東京・横浜激動の幕末明治
発売日:2023年12月
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商品説明
日米和親条約の締結・調印の地として、嘉永七年、横浜は日本史の表舞台に登場する。安政六年の開港後、横浜は貿易港として急成長を遂げるが、攘夷運動の激化に伴い、英仏両軍の駐屯を許す。横浜の鎖港問題は幕末の政局を左右し、江戸城総攻撃の中止にはイギリス公使の力が与かったとされている。文明開化の窓口となった横浜を経由して、東京の近代化のスピードは加速する。築地居留地、銀座煉瓦街などの東京の街づくりでは横浜がそのモデルとなっていた。東京築港論争などで、東京と横浜が刺激し合いながら発展していく道程を追い、両都市の関係史、比較史の視点から幕末明治の時代を読み解いていく。
日米和親条約の締結・調印の地として、嘉永7年、横浜は日本史の表舞台に登場する。安政6年の横浜開港後、攘夷運動が高まり、次第に江戸幕府の弱体化が顕著となる。転換点となる江戸城総攻撃の中止には横浜の外交団の力が大きく与かっていた。明治に入り両都市の距離が縮まることで、横浜をモデルとした東京の近代化も加速していく。東京築港論争を経て、横浜が貿易港として発展していくまでを、両都市の関係史、比較史の視点から読み解いていく。
目次
1.開港前夜の横浜〜江戸湾防衛の強化
(1)ペリー来航と東海道
ペリー艦隊の浦賀来航/警備に動員された諸大名と庶民の反応/久里浜での親書受理
(2)江戸湾の防衛体制と品川台場
江戸湾防衛体制の強化/品川台場の建設/挙国一致体制を目指す幕府
(3)日米和親条約締結と横浜村
ペリー艦隊再来航/交渉地となった横浜村/日米和親条約締結と下田・箱館開港
2.横浜開港と外国人居留地の設定〜江戸経済の強化を狙った幕府
(1)日米通商条約の締結と横浜開港案の背景
アメリカ総領事ハリスとの通商条約交渉/目付岩瀬忠震の横浜開港論/神奈川など五港の開港と江戸・大坂開市
(2)神奈川宿と神奈川湊の繁栄
陸上交通の要衝・東海道神奈川宿/中世以来の交易港・神奈川湊の繁栄
(3)横浜開港への変更と欧米諸国の反発
神奈川開港への懸念と攘夷運動の高揚/横浜開港の強行と欧米外交団の反発/横浜開港を望んだ外国商人側の事情
(4)居留地の拡大と神奈川台場の建設
関内居留地の拡大と山手居留地の増設/中華街の誕生/勝海舟設計の神奈川台場
3.横浜と攘夷運動〜江戸幕府の対外政策
(1)貿易の開始と外国人がみた横浜と江戸
生糸・茶の大量輸出による国内の品不足/外国人の眼に映った横浜/外国人の眼に映った東海道/外国人の眼に映った江戸/横浜浮世絵の登場
(2)外国人殺傷事件が頻発した横浜と江戸
攘夷の志士による外国人殺傷事件/警備地域の拡大と見張番屋の設置/外国人の遊歩地域と井土ヶ谷・鎌倉事件
(3)生麦事件と開戦危機
薩摩藩の国政進出と生麦事件/居留地襲撃の風聞とイギリス軍艦の横浜入港/江戸と横浜の大騒動/薩英戦争と横浜での講和交渉
(4)英仏両軍の横浜駐屯
英仏両国に委譲された横浜防衛権/イギリス軍の調練指導を受ける幕府陸軍
4.戊辰戦争と横浜〜神奈川県と東京府の設置
(1)横浜鎖港の撤回と四カ国連合艦隊の下関来襲
横浜鎖港を欧米諸国に申し入れた幕府/横浜鎖港談判使節の派遣/四カ国連合艦隊の横浜出撃と禁門の変/下関戦争と条約勅許
(2)西洋文化の発信地となる
横浜英学所の開設/宣教師の来日と教会の建設
(3)江戸城総攻撃と横浜
商品詳細
- シリーズ名
- 有隣新書 89
- 出版社名
- 有隣堂
- サイズ
- 18cm
- 対象年齢
- 一般
- フォーマット
- 新書・選書
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