現代日本語における意図性副詞の意味研究 認知意味論の観点から
発売日:2023年1月
- ページ数
- 334p
- ISBN
- 978-4-8234-1171-7
- 著者情報
- 李 澤熊(イ テグン)
名古屋大学大学院国際言語文化研究科日本言語文化専攻博士後期課程修了。博士(文学)。名古屋大学留学生センター専任講師を経て、名古屋大学国際言語センター准教授。専門は現代日本語の意味論、日本語教育、日韓対照
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商品説明
現代日本語の副詞に関する諸研究を整理・検討し、認知言語学の観点を視野に入れ、意図性に関わる副詞的成分22語の副詞における位置付けを提案する。また、従来の優れた意味分析の手法に加え、認知意味論の主要概念を援用し、22語のそれぞれの意味と相互の意味の類似点・相違点を明らかにすることによって、日本語の意味研究に新たな端緒を与えるとともに、他の品詞に比べて遅れをとっている副詞研究のさらなる発展・深化を目指す。
目次
第1章 はじめに
1.1 研究の対象と目的
1.2 理論的立場
1.3 本書の構成
第2章 意味分析の方法
2.1 意味分析の基本的な考え方と方法
2.2 類義語について
2.2.1 類義語の定義付け
2.2.2 類義語の認定基準
2.3 多義語について
2.3.1 多義語の位置付け
2.3.2 多義語分析の方法
2.4 認知言語学の基本的概念
2.4.1 プロトタイプ
2.4.2 カテゴリー化
2.4.3 家族的類似性
2.4.4 ベースとプロファイル
2.4.5 フレーム
2.5 意味分析の手順
第3章 副詞とは何か
3.1 はじめに
3.2 先行研究
3.2.1 山田(1936)『日本文法学概論』
3.2.2 時枝(1950)『日本文法 口語篇』
3.2.3 渡辺(1957)『日本文法講座1 総論』
3.2.4 橋本(1959)『国文法体系論』
3.2.5 市川(1976)『岩波講座日本語6 文法I』
3.3 副詞の定義
3.4 副詞の分類
3.4.1 情態副詞
3.4.2 程度副詞
3.4.3 陳述副詞
3.5 第3章のまとめ
第4章 意図性副詞とは何か
4.1 はじめに
4.2 先行研究
4.2.1 中右(1980)「様態の主語副詞」
4.2.2 工藤(1982,2000)「叙法副詞」
4.2.3 仁田(1983,2002)「主体めあて/主体状態の副詞」
4.2.4 宮島(1983)「情態副詞」
4.2.5 森本(1994)「主語の主観的/心理的態度を表現する副詞」
4.2.6 高木(1997)「陳述詞」
4.3 意図性に関わる22語の副詞における位置付け
4.4 第4章のまとめ
第5章 意図性に関わる22語の階層構造
5.1 はじめに
5.2 先行研究
5.3 階層構造の基準
5.3.1 主体の行う行為が意図して行う行為であるか、意図しないで行う行為であるか
5.3.2 主 ほか
商品詳細
- シリーズ名
- ひつじ研究叢書 言語編第193巻
- 出版社名
- ひつじ書房
- サイズ
- 22cm
- フォーマット
- 単行本
注意事項
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