ノン・ルフルマン原則と外国人の退去強制 マクリーン事件「特別の条約」の役割

安藤由香里/著

発売日:2022年11月

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ページ数
331p
ISBN
978-4-7972-8253-5
著者情報
安藤 由香里(アンドウ ユカリ)
1970年10月愛知県名古屋市生まれ。2018年4月大阪大学国際公共政策研究科招へい准教授

¥10,780 税込

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商品説明

難民条約の限界を明確化。ノン・ルフルマン原則の除外と例外を実証的に分析。人権条約に基づく評価基準から国内裁判事例を精査し、日本の問題を明らかにする。拷問禁止委員会および自由権規約委員会の実行を検討。

◆〈ノン・ルフルマン原則〉を実証的に分析―人権条約の評価基準から国内裁判例を精査し,日本の問題状況を明らかにする◆
近年,その適用基準である「重大な損害」として,「拷問や非人道的な取扱い等」「生命に対する権利」「無差別暴力」のみならず,「子どもの最善の利益」「環境避難民」をも認識され,より一層その重要度を増す原則を,実証的に分析。難民条約の限界を明確化する,研究から実務まで有用の書。

目次

『ノン・ルフルマン原則と外国人の退去強制 ― マクリーン事件「特別の条約」の役割』
 安藤由香里(大阪大学国際公共政策研究科招へい准教授) 著


【目 次】

はしがき

◆序 章

1 本書の目的と対象
2 本書の概要と構成
第1部の構成
第2部の構成

◇第1部 ノン・ルフルマン原則と主要な問題点◇

◆第1章 難民とノン・ルフルマン原則

1 難民条約上のノン・ルフルマン原則で保護される者の射程
2 既に領域内に存在する者
3 国境における入国禁止
4 除外条項と「重大な」犯罪の意味

◆第2章 国際人権条約のノン・ルフルマン原則

1 国際人権条約のノン・ルフルマン原則の構造
2 拷問等禁止条約のノン・ルフルマン原則
3 ノン・ルフルマン原則の拷問等禁止条約への明示経緯
4 拷問等禁止条約のノン・ルフルマン原則の特徴
5 拷問等禁止条約の絶対性

◆第3章 欧州人権条約のノン・ルフルマン原則

1 拷問禁止委員会と欧州人権裁判所の関係性
2 欧州人権条約における拷問禁止の絶対性
3 欧州人権裁判所におけるノン・ルフルマン事例の発展

◆第4章 自由権規約におけるノン・ルフルマン原則

1 自由権規約におけるノン・ルフルマン原則の萌芽
2 自由権規約委員会の見解によるノン・ルフルマン原則の発展
3 生命に対する権利とノン・ルフルマン原則

◆第5章 間接送還とノン・ルフルマン原則

1 難民条約の間接送還の禁止
2 拷問等禁止条約の間接送還の禁止
3 欧州人権条約の間接送還の禁止
4 退去強制からの救済と仮保全措置
5 拷問禁止委員会の見解

◆第6章 難民不認定となった者の保護

1 ノン・ルフルマン原則による補完的保護 ほか

商品詳細

シリーズ名
学術選書 227 国際法
出版社名
信山社
サイズ
22cm
フォーマット
新書・選書

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