言語進化学の未来を共創する
発売日:2022年10月
- ページ数
- 311p
- ISBN
- 978-4-8234-1161-8
- 著者情報
- 岡ノ谷 一夫(オカノヤ カズオ)
帝京大学先端総合研究機構教授。専門:生物心理学
藤田 耕司(フジタ コウジ)
京都大学大学院人間・環境学研究科教授。専門:進化言語学、理論言語学
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商品説明
階層性と意図共有を言語進化の2つの柱として、言語学および脳科学・生物学など各関連分野から未来の言語進化学への提言を行う。本書は、文科省新学術領域研究『共創言語進化』を進める中で組織された「若手の会」メンバーにより企画され、若手による意欲的な論考12編と、領域計画班代表5名によるコメント論文、そして自由闊達な座談会からなる。2022年9月に金沢で開催の国際学会『言語進化合同会議』(JCoLE)開催記念出版。
目次
まえがき
「若手の会」について
第1章 言語進化の2つの柱 岡ノ谷 一夫
1. 学術的背景
2. 統合の方向性
3. 作業定義
第I部 階層性
第2章 生成文法にとっての言語進化 松本 大貴
1. 生成文法の展開
2. 極小主義と言語進化
3. 言語の進化=併合の進化か
4. 結びにかえて
第3章 言語から考える人間の本性と在り方 赤池 敬
1. はじめに
2. 二重過程理論
3. 言語と理性の働き
4. 人間と人工物の融合
5. おわりに
第4章 自然数は階層構造に依存するか 中井 智也
1. カウンティング階層構造依存仮説
2. ヒトにおける複数の数量把握能力
3. カウンティング能力と言語能力の対比
4. まとめと展望
第5章 階層構造の外在化における言語外的特徴 岡久 太郎
-統語的曖昧性を解消するジェスチャー
1. 言語の階層性と線条性から生じる曖昧性
2. 発話の統語構造とジェスチャーに関する先行研究
3. 統語的曖昧性を持つ発話に共起するジェスチャーの内容に関する実験的調査
4. 調査結果の分析と考察
5. 原始的ジェスチャーとマルチモーダル性を持ったジェスチャー
第6章 言語神経科学のこれまでとこれから 松本 大貴・中井 智也
1. 言語進化研究にとってなぜ神経基盤の解明が重要なのか
2. 乱立する言語脳地図と考えられるその要因
3. これからの言語神経科学へ向けて
第7部 第I部コメント ヒトらしい心の探究における階層性 橋本 敬
1. 生成文法にとっての言語進化(松本大貴)
2. 言語から考える人間の本性と在り方(赤池敬)
3. 自然数は階層構造に依存するか(中井智也)
4. 階層構造の外在化における言語外的特徴─統語的曖昧性を解消するジェスチャー(岡久太郎)
5. 言語神経科学のこれまでとこれから(松本大貴・中井智也)
6. おわりに
ほか
商品詳細
- 出版社名
- ひつじ書房
- サイズ
- 22cm
- フォーマット
- 単行本
注意事項
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