殉義の星と輝かん 百年生きる「解放歌」と柴田啓蔵
発売日:2022年5月
- ページ数
- 171p
- ISBN
- 978-4-910038-51-3
- 著者情報
- 森山 〓一(モリヤマ センイチ)
福岡県田川市石炭・歴史博物館館長、(公社)福岡県人権研究所前理事長(現執行理事)、福岡県立大学名誉教授、福岡県日中友好協会会長・全国理事、教育学博士。1946年、中国(瀋陽市)に生まれ、日田高等学校から九州大学教育学部大学院(1972年修了)
和智 俊幸(ワチ トシユキ)
嘉麻市立碓井小学校教諭。柳川高等学校から島根大学教育学部(1984年卒業)。前嘉麻市人権・同和教育研究協議会事務局長(2016〜19年度)。上山田・目尾・立岩・稲築東・稲築西小学校を経験
横田 司(ヨコタ ツカサ)
嘉麻市立稲築東小学校教諭。豊田西高等学校から福岡教育大学(1983年卒業)。元嘉麻市人権・同和教育研究協議会学校同和教育部事務局員(2014〜19年)
坂田 美穂(サカタ ミホ)
大牟田市立駛馬小学校教諭。三池高等学校から福岡教育大学(1981年卒業)。大学で部落問題に出会い、故・川向秀武研究室で学び、解放子ども会活動(博多区)に関わる。福岡県教組人権教育部会専門委員。福岡教育大学授業実践講師経験。一貫して小学校で学級担任をし、厳しい生活を抱えた子どもたちに関わり続けている
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商品説明
被差別部落解放運動関係者に歌い継がれている「解放歌」は、福岡県出身で、全九州水平社設立の主導者でもあった柴田啓蔵(1901〜88年)により作詞された。「水平社宣言」からも刺激と影響を受け、部落解放・人間解放の願いが込められた「解放歌」の成立過程と数奇な運命をたどる柴田の生涯を、当時の時代と社会的背景の中で明らかにする。
「殉義の星」とは、正義のために死した人間が生まれ変わる天空の星のこと。柴田啓蔵(1901〜88年)の造語であり、彼が作詞した「解放歌」(1923年)の最後を飾る詞である。作詞に影響を与えた「全国水平社宣言」(1922年)は、ユネスコ世界記憶遺産(アジア太平洋地域)に登録されている。
柴田は明治34年、九州・筑豊の被差別部落に生まれ、稀有の才能を幼少期から発揮した。島崎藤村『破戒』時代の差別の中、九州を逃れて旧制松山高等学校に進学。文学をめざしていたが、大正11年、全国水平社創立大会の開催(京都)を知った後、人間の自由・平等・博愛をめざして水平社運動に飛び込む──。
その後、数々の挫折、数奇な運命を経て、70歳を過ぎて以降の記憶・記録・資料をもとに、本書は纏められた。次の地球百年への希望を求め、人間解放をめざす人々に向けた書である。
≪全国水平社・全九州水平社創立百周年記念出版≫
商品詳細
- 出版社名
- 福岡県人権研究所
- サイズ
- 21cm
- 対象年齢
- 一般
- フォーマット
- 単行本
注意事項
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