的と基本的視座
1.1 本書の目的とその限定
1.2 本書の基本的視座:公平性を組み込む
2.道路政策への認識と分析の視点
3.本書の構成:理念、分析、決定
第1章 道路政策の歴史――現行制度の淵源
1.本書の射程
2.戦前の道路政策の体制
3.1955年体制
4.2000年代の制度変更
5.第1章の総括
第I部 高速道路政策
第2章 高速道路の整備政策
1.高速道路の整備計画の理念と整備の推移
1.1 世界銀行からの融資による名神高速道路の開通
1.2 7600キロ整備計画:1966年の法定計画
1.3 14000キロ整備計画:1987年の閣議決定
1.4 高規格幹線道路の定義とその展開
2.日本道路公団の資金調達の変遷
2.1 道路公団の資金調達方法
2.2 道路公団の資金調達スキームの変遷
3.過小投資仮説と過大投資仮説:経済学からの解釈
3.1 過小投資仮説
3.2 過大投資仮説
3.3 最適投資規模の不確定問題
4.未整備区間の多数派工作:公共選択論からの解釈
4.1 多数派工作の必然性
4.2 公共選択論の立憲的アプローチの限界
第3章 高速道路の料金政策
1.高速道路制度の理念と制度設計
1.1 償還主義と利用者負担の原則
1.2 料金プール償還制度:料金プール制
1.3 償還対象経費の不確定性:国費投入の是非
1.4 公正妥当主義の原則
2.料金の具体的設定とその原則:経済学からの解釈
2.1 市場価格の決定と価値の源泉
2.2 公共料金の決定原則
2.3 異時点間内部補助と路線間内部補助
商品詳細
- 出版社名
- 東京大学出版会
- サイズ
- 22cm
- フォーマット
- 単行本
注意事項
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