消え去る立法者 フランス啓蒙における政治と歴史
発売日:2023年2月
- ページ数
- 491,30p
- ISBN
- 978-4-8158-1120-4
- 著者情報
- 王寺 賢太(オウジ ケンタ)
1970年ドイツ連邦共和国デュッセルドルフに生まれ、北九州市八幡に育つ。現在、東京大学大学院人文社会系研究科准教授
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商品説明
かつてこんなふうに読まれたことがあっただろうか。モンテスキューとルソー、そしてディドロへ。彼らが格闘し、解き明かし、残した問題とは何か。新たな共同体の創設という課題に直面し、法の根拠を問い直す重層的なテクストを読み抜き、「啓蒙」をクリシェから解き放った、気鋭の労作。
かつてこんなふうに読まれたことがあっただろうか――。モンテスキューとルソー、そしてディドロへ。彼らが格闘し、解き明かし、残した問題とは何か。新たな共同体の創設という課題に直面し、法の根拠を問い直す重層的なテクストを読み抜き、「啓蒙」をクリシェから解き放つ、気鋭の労作。
※お届け日が変更になりました
3月3日→3月7日
目次
凡例
序 章 フランス啓蒙における立法者論の問題設定
――政治と歴史のあいだ
1 立法者の孤独――創設のアポリア
2 歴史のなかの立法者――「一八世紀フランス」というコンテクスト
3 「消え去る立法者」の理論的布置――「自然状態」からの分岐
4 本書の構成
第一篇 モンテスキュー――『法の精神』
I 統治という回路
――『法の精神』における法律・政体・歴史
1 モンテスキューの位置
2 法とその諸関係――『法の精神』第一篇「法一般」
a 「法=関係」からの「派生」
b 回顧的錯覚の批判と人間関係の生成
c 「法の精神」とは何か
3 政体の原理・一般精神・習俗
a 政体の本性と原理――『法の精神』第二篇・第三篇
b 一般精神・習俗・立法者――『法の精神』第一九篇
II 一種の革命家
――フランス中世法制史とモンテスキューの立法者論
1 『法の精神』第六部へのイントロダクション
a 奇妙な結論――『法の精神』第二九篇
b ローマか、ゲルマンか――フランス王国起源論争というコンテクスト
2 簒奪なき諸革命――『法の精神』第三〇篇・第三一篇
a 「体系」から遠く離れて――ブーランヴィリエとデュボスの回顧的錯覚の批判
b ゲルマン人の習俗への遡行
c 事物の秩序――封地の一般化の過程
d 封建的統治の戴冠
e 「イタリアだ、イタリアだ!」
3 新しい姿への変身――『法の精神』第二七篇・第二八篇
a もうひとつの「起源」からの再出発
b ゲルマン法とローマ法
c 「ゲルマン法の一般精神」からの派生――決闘とフランス人の習俗
d 道理なきものの道理――決闘の法理学
e モンテスキューの消え去る立法者――聖王ルイの肖像
f 「エジプト」からの回帰
第二篇 ルソー――『人間不平等起源論』から『社会契約論』へ
商品詳細
- 出版社名
- 名古屋大学出版会
- サイズ
- 22cm
- フォーマット
- 単行本
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