マーシャル、父の戦場 ある日本兵の日記をめぐる歴史実践
発売日:2018年7月
- ISBN
- 978-4-909710-04-8
- 著者情報
- 大川 史織(オオカワ シオリ)
1988年神奈川県生まれ。2011年慶應義塾大学法学部政治学科卒業後マーシャル諸島に移住。日系企業で働きながら、マーシャルで暮らす人びとのオーラル・ヒストリーを映像で記録。マーシャル諸島で戦死(餓死)した父を持つ息子の慰霊の旅に同行したドキュメンタリー映画『タリナイ』(2018年)で初監督。現在は国立公文書館アジア歴史資料センター調査員(非常勤職員)
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商品説明
“70年以上前に・南洋で・餓死した”日本人といまをつなぐ、“想像力”の歴史社会学。
楽シイ時モ 苦シイ時モ
オ前達ハ 互ヒニ 信ジ合 嬉シイ事 分チ合ヒ――
1945年、南洋のマーシャル諸島で多くの日本兵が餓死した。
そのなかのひとり、佐藤冨五郎が死ぬ直前まで綴った日記と遺書は、戦友の手を経て息子のもとへ渡り、73年の時を超えて解読されることになる。
そこには、住み慣れない島での戦地生活、補給路が絶たれるなかでの懸命の自給自足、そして祖国で待つ家族への思いが描かれ、混乱と葛藤のなか、自身も死へと向かう約2年間が精緻に記されていた。
〈70年以上前に・南洋で・餓死した〉日本人といまをつなぐ、〈想像力〉の歴史社会学。
大林宣彦監督インタビュー収録!!
「読むというより体験してほしい。できるだけ想像力を働かせて」
目次
巻頭特別インタビュー 名もなき人びとへの想像力―平和のための芸術(大林宣彦)
第1章 冨五郎をめぐる歴史―近代日本と南洋群島
第2章 南洋と日本をつなぐ―日記解読のはじまり
第3章 冨五郎日記に導かれて―わたしの“タリナイ”
第4章 ドキュメンタリー映画『タリナイ』誕生
第5章 兵士としての冨五郎の心理―従軍日記・遺書に見る日本兵の死生観
第6章 冨五郎日記を体験する―佐藤冨五郎、三九年の生涯
第7章 古代史と現代史をつなぐ‐日記解読のおわり―「佐藤冨五郎日記」を映し出す‐赤外線観察を通じて考えたこと
第8章 マーシャルをめぐる世界と私(誰が海を閉じたのか?―日米間における記憶喪失の群島
マーシャル諸島の民からみつめる戦争・核・環境―第二次世界大戦と「その後」)
第9章 歴史をつないでいく意志―日本と南洋‐餓死した兵士の声を伝える
商品詳細
- 出版社名
- みずき書林
- 対象年齢
- 一般
- フォーマット
- 単行本
注意事項
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