悲しみの夏 北海道空襲を忘れない

菊地 慶一 著

発売日:2022年7月

  • 悲しみの夏 北海道空襲を忘れない
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ISBN
978-4-89115-414-1

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商品説明

あなたに伝えたい。
戦争の“愚かさ”と“恐ろしさ”

敗戦のひと月前の1945年7月14日と15日の2日間、北海道に大規模な空襲があった。
戦後80年が近づき、空襲や戦時の記憶をはっきりと抱えている人が少なくなりつつある今、忘れてはならないという思いで焦燥と警告を込めて書き綴ったエッセー集。

「北海道空襲」は大戦末期に計画され、現在3000人近くの犠牲が判明している。
少年期に釧路で空襲を体験し、その後北海道空襲や戦後開拓、流氷や捕鯨など、庶民史に関わる著作を書き続けてきた著者が、北海道の歴史にとって唯一の戦禍を今一度思い出し、伝え残さねばならない時代のために記した書。

目次

はじめに

第一章 空襲の日
光る機影――B29の偵察飛行か
B29は飛んで来なかった――七月一五日
あっ、グラマンだ――米軍機の代名詞
防空壕に逃げる――念仏を唱えるお年寄り
防空壕の生と死――壕で死んだ人々
空襲の日の天候――晴れか曇りの分かれ目
青函連絡船全滅――津軽海峡の悲劇
木造漁船への攻撃――逃げられない海上で
機銃掃射の恐怖――艦載機の空襲
計根別飛行場――根釧原野に五カ所も
結婚式の最中に爆弾――石狩空襲の悲劇
札幌にも空襲が――機銃掃射で死者

第二章 犠牲者たち
北海道空襲犠牲者の数――なぜ増えたのか
室蘭の艦砲射撃――一トン爆弾八六〇発
御真影を守るために――奉安殿の記憶
全島の御真影を集めて――奉護壕を造った沖縄
あの子たちがいた七月――子どもたちの犠牲
センセイニアイタイ――白糠空襲
望来空襲で死んだ子どもたち――なぜ小市街地に
氏名不詳者はなぜ――ぼうだらを持った少年

第三章 空襲の後で
空襲資料の湮滅――敗戦で焼却される
絶唱――老父の短歌
綿入れを着て――藤原順子さんの言葉
炭鉱空襲の不思議――炭鉱町の被害は
炭鉱空襲の謎――俘虜収容所との関わりは
強制連行の人たち――朝鮮人、中国人の犠牲
またかの提出見送り――空襲被害者救済法案
陸軍病院防空壕で――地獄絵図の行方

第四章 戦時という時代
アメアメ、フレフレ――勤労動員の女学生
農村青年に召集令状――六人の少年兵の死
軍国の母――崖端で泣いた少年兵の母
少年兵の遺書――土地への執着
空襲の新聞報道は――軍司令部の検閲
ボートが流されて――春採湖で
朽ちていくトーチカ――迎撃もなく標的にもならず
トーチカを掘る――網走市鱒浦の林の中で
銃後を守る防空演習――国防婦人会
イタンキ浜で泣く砂――空襲犠牲者の声
机を並べ ほか

商品詳細

出版社名
中西出版
フォーマット
単行本

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