共異体の人類学
発売日:2026年7月
- ページ数
- 366p
- ISBN
- 978-4-86793-151-6
- 著者情報
- 石倉 敏明(イシクラ トシアキ)
1974年東京都生まれ。中央大学大学院総合政策研究科博士後期課程単位取得満期退学。多摩美術大学芸術人類学研究所助手、明治大学野生の科学研究所研究員などを経て、秋田公立美術大学美術学部アーツ&ルーツ専攻教授。専門は芸術人類学、神話学。2019年、第58回ヴェネチア・ビエンナーレ国際美術展日本館展示《Cosmo‐Eggs|宇宙の卵》に参加
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商品説明
多元化・多中心化する転換期の世界において、〈共同体〉という原理で社会を捉えることが難しくなりつつある―異なる存在が異なったまま形成されるような〈共同体〉のオルタナティヴの集合体を、私たちは想定することができるだろうか?人類学者としてインド・ネパールや日本の東北地方を中心に各地でフィールドワークを行なう一方で、第58回ヴェネチア・ビエンナーレ国際美術展に参加するなど実践的に芸術に取り組む著者が、〈共同体〉に代わる原理として〈共異体〉を提唱する。人類学と芸術を往還しながら、その概念を再創造し拡張することで、〈共異体〉の人類学的理解の地平を拓く。
目次
序論 共異体はなぜそう呼ばれるのか
第1部 「共異体論」序説(知の共異性をめぐって―アグノトロジーと存在論の人類学
外臓と共異体の人類学(聞き手:唐澤太輔))
第2部 共異体をめぐるフィールドワーク(共異体のフィールドワーク―多島海からの世界制作へ向けて
Cosmo‐Eggs 宇宙の卵
「地表空間」をめぐる旅と創造―生の軌道としての民族誌的芸術
生と死をふくむ風景―神話から考える未来の死との関係
魂の共異体としての遠野
獣の肉を食い、獅子の腹から生まれる―獣頭芸能に見る複数種)
第3部 芸術人類学の拡張(「共異体」としてのキメラ―人間と動物のあいだに
アートと人類学の地殻変動
サイボーグ・複数種・堆肥体―ダナ・ハラウェイによるコンタクト・ゾーンの拡張
異化されたゾミアの物語―アピチャッポン・ウィーラセタクン『真昼の不思議な物体』をめぐって
トールキンと現代の神話―準創造という概念をめぐって
「包み」と贈与 贈り物の根底を支えるもの)
第4部 共異体としてのジオカルチャー(鳥海山麓 ジオカルチャー
鳥海山麓 野生めぐり
コンタクト・ゾーンとしての秋田―『木村伊兵衛の秋田』をめぐって
魂と世界の表現について―「表現の生態系」展のために
鬼とパンク 天龍村坂部冬祭りについて
「東北」の芸術は可能か?
危機を乗り越える二つの方法)
商品詳細
- 出版社名
- 作品社
- サイズ
- 20cm
- 対象年齢
- 一般
- フォーマット
- 単行本
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