がんは引き分けに持ち込め

三好立/著

発売日:2015年12月

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ISBN
978-4-86008-674-9
著者情報
三好 立(ミヨシ タツ)
がん診療医。医学博士。銀座並木通りクリニック院長。1966年、福岡県北九州市に生まれる。産業医科大学医学部卒業。国立病院機構東京医療センター、亀田総合病院(消化器・一般外科、乳腺外科、救命救急部)、癌研究会附属病院(消化器外科、呼吸器外科)、癌研究会癌研究所病理部、福岡大学病院胸部外科を経て、2007年、東京・中央区に、銀座並木通りクリニックを開院。低用量抗がん剤治療を軸とした、がんの外来診療を行っている

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商品説明

「もはや治療法がない」と告げられた方。「あとは緩和ケアを…」と勧められた方。「がんに勝つための治療」を受け、身体がボロボロの方。そこから、8年生きている患者さんもいます。途方に暮れる前にまだできること―それが、がんと「引き分ける」こと。身体にやさしい非標準治療、「低用量抗がん剤治療」から考える、見放されたがんとの付き合い方。

「あとは緩和……」と、宣告された方に読んでいただきたい 皆さんは、「がん患者」という言葉にどのようなイメージをお持ちでしょうか。単に「がん患者」といってもさまざまです。がんと宣告され、これから治療を受けようという患者さん。治療を受けて完治した患者さん。現在進行形で治療中の患者さん。ひとまず治療が一段落した患者さん。がんが再発したり、転移したりで、再び治療中の患者さん。そして、がんがいよいよ進行し、終末期を迎えた患者さん……などなど。皆、同じ「がん患者」ではあっても、状況は異なります。 そうしたなかで、本書を真っ先に読んでいただきたい患者さんは、ある意味、医師に見放されたがん患者さんです。特に、「……あとは緩和医療を受けることをお勧めします」と、医師に宣告された患者さん、および、その家族の方々です。 申し遅れました。私は、九州で医師になり、癌研究会附属病院などの外科医を経て、現在は東京都内で、クリニックを開業しているがんの診療医です。癌研時代には、呼吸器のがんを中心に外科手術に携わっていましたが、現在は、ほぼすべてのがんを相手に、抗がん剤での治療を行っています。「なんだ、それならよその病院と同じじゃないか」と、思われる方もいらっしゃるでしょう。けれど、私が手がける抗がん剤治療は、多くの病院とその使い方が異なります。ごく少量の抗がん剤(低用量)による治療を軸にした治療です。勝てないがんに、「勝つ」ための治療を受けている「ごく少量?」「低用量?」「なんじゃ、それ?」そう思われるのも当然です。皆さんが受けてこられたがん治療は、すべからく「がんに勝つ」ための治療であったのではないか、と推察します。しかし、私が行っているのは、「がんと引き分ける」ための治療です。引き分けは、勝ちでもありませんが、負けでもありません。負けなければ、少なくとも命を失う状態には至らない――。それが私の考える、病態によっては最善のがん治療だからです。

目次

第1章 「がん難民」が増えている
第2章 がんと「引き分ける」選択
第3章 「引き分け」に持ち込めた患者さんたち
第4章 「引き分け」を目指したら、がんが縮小した
第5章 がん「引き分け症例」の真実
第6章 低用量抗がん剤治療と先進医療
第7章 「引き分ける」ための地元主治医の見つけ方
終章 最後まで生き抜く緩和治療を

商品詳細

出版社名
セブン&アイ出版
対象年齢
一般
フォーマット
単行本

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