小学校社会科学習課題の提案と授業設計 習得・活用・探究型授業の展開
発売日:2009年9月
- ページ数
- 158p
- ISBN
- 978-4-18-432719-1
- 著者情報
- 岩田 一彦(イワタ カズヒコ)
昭和17年4月生まれ。福井大学教育学部助教授、兵庫教育大学助教授を経て、昭和63年、同教授。平成14年、兵庫教育大学附属図書館長。平成16年、兵庫教育大学連合学校教育学研究科(博士課程)長。平成20年、兵庫教育大学大学院特任教授
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商品説明
社会科授業の質を決める学習課題を「習得・活用・探究」の段階でどのように設定するか、どのような質の知識を習得させるか―その理論と年間指導計画、授業展開例を明示する。社会科教育界の重要な課題・問題である「学習課題、学習問題はどうあるべきか」の答えに迫る。
はしがき
学習課題が社会科授業の質を決める
「学習課題,学習問題はどうあるべきか」,「学習課題,学習問題を,授業で成立させるにはどうすればよいのか」は,社会科教育界の重要な課題・問題であった。しかし,学習課題・問題とそれを追求して獲得される知識の質が,課題・問題との関係の中で論じられ,授業設計に有効に働いてきたことは極めて少ない。
そして,学習課題・問題と使用している用語をどう考えるのかも,共通の認識に至っている訳ではない。学習課題,学習問題は,社会科の背景にある社会諸科学から引き出された科学知,及び,学習者の体験・経験との関係で論じていくことが適切である。本書では,この視点から,社会科で使われている,課題,問題,学習課題,学習問題,課題解決学習,問題解決学習,問題解決的な学習等の用語を整理して示した。その定義にしたがって,以後,課題という用語を使用する。
課題と獲得される知識の質とは密接に結びついている。したがって,どのような課題を学習指導案で使っているかを見れば,その学習の成果は推測できる。課題と獲得される知識の質が明示されていれば,その学習指導案で展開される授業の全容が見えてくる。
こういった中で,学習指導要領は,「習得・活用・探究」という新しい概念を導入してきた。これに対応するために,本書では,「習得・活用・探究の段階でどのような課題を設定するか,どのような質の知識を習得させるか」に焦点を絞って,年間指導計画及び学習指導案を開発し提案した。本書で提示した理論・年間指導計画,授業展開例が,今後,「実践の基盤になる,批判の対象になる,新しい社会科の方向への指針となる」ことを期待している。
2009年6月 編著者 /岩田 一彦
目次
1章 新しい小学校社会科の展開と学習課題(新学習指導要領における課題・問題
学習課題の成立条件
新学習指導要領での新しい展開―活用型の学習課題
習得・活用・探究場面における学習課題)
2章 社会科における学習課題をめぐる理論(科学一般における問題・課題
社会科における学習問題、学習課題のとらえ方
イギリスのナショナル・カリキュラムにおける学習課題
概念探究・価値分析型社会科における学習課題)
3章 習得・活用・探究の授業構成と学習課題(「習得・活用・探究」の背景と意味づけ
「習得・活用・探究」の授業構成理論
「習得・活用・探究」の授業構成理論と学習課題)
4章 習得・活用・探究型授業における学習課題と年間指導計画(3年の学習課題と年間指導計画
4年の学習課題と年間指導計画
5年の学習課題と年間指導計画
6年の学習課題と年間指導計画)
5章 習得・活用・探究型学習課題の授業展開例(習得型授業における学習課題
活用型授業における学習課題
探究型授業における学習課題)
商品詳細
- 出版社名
- 明治図書出版
- サイズ
- 22cm
- 対象年齢
- 教員
- フォーマット
- 単行本
注意事項
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