エスニシティ〈創生〉と国民国家ベトナム 中越国境地域タイー族・ヌン族の近代「増補改訂版」

伊藤正子/著

発売日:2022年12月

  • エスニシティ〈創生〉と国民国家ベトナム 中越国境地域タイー族・ヌン族の近代「増補改訂版」
  • エスニシティ〈創生〉と国民国家ベトナム 中越国境地域タイー族・ヌン族の近代「増補改訂版」
版数
増補改訂版
ページ数
42,399p
ISBN
978-4-88303-556-4
著者情報
伊藤 正子(イトウ マサコ)
1964年広島市生まれ。1988年東京大学文学部東洋史学科卒業、東京大学大学院総合文化研究科地域文化研究専攻から2003年博士(学術)取得。大東文化大学を経て2006年から京都大学大学院アジア・アフリカ地域研究研究科教員

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商品説明

タイー族・ヌン族はいかに少数「民族」となり、ベトナム「国民」となっていったのか。国民国家との相互関係のなかで、分離にも吸収にも向かわないエスニシティのあり様を歴史的に明らかにする。

「2004年東南アジア史学会賞受賞作の増補改訂版」
タイー族・ヌン族はいかに少数「民族」となり、ベトナム「国民」となっていったのか。国民国家との相互関係のなかで、分離にも吸収にも向かわないエスニシティのあり様を歴史的に明らかにする。
「附論2 儂智高の語り方」を増補するとともに、2003年以降の変化や現状を加えた。

目次

凡例ii
地図iii
 ベトナム全土
 ランソン省
 ヴァンラン県
 タンラン社
写真vii

序 論 1
第1節 本書の目的  2
第2節 本書の構成  7
第3節 ベトナム少数民族政策の概観  10
第1項 前近代王朝の周辺諸民族との関わり/10
第2項 インドシナ共産党成立後の少数民族政策/12
第3項 冷戦期の少数民族政策/13
第4項 1990年代以降の少数民族政策/14
第4節 タイー族・ヌン族概況  15
第5節 研究の方法―フィールド調査の位置づけ  18
第6節 調査地(ランソン省ヴァンラン県タンラン社)の概要と位置づけ  21
第7節 研究史  23
第1項 タイー族・ヌン族に関する民族学及び歴史学研究/23
第2項 壮族研究/26
第3項 ベトナム少数民族政策史研究/31
序論 注/33

第I部 王朝・植民地支配期の“トー”・“ヌン”  47

第1章ベトナム王朝とフランス植民地支配  49
第1節 阮朝以前―ランソン省の土司とその起源  49
第2節 阮朝―土司制度から流官制度へ  51
第1項 阮朝の少数民族政策/51
第2項 阮朝期のトアットラン州(ヴァンラン県)の土司/53
第3節 フランス植民地支配  54
第1項 植民地統治と土司制度の衰退/54
第2項 フランス植民地支配期のトアットラン州(ヴァンラン県)/56

第2章タンラン社入植の歴史と“トー”?・“ヌン”?の成立  61
第1節 各一族の入植と家譜  61
第2節 地簿  65
第1項 地簿の概略/65
第2項 社の境界/67
第3項 土地所有状況/68
第3節 現在の集落別居住状況〔2000年代初頭時点〕  69
第4節 葬儀助け合い組織フェ  72
第1項 フェの仕事/72
第2項 フェの組織原理/74
第5節 社の俗例(郷約)  76
第6節 “トー”と“ヌン”の相違  78
第I部 注/83

第II部  革命運動とタイー族・ヌン族の貢献  99

第3 ほか

商品詳細

出版社名
三元社
サイズ
21cm
フォーマット
単行本

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