鯨と捕鯨の文化史
発売日:2022年11月
- ページ数
- 421,24p
- ISBN
- 978-4-8158-1102-0
- 著者情報
- 森田 勝昭(モリタ カツアキ)
1951年生。名古屋大学助教授、甲南女子大学教授、同学長などを経て、甲南女子大学名誉教授
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商品説明
毎日出版文化賞受賞。時代とともに次々と姿を変える鯨は、常に人間社会を映し出す鏡だった。近代捕鯨の誕生から現在の捕鯨問題まで、400年にわたる歴史を解読し、東西の捕鯨文化を浮彫りにするとともに、自然と人間の関係を鋭く洞察。
鯨は人間にとって重要な生活財であると同時に、その巨体はいつの時代にも人の心を魅了し、意味の産出を促す「文化的」存在でもあった。本書は、捕鯨活動400年の歴史を通じて、東西の捕鯨文化を浮彫りにするとともに、自然と人間の関係を鋭く問い直した力作である。
目次
はじめに――風を捕え、影を捉ふる
第1章 鯨の「発見」
――近代捕鯨の誕生
1 鯨革命の時代
2 ホエール・ウォッチングとアメリカ
3 近代捕鯨の誕生
4 スピッツベルゲン島捕鯨――法律論争と情報戦争
5 北極圏捕鯨の実際
第2章 ヤンキー・ホエーラーズ
1 ヤンキー・ホエーラーズの誕生
2 拡張の論理(1)――大西洋
3 拡張の論理(2)――ケープホーンと捕鯨
4 拡張の論理(3)――オーストラリア
5 拡張の論理(4)――太平洋
6 拡張の論理(5)――黄金時代への数量的アプローチ
7 典型的捕鯨船ジェームズ・ローパー号の場合
8 レイ・システム――捕鯨船の日常生活
9 鯨をどう見たか
第3章 鯨組と鯨
1 古代日本列島の鯨利用と基本捕鯨
2 鯨意識の高まりと鯨革命
3 鯨組の成立
4 鯨組の組織
5 有機的共同体としての鯨組
6 儀式としての捕鯨
7 母子鯨
第4章 鯨を書く、鯨を考える
1 旅行記と鯨
2 北極圏捕鯨の文書
3 捕鯨専門書の登場――ロマンティシズムとヒロイズム
4 科学と共和主義
5 鯨文書の黄金時代
6 白鳥の歌
7 本草学と鯨
8 鯨専門書の登場
9 鯨専門書の発展
10 一角の道
11 「文化」としての捕鯨――『勇魚取繪詞』の世界
第5章 鯨よ、あれがウラガの灯だ!
――漂流民と捕鯨船
1 捕鯨船の影
2 長者丸漂流物語
3 「セップ・ゼンロッパ」――救出に当たった船
4 「二十四日朝かと覺申候」――救出の日
5 「ヲイメンタンヌイベルフル」――出会った捕鯨船
6 「ダーフと申すもの有之候」――捕鯨船の食事
7 「この水目にしみ申候」――捕鯨船の日常生活
8 漂流民の見た捕鯨作業
ほか
商品詳細
- 出版社名
- 名古屋大学出版会
- サイズ
- 22cm
- 対象年齢
- 一般
- フォーマット
- 単行本
注意事項
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