小説啄木と牧水 覚えず君が家に到る
発売日:2024年3月
- ページ数
- 201p
- ISBN
- 978-4-86565-270-3
- 著者情報
- 富永 虔一郎(トミナガ ケンイチロウ)
編集者/文筆家。半世紀以上、出版社編集部員あるいはフリーランスとして生活誌『暮しの手帖』音楽誌『音楽通信』工芸誌『TeWaZa』ファッション誌『Spring』などの雑誌編集に携わる。並行して、ムックや書籍の編集者としても多くのジャンルの本を作ってきた。ジャズ書、ビートルズブック、アート写真集、絵本、翻訳文芸書、近代日本文学、ミステリー、ノンフィクション…など計数百点に及ぶ。1945年、熊本生まれ
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商品説明
生命の灯がまさに消えようとしている啄木。救いなき悲恋に懊悩する牧水。苦悩を抱えるふたりの間に交わされる友情。その向こうに立ち現れる明治の青春群像。啄木・牧水の生と死と愛を描く初の伝記小説。
初の啄木と牧水を主人公とした書き下ろし小説。
評伝小説の快作
詩人・歌人として天才の名をほしいままにするも、自由勝手な行動で周囲を翻弄する啄木。家族の軋轢、極限の貧困、そして不治の病により死が迫っている。いっぽう、旅と酒を愛し、時代を画する歌人となりながら、思いもかけぬ恋の行方に懊悩する牧水。「歌」に寄せて二人の間に生まれた深い友情も、まもなく消え去るのか…。明治末期、大逆事件など騒然とした社会状況の下、二人をめぐり、漱石、?外、鉄幹、晶子、白秋ら多くの文学者が交錯する。
★「若山君、僕はどうしても死にたくない。僕はまだ助かる命を金のないために自ら殺すのだ…。見たまえ、そこにある薬が二、三日来絶えているが、この薬を買う金さえあったら…、僕はすぐ元気を恢復する。だがうちにはもう二六銭しか金がないんだよ。しかも、もうどこからも金の入ってくる見込みはない…」「死ぬんだよ、いなくなるんだ。この石川啄木が。許せるかい、そんなことが…。まだ君と同じ二六なんだよ」死の五日前、混乱して必死に訴える啄木。だが、牧水にも金はない。(本文より)
目次
第一章 本郷弓町「喜之床」
第二章 牧水の恋
第三章 節子と喜志子
第四章 啄木の死
第五章 のちの想い
年譜
商品詳細
- 出版社名
- 言視舎
- サイズ
- 19cm
- 対象年齢
- 一般
- フォーマット
- 単行本
注意事項
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