江戸名所図屏風を読む

黒田日出男/著

発売日:2014年9月

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ISBN
978-4-04-703547-8
著者情報
黒田 日出男(クロダ ヒデオ)
1943年生まれ。東京大学名誉教授・群馬県立歴史博物館名誉館長。文学博士(早稲田大学)。東京大学史料編纂所教授・同所長・同附属画像史料解析センター長などを経て、立正大学教授・群馬歴博館長などを歴任。専門は、日本中世史と絵画史料論・歴史図像学など

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商品説明

江戸初期の屏風には珍しい、デフォルメされた江戸湊とそのウォーターフロントの景観。元吉原の遊郭、かぶき者の喧嘩、日本橋界隈や木挽町の茶屋・歌舞伎小屋・湯女風呂の賑わい、おびただしい数の水辺の船遊びなど、この屏風には遊興・歓楽的な雰囲気に満ち溢れている。その要の位置に一邸だけ描かれた武家屋敷、幕府水軍の御船手頭向井将監邸。これらはなぜ描かれたのか。その歴史推理から注文主・制作年代を初めて解明する。

かぶき者たちと若衆歌舞伎、舟遊びや湯屋の遊興・歓楽的な景観、一軒だけ描かれた武家屋敷・向井将監邸と家紋。近世初期風俗画のさまざまな謎から、屏風の注文主と制作時期を割り出す見事な歴史推理を読む。(「近刊情報」より)

目次

1 歴博本「江戸図屏風」をめぐる近年の動向―新たな読解へ
2 出光本「江戸名所図屏風」の研究史
3 動物で浮かび上がる景観年代―運送手段としての馬と牛
4 浅草三十三間堂の創建―景観・制作年代の上限は寛永二十年
5 「江戸名所図屏風」の全体的読解へ
6 「船遊び」と幕紋の船―船の読解
7 向井将監家の人々―注文主を絞り込む
8 十七世紀中頃の「かぶき者」―人物表現と風俗の読解
9 注文主―「かぶき者」の趣味と願望

商品詳細

シリーズ名
角川選書 547
出版社名
KADOKAWA
対象年齢
一般
フォーマット
文庫

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