大学入試の終焉 高大接続テストによる再生

佐々木隆生/著

発売日:2012年2月

  • 大学入試の終焉 高大接続テストによる再生
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ISBN
978-4-8329-3379-8

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商品説明

「大学全入」による大学入試の選抜機能の低下、高校の国民教育化に伴う必履修科目の縮減によって、機能不全に陥っている日本の高校・大学間接続にいかに対処するべきか。高校段階での客観的学力を把握する達成度テストの必要性を提起し、そのあるべき姿を提示する。

目次

はじめに 
  揺れた二〇一〇―一一年度入試 
  高大接続とは? 
  ボトムアップでの高大接続テスト検討のはじまり 
  高大接続テストへの案内 

第1部 高大接続テストを検討する
第1章 高大接続に何が起きているのか 
  高大接続の構成要素と機能不全 
 一 大学入試の選抜機能の低下 
  非学力選抜の増加――選抜は学力入試を意味しない 
  外形基準なしのAO・推薦入試の問題点 
  「大学全入時代」――「ユニヴァーサル段階」での大学入試の選抜力低下 
  少数科目入試の拡大 
 二 基礎的教科・科目の履修――教育上の高大接続に生まれた障害 
  入試だけが問題ではない 
  「普通教育の完成」をめざした学習指導要領 
  「普通教育の完成」の終焉 
  教育課程弾力化が高大接続にもたらした結果――学力把握の入試への依存 
 三 日本型の高大接続機能を回復させるのは可能か 
  大学入試の選抜機能回復は可能か 
  高校での教育課程を元に戻すのは可能か 

第2章 日本型高大接続の転換のために――何が問題なのか 
 一 高校と大学の接続という課題 
 二 教育上の高大接続のための学力把握の必要性 
  高大接続の二つの側面――教育上の接続と選抜 
  入試に依存した学力把握は適切か 
  共通の学力把握――教育上の高大接続の仕組みの必要性 
 三 日本型大学入試の転換の必要性 
  日本型大学入試の特殊性としての個別の学力入試 
  学力入試の成績に依存する選抜 
  学力試験の有効性 
  得点序列による選抜の有効性 
  あまりに多い大学入試の出題教科・科目のパターン 
  共通の学力把握を基礎にする大学入試改革の必要性 
 四 普通教育の再構築と高大接続 
  「第三の教育改革」と高大接続 
  日本型高大接続の変容 
  普通教育と個性重視の教育は対立するか 
  どのようにして普通教育に基づく高大接続を実現するのか 
 五 初年次教育・リメディアル教育の構築に向けて 

 その他

商品詳細

出版社名
北海道大学出版会
対象年齢
一般
フォーマット
単行本

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