日本史のなかの中世日光山 忘れられた全盛時代

永井晋/著

発売日:2023年8月

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ページ数
213p
ISBN
978-4-86766-017-1

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商品説明

何をしでかすかわからない日本史!
信仰の山・日光の成立に始まり、中世日光山の全盛時代を頂点とし、鎌倉幕府と共に中世日光山の体制が崩れるまでを叙述した、中世日光山史。
群像劇ともいえるその歴史の、全盛時代から衰亡に至る道をたどり直す。
一人ひとりの人物が個性的であり、また宗教者であるが故に信念が強固であり、人脈も広い。ひとたび何かが動き出せば、多くの人を巻き込み、結果に向かって突き進んでいく――。
中世日光山という下野国中世史の物語では納まり切らない、日本史がここに。

【ともかく、中世日光山は鎌倉幕府の本拠地坂東にある寺院だよねと確認したくなるほど、自主独立の気風が強い。登場人物も信念を貫くから面白いし、それ故に、鎌倉幕府を中心に考えていくと、枠組みから外れた行動が目につく。日光は何をしでかすかわからないから面白いなと思っていただけたなら、本書の目論見は成功と考えている。】……「おわりに」より

目次

系図集
1 宇都宮氏とその縁者
2 大方氏系図
3 延暦寺本覚院相承系図(『門葉記』)
4 九条家系図
5 親王将軍系図
6 天台三昧流血脈

日光山歴代別当 (32代まで)

はじめに 中世日光山、忘れられた全盛時代

東照宮の影に隠れた中世日光山/中世日光山の範囲/日光山の信仰の形成/日光山の動乱期/中世日光山の全盛時代/終末期の鎌倉幕府と日光/日光と宇都宮

第一章 信仰の山 日光と宇都宮氏の誕生─古代?平安時代

第一節 信仰の山日光の成立
日光山信仰の始まり/勝道と空海を結びつけるもの/離れていく日光と宇都宮/那須余一と下野国一宮神事

第二節 平安文化の光と影
宇都宮氏の登場/下野国一宮二荒山神社/漢詩文の世界/国風文化の日光/「中禅寺私記」の世界/日光の星神信仰

第三節 宇都宮氏の登場
大法師宗円の日光山下向/複雑化する日光と宇都宮の関係/修学の山として発展を始めた日光山/日光山別当聖宣/下野国内での日光山の地位と武家宇都宮氏の成立/日光山と宇都宮氏が別の道を歩み始める時/源頼朝の介入失敗

第二章 信仰と勢力の分離─鎌倉時代前期

第一節 鎌倉幕府草創期の宇都宮氏
鎌倉幕府御家人宇都宮氏の成立/宇都宮朝綱の宇都宮社務職補任/宇都宮信房の立場

第二節 鎌倉幕府草創期の日光山
奥州藤原氏の滅亡/鎌倉に居ながら日光山別当に還任した隆宣/隆宣の失脚/密教をめざす隆宣と熊野修験の弁覚/密教の隆盛を見越す隆宣/密教を修得した隆宣/宇都宮朝綱の失脚/牧氏事件と宇都宮頼綱の上洛

第三節 弁覚の日光山復興
和田合戦と日光山/源実朝を慕う弁覚/弁覚がもたらした信仰の変容/日光山の堂舎修造

第三章 中世日光山の全盛時代─鎌倉時代中期

第一節 日光法印尊家の時代
新しい時代の始まり/尊家法印の鎌倉下向/鎌倉での尊家

第二節 日光山別当 ほか

商品詳細

出版社名
文学通信
サイズ
19cm
対象年齢
一般
フォーマット
単行本

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