語用論的方言学の方法

小林隆/著

発売日:2023年2月

  • 語用論的方言学の方法
  • 語用論的方言学の方法
ページ数
567p
ISBN
978-4-8234-1150-2
著者情報
小林 隆(コバヤシ タカシ)
1957年新潟県に生まれる。東北大学大学院文学研究科博士後期課程退学。博士(文学)。国立国語研究所言語変化研究部研究員・主任研究官、東北大学文学部助教授を経て、東北大学大学院文学研究科教授

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商品説明

近年、語用論の発展はめざましいものの、歴史語用論や社会語用論に比べ、日本語の地理的側面についての語用論は遅れている。本書はそうした状況を踏まえ、方言学の世界に語用論的な見方を導入し、新たな方言学を切り拓こうとするものである。対象は言語行動、談話に留まらず、オノマトペや感動詞の運用、文法論との接点に及ぶ。また、それらの現象を背後から操る「言語的発想法」の地域差をあぶり出そうとするところに特色がある。

目次

まえがき

序章 語用論的方言学への誘い
1. 本書が提示したいこと
2. 本書の構成と内容


I 原理・方法論

第1章 語用論的方言学の目的と方法
1. 「語用論的方言学」とは何か
2. 本書における語用論的な視点
3. 本書の対象とそのとらえ方
3.1 本書が対象とする言語分野
3.2 対象のとらえ方について
4. 語用論的方言学の意義

第2章 語用論的方言学の視点 「言語的発想法」について
1. 言語態度への注目
2. 「言語的発想法」について
2.1 「言語的発想法」とは
2.2 「言語的発想法」の構造化
3. 「言語的発想法」の社会的側面
3.1 社会と言語活動の関係モデル
3.2 「言語的発想法」と言語環境
3.3 言語環境と社会環境
4. 「言語的発想法」の地理的傾向

第3章 語用論的方言学の資料(1) 概説、および、『生活を伝える方言会話』の制作
1. 本書の資料概説
2. 『生活を伝える方言会話』の制作
2.1 語用論に求められる談話資料
2.2 言語行動の枠組みに基づく記録
2.3 具体的な設定場面
2.4 収録方法
2.5 今後に向けて

第4章 語用論的方言学の資料(2)「話し方の全国調査」の実施
1. 言語行動の全国調査
2. 調査の目的
3. 調査の方針
4. 調査の概要
4.1 調査方法
4.2 調査対象者
4.3 調査票・質問方法
5. 調査項目の設計
5.1 目的別言語行動の一覧
5.2 先行する調査との関係
5.3 調査項目一覧
5.4 想定する話し相手
6. 本書のデータ
7. 調査データの研究上の射程

第5章 語用論的方言学の調査法 「擬似会話型面接調査」の試み
1. 会話の特徴に迫る調査法
2. 「擬似会話型面接調査」とは
3. 調査内容
4. この方法の有効性と限界

 
II 各論

(1)言語行動・談話
【挨拶・儀礼】

商品詳細

シリーズ名
ひつじ研究叢書 言語編第191巻
出版社名
ひつじ書房
サイズ
22cm
フォーマット
単行本

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